今年の夏は全世界的に「いつもと違う夏」になるんでしょう。
これがいつか思い出として語れるようになればいいのですが…。
そんなコロナ禍に加え、もはや毎年どこかで起こっている大雨による災害。
今回被害に遭った地域の中には以前みんともさんとのオフ会で訪れ、時折「また行きたいですね」と話していた思い出深い地域もあり…。
みんともさん流に言えば「背中にのしかかるような」そんな夏になりそうです。
しかしそれでもヒト以外の自然は夏の様相を呈し、陽射しは強く、景色は色濃く、気温も湿度も高く、夏という季節そのものは変わらず、僕のような超デブはじっとしていても脂ぎった汚汗が垂れ落ちてくることも変わらないんですね。
そんな夏、みんともさんが一緒にお泊まりオフ会に行ってもらえました。
今回は…すごかったです…さすがに載せることはできませんが…。
とりあえず、いつものように待ち合わせ場所に向かい、みんともさんのCX-5に乗り換えて最初の目的地へ。
ゾンビランドサガというアニメで主人公達の住居になっていた洋館。
いわゆる聖地という場所ですね。
このアニメのジャンルはなんになるんでしょう…アイドルなのかギャグなのか…でも、とても面白かった作品です。
僕としては主役の子のお尻や脚がむっちりとしていたのがたまりませんでした。
みんともさんもこのアニメを気に入っていたので、せっかくなのでと行ってみたのです。
これも舞台参照となったお土産屋さんに寄ってみたのですが封鎖されていたため、お土産コーナーに展示してあったものを撮ってみました。
そしてこの辺りを代表する観光施設であるお城。
天候にも恵まれ、多くの方が訪れていました。
見晴らしのいい場所に建っているため、周辺の松林や海がとてもきれいに見渡せました。
広範囲にたくさんの松が植えられ、本来は防風林の役目らしいのですが、海の色と合わせて景観としてもとても美しかったです。
近くの松林の中が遊歩道になっていたようなので散歩がてら歩いてみました。
天気がよかったので楽しめたのですが、曇や雨だったらちょっと不気味かもしれませんねとはみんともさんの感想。
遊歩道の中に小さな公園がありました。
みんともさんはブランコを見つけると「お~♪」と寄っていく習性があるようで、この時も楽しそうに漕いでいました。
そしてこの日は30℃を越える真夏日。
僕のような超デブはじっとしているだけで脂ぎった汚汗が垂れ落ちてきます。
そんな状態でコロナ対応でマスクをしながら外を歩き回っているものですから、マスクはすぐに汚汗でビチョビチョになり…。
そんな情けない姿なんてみんともさんに見せたくないのですが、みんともさんは「あ!大変なことになってますね!」と、僕の汗を拭いて換えのマスクを用意してくれたりと…なんでこんな子が存在するんだろう…。
この日の宿は質素な国民宿舎。
和室があってよかったのですが、やはりこう…若い女の子と一緒に泊まるんだったらもっとこう、オシャレでセレブでスウィーツなほうがいいんだろうなと不安になりましたが、みんともさんはこういう宿のほうが好きなようで嬉しそうにしてくれました。
「そういうホテルはお仕事で利用する機会もありますし、こういうお部屋のほうが秘密基地感があります!」らしいです。
みんともさんのように若くて容姿にも恵まれた女の子だったらお金持ちのイケメンと優雅に遊び歩く選択肢があるんでしょうけど、それを選ばない子だから僕やN君みたいな惨めな男の欲望や妄想を受け止め、慈悲を与えてくれるのでしょうね。
そしてここからが今回のお泊まりオフ会のメインなのですが…。
みんともさんはこれまで、僕やN君の妄想や願望を叶えてくれて、いろんな「初めて」を体験させてくれました。
それこそ「女の子と3分以上会話する」「食事の時に女の子がいる」というものから、歪んだ妄想まで。
そして今回、みんともさんに体験させてもらった「初めて」は…!
海!海水浴です!
恥ずかしながら…というか、僕のような中年の超デブキモオタ醜男なら不思議なことではないのですが、海水浴というものに行ったことがなかったのです。
エロゲや美少女ゲームの中では何度となく行っていますが、現実に行けるなんて…しかも若くて可愛い女の子と…!
まさにそれなんてエロゲです…!
本当は海水浴ではなく別の予定を立てていたのですが、オフ会の数日前に天気予報がガラリと変わって快晴になり、予想気温も30℃越えの真夏日となったのです。
そして、晴れそうですね、予定を変えましょうかとみんともさんと話している時にみんともさんが「海に行きませんか?」と言ったのです。
ああ、海か、夏の晴れた海は見てるだけで気持ちいいでしょうねと、みんともさんは夏の海を見に行きたいんだなと思っていたのですが「じゃなくて、海水浴です」と…!
海水浴なんて行ったことないですし、どうすればいいのか…予想外のみんともさんの希望にしどろもどろになりましたが「大丈夫です、水着とサンダルを用意してくれれば後は私が準備します!」と…。
でも夏の海なんてきっと違法改造や煽り運転やスピード違反や道路や駐車場を占拠したことを自慢して仲間が絆でワルな俺をアピールするみんカラをやってそうな輩で溢れ、そんな場所に僕のような中年の超デブキモオタ醜男が行ったらどうなるか…。
それに僕みたいなあからさまなキモオタが若くてかわいい水着の女の子と一緒に海に行こうものなら、女の子がウェーイなパリピにナンパされて連れて行かれてそのまま岩場のほうで…というのがエロゲやエロマンガの夏の定番イベントなんです。
そんなことになったら…!
