なにか更新したいと思いつつも、特にこれといったことがなく、約3ヵ月の放置。
せいぜい今年のコミケでお気に入りの作家さんの新刊の薄い本を買ったくらいで、あとは相変わらず部屋に引き篭もってエロゲな夏の日々でした…。
しかし、僕のような超デブキモオタ中年が不要に外出しても周囲の方の不快指数を上げるばかりですので、これは社会への貢献かもしれません。
そんな夏も過ぎ、朝晩涼しい日が増えてきて秋っぽくなってきたようですが…。
超デブの僕はそんなこと感じません!
まだまだ汚汗ダラダラです。
という、毎年この時期になると同じような文章を打っていますが。
ちょっと前のことになってしまうのですが、世間的には夏が終わりかけていた頃、久々にみんともさんとドライブお泊まりオフ会に行くことができました。
夏の間のみんともさんの多忙さはよくわかっているのですが、それでも一目見れるだけでもとみんともさんのお仕事現場を遠くから見に行ってモヤモヤ悶々としたりしましたが…。
そんなことするから気持ち悪いんですよね、わかってます…。
しかしさすがにみんともさんも色々と疲れた夏だったようで、今回の行き先も「静かでのんびりしたとこがいいです」というご希望でした。
いつもどおり一週間前から発電すれども放電せずの儀式を執り行い、久々に会えたみんともさんの姿を見ただけで漏電状態になりながら向かった先は…。
駅巡りです…やはり僕の趣味に付き合わせてしまいました…。
山奥にある秘境駅というわけでもないのですが、駅舎とホームに向かう階段が特徴的な駅でした。
駅巡りに付き合ってくれるみんともさんのお楽しみの駅ノート。
この駅もまたどうやって描いたのか、とても上手なイラストが多数あり、みんともさんもメッセージを書き込んでいました。
イラストの他にもたくさんの書き込みがあり、様々な人の思い出の綴られた駅ノートは読んでて飽きません。
そういったわけで今回もまた駅巡り…をするわけなのですが、目的はそれだけではなく、静かできれいな景色を見ながらのんびりとドライブすること。
その2つを同時に楽しめるのが今回行ってきた清流に沿って走る鉄道路線…に沿って走るコースなのでした。
本当なら美しい川の流れを見ながら電車で行きたいところなのですが、時間的に厳しいので…。
それでも深い山の中を流れる清流沿いの道はとても気持ち良いものでした。
路線を追いかけるように車を走らせ、途中で面白そうな駅に寄ってみるわけです。
ここは危うく見落としそうになる駅でした。
ここでもまた駅ノートにメッセージを書き込み、ご満悦のみんともさん。
この駅もまた趣き深いものがあると思うのですが、ここに来る途中の道が特に印象深いものでした…というのが…
沈下橋を渡って行くのでした。
そんなこと知らなかったのでかなり驚きましたし、ちょっと恐かったです^^;
みんともさんも非常に驚いていましたが、「帰りは私に運転させてください!」と興奮していました。
その沈下橋の横から川原に下りれそうだったので下りてみるわけです。
とてものんびりとした、時間がゆるやかに流れていくような雰囲気でしたので、川を眺めながらまったりと話しこんでいました。
「できればこういう場所で夏を過ごしたいですねぇ」というみんともさん。
きれいな景色だけでなにもない場所なのですが、そういう場所で季節を楽しめるのはもしかして贅沢なのかもしれません。
そして僕達がおっかなびっくりで渡った沈下橋は大きなトラックが何台も渡って行って、さらに驚きました。
のんびりしすぎたため、お昼時を過ぎてしまっていましたが、この辺りで昼食にすることに。
せっかくの旅行ですし、ちょっと贅沢したり、スローカフェみたいなオサレなお店にするべきなのでしょうけど…
昼食はこれでした。
この辺りにこれがあると知って、昼食には是非これを食したいと思っていたのですが、さすがに若い女の子にこれは…と思って予めみんともさんにお伺いしてみたところ…
「あれがあるんですか?! 食べたいです!」と、かなり喜んでくれたのでした。
なんでも、好きだったアニメに出てきたようで、1度見てみたかった、食べてみたかったそうなのです。
大喜びでお金を投入し、その出来上がりの早さに「すごいすごい!」と喜び、おいしいですねぇ♪と、ご満悦なみんともさん…。
