11月に入ってようやく秋といった感じでしょうか。
毎年10月頃に台風がやってきて、雨風で夏の名残や雲を吹き飛ばし、空が高くなって秋になるような気がします。
とはいえ、ここ数年は夏の残業過多で秋が全然仕事せずに冬が出勤してきていたように思いますので、今年の秋は季節の風情が楽しめればいいですね。
そんな時期。
ようやく…本当にようやく、やっと、みんともさんとドライブお泊まりオフ会に行くことができました…!
どんなに待ち焦がれ、もうこのまま一緒に行けることはないのかなと悲痛に暮れそうにもなりました。
そんな僕にせめてもの報いなのか、みんともさんとのオフ会の時はほとんど雨か曇りだったのが、なんとかお天道様が姿を見せてくれていました。
時々メールや電話で話させてもらってはいたものの、待ち合わせ場所で待っていてくれたみんともさんの姿を見た時、もう、いろんな感情が爆発しそうでした。
久しぶりに直接会うみんともさんにいつも以上に緊張して挙動不審っぷりに拍車がかかっていたことが自覚されましたが、みんともさんはいつものように優しく話してくれていました。
…みたいな、僕の心情を書いていたところで気持ち悪いだけですので…
今回は天候に恵まれたこともあり、これまでに訪れたけど雲っていてちょっと残念だった場所に再訪してみましょうということになっていました。
まずは以前訪れた直後に震災が起こった場所へ…。
以前来た時には大きな風車が立ち並んでいたのですが、羽根がなくなっていたものがいくつかありました…。
以前は向こうの広場みたいになっている場所から壮大な景色が眺められたのですが、やはり震災に影響か立ち入り禁止になっていました。
次の場所に向っている途中で見つけた、あからさまに胡散臭い、B級珍スポットみたいな神社。
しかし、金運のご利益があるようで、けっこうたくさんの方が訪れていました。
朱ではなく紅に塗られた社殿の上のほうには何故か洋風庭園。
奇妙な玉に念を送り始めるみんともさんw
雄大な山の景色とおかしな神社と奇妙な西洋庭園が1度に楽しめる?不思議な場所でしたw
次に訪れた場所。ここには初めて来ました。
ここを上っていくと…
素晴らしい景色が眺められる場所でした。
みんともさんが自然の景色が好きな理由の「人智が及ばないから」ということがよくわかります。
しばらく誰も来ませんでしたので、圧倒的な景色を前に、しばらくここで色々な話をさせてもらいました。
以前来た場所ですが、みんともさんが特に気に入った場所で、もう1度行ってみたいということで訪れました。
ここは主に音楽イベントが開催されるようで、みんともさんが「こういう場所で松山千春さんが『大空と大地の中で』を歌ってくれたらすごく感動するでしょうねぇ~♪」と話していました。
それを想像するだけで胸が熱くなるくらい、確かにそのとおりだと思いました。
それにしても、こういう発想がポンポン飛び出てくるあたり、やはりみんともさんの感性はすごいです。
次にやって来たのは、僕が是非みんともさんと行ってみたいと思っていた駅。
超デブキモオタの僕らしく、鉄道もちょっと好きなんです^^;
みんともさんみたいな女の子が存在するとわかっただけでもそれまでの僕にとっては衝撃的だったのに、こうして仲良くしてもらって色々な妄想や願望を叶えてもらえてるなんてまさにエロゲの世界に迷い込んだ状態ですし、こうして一緒に駅巡りもしてもらえるなんて本当にもう…。
そんな僕の気持ち悪い心情はともかく。
小さくも温かみのある駅舎の横には、恐らく朝にここから電車で通学した中学生のものでしょう、1台の自転車がヘルメットと共に置かれていました。
みんともさんはそれを見て、「いつかこの子もこの駅から学校より遠い場所に旅立つんでしょうね」と、とても感慨深げでした。
駅舎の雰囲気、ホームから見える素晴らしい景色、ここが某CMの舞台となったこと。
そんなことより、ひっそりと置かれた自転車を見て、その背景にある物語に想いを馳せる。
こうしてみんともさんと一緒に旅行してもらえるのは久しぶりでしたが、みんともさんの感受性の豊かさにはいつも本当に驚かされます。
気づけばお昼過ぎでしたので、お腹もすいていたので道の駅に立ち寄ったところ、猿まわしが行われていました。
みんともさん、猿まわしに夢中。
猿まわしを見た後はちょっと奮発…というより、今のうちにおいしいものを食べておきましょうということで、焼肉。
空腹のあまり食べる気満々のみんともさんw
そこそこいい値段がしましたのでおいしいことはおいしかったのですが、みんともさんが少し分けてくれたものの、僕には量が足りませんでした^^;
この道の駅でみんともさんはご家族やご友人や職場の方々へ、僕は母とN君へのお土産を購入。
次に訪れたのは、みんともさんが見つけた場所。
絵本に出てくるような森をイメージした場所だそうで、確かにそういう雰囲気の場所でした。
こういう場所で軽食でも取りながらのんびりするとさぞ満たされた時間になるのでしょうが、到着するのが遅かったため小一時間ほどで閉鎖時間になりました。
そしていよいよこの日の宿へ。
グーグルマップでさえここまでの道が表示されていないほどの山奥かつ、谷底にある温泉宿。
「ほ、本当にこっちですよね…?」と、不安に駆られながら到着しました。
宿の部屋は戸建ての離れ。
今回ばかりは離れじゃないと色々と…はい…。
部屋の扉を開けたらいきなり脱衣所!