しかし、みんともさんの水着姿は見たい…!
いつもオフ会では水着のような水着を着てもらって写真を撮らせてもらっているものの、海でその姿を見て写真を撮れるなら…!
いやでも、ただでさえみんともさんがいるだけで僕の磨き棒は常時隆起しているというのに、水着姿となると暴発しかねません…実際これまでそういうことが2回ありましたし…。
その状態も普段ならば上着の裾やバッグで隠し…きれていませんし、ポケットに手を突っ込んでごまかし…きれてはいないのですが、なんかそういう努力をすることはできますが、水着だった場合は努力のしようがないような…。
そんなふうに期待と不安があまりにもグルグルと渦をまいていたのを察してくれて「じゃあ、あまり人が多いようだったら見るだけにしましょう」と言ってくれたのですが…「人が少ないようだったら太さんが持ってきてくれる水着を着ますので…」と…!
ああもうこの言葉、その言い方で僕の磨き棒がどんなに反応したことか。
そのためならばどんな不安も乗り越えます!行きましょう!是非!
ということで意を決して行くことにしたのです。
水着は僕でも入りそうなのをネットで購入しました。
そして下見として様子を見に行ったら…人はまばら…いける!これならいける…!
みんともさんはとても恥ずかしそうでしたが僕の要望どおりの水着を着てくれて、日焼け防止のローションを塗らせてもらってる途中で理性が飛んでしまって似たような感じの余計なローションまで塗り込ませてもらうことになりましたが、いざ、海へ…!
さすがにみんカラに載せられるような写真はこれくらいですが、海でのみんともさんの写真だけで1000枚以上撮影していました…。
超肥満体の僕は人様の前に醜い体を晒すわけにもいかず上にTシャツを着ていましたが、磨き棒の隆起はごまかしようがなく…おまけにみんともさんがあんな水着ですから、もう尋常じゃない状態でしたが、あまり人がいなかったおかげで助かりました。
しかしこの僕がこんな若くてかわいい女の子と海に来るなんて…しかもあんな水着まで着てくれて…すべての事に現実味がなく、どこか夢現というか、まさにエロゲのイベントの中にいるような不思議な気分でした。
海に入ったり、上がって海を眺めたり、また海に入ったり、上がって眺めたり…。
行動的にはただそれだけのことなのに、今まで体験したことのない時間の流れ方がとても新鮮で、充実感がありました。
それにしても、海水浴というものに初めて行きましたが、確かに開放感に溢れ、心身共にとても心地よいものでした。
潮のしょっぱさや、波というものが思いのほか力の強いものだとわかりましたし、砂浜の熱さもわかりました。
3時間ほどそんなことを繰り返し、夕焼けの時間帯にまた来てみましょうということで一旦部屋に戻ったのですが…。
なにしろ海でみんともさんのあんな水着姿を見続けていたのです。
部屋に戻ってからは完全に犬と化し、ひたすら…。
気づいた時には夕方どころか夜も更けていました。
豪華な夕食…と、みんともさんが買ったお土産。
宿の食堂は閉鎖されていましたし、海でビールも飲むつもりでしたので予め買い込んできていました。
こんな若くて可愛い女の子が僕みたいな中年の超デブキモオタ醜男と一緒に旅行、まして泊まりがけで海に行ってくれるなんて、豪華なホテルや食事を準備した上に謝礼金を渡さないといけないと思うのですが、みんともさんはこういうのでもすごく喜んでくれます…。
実際、この宿のすぐ近くに豪華でオシャレなリゾートホテルがあったのですが「あ、きれいなホテルもあるんですね」くらいで、まったく興味を示さず…こういうところも彼女になってほしいどころか今すぐにでもお嫁さんになってほしいと…いや、そんなことは無理だとわかってはいるのですが。
とにかくみんともさんは僕みたいな惨めで汚らしい男をたててくれるだけじゃなく「私のほうが年下なうえに女なんですから当たり前です」と、いろいろと世話を焼いてくれるのです。
「いいから座っててください」と、お布団もみんともさんが敷いてくれたのですが…くっつけて敷いてくれて僕はもう…!
日中、海で遊んで疲労感もありましたし、みんともさんも疲れているだろうし、ここは自制してある程度にしておかないと…と思っていたのですが、やはりそこはキモオタ、結局明け方近くまで…でした。だってまたしばらく会えなくなりますからね…。
そして翌日、チェックアウト後、さすがに僕もみんともさんも眠気がすごかったので、この日は帰るだけにして途中の道の駅やPAで仮眠を取りながら解散場所である待ち合わせ場所に向かいました。
みんともさんは人前に出る華やかなお仕事をされているので、この状況ではイベントも減ってこの夏はあまり忙しくないかもしれませんと言ってたのですが、それでもあまりお仕事が減るわけでもないようで…人気があるのもファンが多いのも知っていますが、僕としてはまたしばらく会えないのが非常に残念で…。
夏が過ぎたらまた一緒に出かけてくださいねと言ってくれるのが僕の陰惨とした日常の中の唯一の希望の灯です。
しかし、この年齢になって、彼女ではありませんが大好きな女の子と一緒に泊まりがけで海に行くなんて、エロゲの中の青春の一場面のような経験ができるとは思ってもいませんでした。
この思い出でまたしばらく自己発電の日々です。