こんなにかわいくて若い女の子が350円のうどんでこんなに喜んでくれるなんて本当にありがたいというか…。
高台にあるホームを見上げるちょっと変わった駅。
入口を見つけるのがちょっと大変でした。
駅へ渡る橋で川を眺めていたら電車がやってきて、すかさず手を振るみんともさん。
窓際の席の方がみんな振り返してくれてみんともさんは大喜びでした。
終着駅。なかなか趣きのある良い駅舎。
駅舎の中には本当にちょっとしたお土産が並んでいたりして、電車の発車時刻が近づくにつれて少しずつ人が増えてきました。
といっても、片手で足りるくらいですが…。
みんともさんみたいな若い女の子が観光で来ていたのが珍しいのか、はたまた「すごいおばあちゃんっ子」と自称するみんともさんのオーラを感じたのか、それともやはりここでも「誰からでもすぐに話しかけられる」というみんともさんのパッシヴスキルが発動してしまったのか、地域の方であろうおばあさんから話しかけられていました。
相手がおばあさんだったこともあるのか、まるで呼びかけられた子犬が尻尾を振って寄っていくようにおばあさんの隣に座ってあれこれと会話を弾ませていました。
途中でおばあさんのご友人も加わり、すっかり気に入られた様子のみんともさんは「ここにお嫁に来ない~?」と口説かれていました。
みんともさんが地域のおばあさんからその言葉を言われているのを聞いたのはこれで2回目。
即ち…。
僕はおばあさん達からも「そういう相手」ではないと見られているということですね…^^;
改札でおばあさん達を見送ったみんともさんはとてもご機嫌でした。
これで行程は終了となり、この日の宿であるここから少し離れた温泉街に向かいました。
けっこう歴史の深い温泉地なのですが、さほど温泉街の雰囲気を感じない場所でした。
今回の宿泊は大きな大浴場を備えた観光ホテル。
そこそこ広いお部屋でしたし、他の部屋から離れた角部屋というのが色々ととてもありがたかったです…。
この日の夕食は地元のお店、居酒屋にしましょうと話していたのですが…。
僕は超デブキモオタ醜男といっても一応、男です。
しかもみんともさんよりずっと年上です。
いつもはオロオロとみんともさんに「ど、どのお店にしましょうか…」と相談していたのですが「今日は僕が選びます!」と、無理して男らしくしようとしたのです。
そして「ここにしましょう!」と、選んだ居酒屋に入ったのです。
僕みたいな超デブキモオタ醜男がそんな人並みなことをしようとしてもうまくいかないということは、これまで何度も経験してきたのにまったく懲りてないんですね、僕は。
店内でみんともさんに何度も謝り「早く出ましょう」ということになり、勝手に運ばれてきた料理もきっちり会計に乗せられていました…。
お店を出て何度も謝る僕に怒るでもなく「まあまあまあ♪」と慰めてくれて、結果、全国どこにでもあるファミレスで「こっちのほうが安心ですね♪」と、嬉しそうにしてくれて…。
本当に情けないかぎりです…なんでこんな惨めな豚男にこんな子が…。
そんな情けなく、惨めな気持ちでホテルに戻りましたが、そんな状況であっても…。
いつものように気づけば朝になっていました…。
翌日は僕が昔から参加している、同年代のキモオタ同士達の非常に小規模な集まりがあり、同士達の達ての希望でみんともさんも一緒に行ってもらいました。
今回のお土産!
なにか地域のお土産を買おうと話していたのですが、これといってなにもなく…。
ということで、途中の駅の広告にあったフリー切符と終着駅の入場券を2人分購入しました。
この路線のイメージキャラクターを用いた絵柄が選べたのですが、みんともさんは手を振り返してくれた方々が乗っていたという理由で、その電車のデザインを購入していました。
いつの間にか駅のスタンプを押してきていて驚きました^^;
そういったわけで、夏の間はまったく会えることができないのは毎年のことですが…。
今年の秋~冬にかけては去年のようにならないよう、できるだけ一緒にお泊まりオフ会に行けるように祈るばかりです。
やはりみんともさんとこうして一緒の時間を過ごせるということは、僕にとってなによりの出来事なんだと実感します。