びっくりしましたw
それもそのはずで、この宿は本来は立ち寄り湯を目的とした温泉。
この部屋も日中は時間単位での家族風呂的な貸切湯として使われている様子。
でも、宿泊を希望する人には居間と寝室を開放しますよ、みたいな感じのようでした。
正直なところあまり期待していなかったのですが、かなりきれいな部屋でした!
そしてなによりこのお風呂!
大人が3~4人は入れそうなたっぷりとした石風呂に源泉100%のかけ流し。
これだけの広さの浴槽に僕のような超デブが浸かると、ものすごい勢いでお湯が溢れ出すのですが、それがまた贅沢な気分にしてくれます。
一般の温泉宿とは違い、お部屋には最低限の物しか準備してありませんが、小さいながらワインが用意してありました。
僕のような者がワインの良し悪しなんてわかるはずもありませんし、そもそもお酒は極端に弱いのですが、それでもちょっと嬉しかったです。
食事のない素泊まりの宿ですが、ポットも電子レンジもありますので、夕食は途中のスーパーで買ってきたお惣菜とお弁当でした。
宿泊時の受付も立ち寄りの貸切湯そのままの感じで、どうぞと鍵を渡されるだけでとてもお気楽。
素泊まりとはいえ、戸建ての離れ、きれいな居間と寝室、部屋付の広い石風呂に源泉100%のかけ流し、これだけ揃ってなにより安い!
たどり着くまでの道はちょっと恐いですが^^;
みんともさんとのお泊まりオフ会は数ヶ月ぶり。
N君とのこともありますし、僕がどういう状態だったか、もう…はい…。
結局ほとんど眠らずに朝を迎えました…。
そして翌日も、以前行ったけど雲っていた場所へ再訪しました。
さすがに晴れていると気持ちのいい眺めでした!
ここにある展望台に観光地によくある幸せの鐘みたいなのがあったのですが、みんともさんが軽く鳴らしてみたら予想よりはるかに大きな音で、まさに警鐘というくらい鳴り響いて、2人で焦りまくりましたw
周辺はちょっとした自然公園みたいになっていて、しばらくのんびりと散歩していました。
どうやらこの辺りが登山口になっているようで、多くの方が登山姿で訪れていました。
次に訪れた場所も以前曇っていて残念だった場所。
ここに来るまでの道は舗装されてない砂利道がけっこう続き、みんともさんのCX-5も僕と同じガソリン仕様の2WDではありますが、こういう道だと頼もしく感じます。
さすがに晴れだとすごい景色でした!
小高い丘が続く地平線の先には大きな山が見え、その景色の中に人工物が目につかないってすごいと思います。
以前来た時は曇りだったせいか僕たちの他に訪れていた人達はそんなにいなかったのですが、今回は多くの方が訪れていました。
晴れだったせいもあるのでしょうが、それ以上に某マンガの実写化の際に撮影として使われたことも大きいのでしょう。
その中には恐らく地元の分校の生徒らしき、5人くらいで男子だけでしたが学校のジャージを着て引率の先生らしき方と遠足に来ていたようでした。
みんともさんは、遠足でこんなとこ来れるなんてすごいと羨ましそうで、確かにこういう場所で育っていたら僕ももう少しまともな人間になれていたかもしれません…。
この後はそろそろお時間ということで、帰ることに…。
帰りはひたすら高速を走り抜けて待ち合わせ場所でもあった解散場所に向かうのですが、途中で運転を交代してからはさすがにみんともさんはすぐに眠ってしまいます。
それは往々にして僕のせいに違いないので、すやすやと眠るみんともさんの横でいつも申し訳ないと反省しながら運転しているのですが、また次のオフ会でも同じことになるのでしょう…。
そして解散場所へ着き、あらためて何度もお礼を言って、別れ際にはいつも僕は泣きそうになってしまうのですが、今回は本当に久々だったこと、その間も僕が収容されている間もN君がみんともさんと数回会っていることなどから、寂しさや嫉妬の感情でいつも以上に辛かったです^^;
寂しさはともかく、嫉妬に関してはN君は僕以上でしょうし、その辛さも分かち合うことにしていますので覚悟の上ですが、それでもやっぱりみんともさんが手を振って見送ってくれる姿がサイドミラーから見えなくなった時にはやはり涙がボロボロと…^^;
いや、我ながら本当にキモいですね^^;
そういう感じで、珍しく天候には恵まれたものの、いつも以上にお別れが辛かった今回のお泊まりオフ会ですが、今度はそんなに日が経たない内にまた一緒に行ってもらえそうなので、それまでの間また悶々として鬱屈とした日々を耐え抜こうと思います^^;