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おたふとのブログ一覧

2020年12月25日 イイね!

キモオタの大雪2020・初版



突然冷え込んできてようやく冬らしくなってきたかと思えば、気づけばもうクリスマス。

今年のイブも毎年恒例の、1年の内でもっとも盛んに子作りが行われている時間帯に洗車に出かけてきました。

クリスマスイブのその時間なら、いつもたむろして僕みたいな超デブキモオタ中年相手を威嚇してワルな俺アピールする輩もいないので、落ち着いて洗えました。


そんなことより。

前回のみんともさんとのお泊まりオフ会から1カ月も経たない内にまた一緒に行ってもらってきました!

下手すると数カ月会えない期間もありますが、今回は1週間ちょっとでした。

だったらいつものようにおかしくなりそうなほど悶々とした時間を過ごさずにすむのかと思いきや、いつもオフ会からの帰り道はすでに会いたくてたまらず色々なことを思い出して発電準備が整っている状態なので、たとえ1週間ちょっとであろうと、待ち遠しい時間には変わりありません。

前回のオフ会で放電しまくって空になった充電液も1週間もあれば余裕でぱんぱんになりますし、加えていつもの儀式もきっちり執り行っていましたので、3~4日前にはすでに漏電状態でした。


今年のオフ会はGoToの影響から温泉地は避けましょうということになり、その状況は1週間弱程度で変わるものではなく、今回もオフシーズンであろう温泉地ではない地域へ向かうことにしました。

いつものように待ち合わせ場所へ向かい、1週間ちょっと前に一晩中でしたので久しぶりという感覚もないのかなと思いきや、やっぱりみんともさんの姿が見えると「うわぁ、本当に来てくれた…」となり、充電棒は瞬時に別の生物のように反応しだすあたり、やはり超デブ中年キモオタがエロゲの世界に迷い込んでいる状況なんだなと再認識したり。

「今日は寒くなりそうですね」と、みんともさんのCX-5に乗り換え、まさに冬の曇り空といった空の下、今回の目的地へ向かいました。

途中で雪がチラつき始め「お~♪」と、みんともさんは嬉しそうでした。

「外は雪が降るほど寒いのに自分はこんなに暖かい状況で移動してるってすごくないですか?」
雪が降る中を車を走らせるのが好きなのだそうです。

そんな中、最初の目的地へ。








某城跡。
オフシーズンだし人も少ないでしょうと話していたとおり人は少なかったのですが、これはシーズン云々じゃなく、この寒さのせいでは…というくらい寒かったです。














立派なお濠や石垣が見どころのようでしたのでじっくり見ていたかったのですが、気温が3度と低いうえに注意報が出るほど強風が吹いていてとにかく寒かったので、あまりじっとせず歩きまわっていました。








そんな中でもドラクエウォークを忘れないみんともさん。








誘うだけ誘って触らせない猫。

さすがに寒いですねと、すぐに次の場所へ向かうことに。








次に来たのがこの橋。
みんともさんが見てみたかったそうで、なんでも男はつらいよの映画で出てきた場所なのだとか。










なるほど、確かにここのようです。
しかし特に観光地として推されているわけではないようで、今でも生活道路として普通に利用されているようでしたが、橋から見える風景はいかにも寅さんがいそうな風情がありました。








さきほどの橋の近くにある場所。ここも寅さんの映画で出てきた場所らしいです。

それに加えてこのような形で造られた道のことを「ブラタモリ」で知り、時代劇好きでもあるみんともさんは見てみたかったそうです。

みんともさんが寅さんシリーズが好きなのは知っていましたが、「そういえば時代劇も好きでしたよね」と言うと、「ですね、それに明後日は討ち入りの日ですよ!」と…!

なるほどそうだったんですかと、こういう場所で時代劇の話をすると雰囲気が高まって盛り上がってしまいました。

ところで、みんともさんの年代で寅さんや時代劇が好きだなんて珍しいなと思うのですが、みんともさんによると「大和撫子の嗜みですから」らしいです。








寅さんや忠臣蔵の話で盛り上がっていましたが、ここは維新の町。

この方の生家を訪れてみることにしました。










僕でもどういう人物だったか知ってるほどの重要人物の生家でしたが、なんというか、突然普通にありました。
お隣は普通の民家のようで、なにやら大声でもめているようでした。

僕は幕末の歴史にはあまり詳しくないのですが、当時でこの感じだとそこそこ裕福なご家庭だったのでしょうか。
まあ…そうじゃないと日々の生活を終えるだけで精一杯だというのは今も変わらないのでしょうね…。








展示してあったものには直筆であろう手紙などがあったのですが、中でも興味を引かれたのがこの人相書き。

本当に使われたものかはわかりませんが、捜索を混乱させるに違いないほど似てないですね。
しかし、絵のタッチはどこか現代っぽい感じがします。


と、この後も何か所か見て回る予定だったのですが…チラついていた雪が本格的に降って吹雪いてきて、さすがに寒さが厳しくなり、「今日はおでん屋さんにします…」と、宿に逃げ帰ることにしました。

僕としては宿でみんともさんと過ごす時間がなにより重要なので嬉しい限りでしたが…「おでん屋さんにする」の理由は後で書きます。








そして今回の宿。
旅館やコテージではなく、普通の家をまるっと使わせてくれる感じの宿でした。








中州を囲む川と、この町のシンボルの山を見渡せる素晴らしい立地でした。
晴れていればもっと満足感があるでしょうね。








部屋の窓からもこの景色が見えるように工夫されていました。








「女優ミラーっぽいじゃないですか!」と、みんともさんが面白がっていた鏡。
実際は眩しすぎて使いにくかったらしいです。








お風呂からも外の景色が見えるので、電気を消して入ると露天風呂気分になれました。








部屋も広く、使い勝手もよく、オシャレすぎない造りが落ち着く空間。










とても広々とした和室。扉で仕切ることもできました。

「これだけ広いとやりたくなりますよね…」と、みんともさんは小柄な体を活かし、見事に前転・後転をきめていました。
いかにも文学少女といった見た目ですが、運動神経いいんですよね…。








連泊できるように…というか、そういう利用の仕方が主なのかもしれませんが、洗濯機もありました。

ドラム式…というのでしょうか、僕の家計ではとても手が出る機械ではありませんが、みんともさんも興味津々なようでした。








みんともさんがとても喜んだのがオーディオシステム。
天井にちゃんとしたスピーカーが吊るされて重低音用の大きなスピーカーもあり、僕みたいな無知でも良い音だとわかりました。

テレビを観るより音楽を聴いていたいみんともさんとしてはとても嬉しい環境だったようで、ずっとジャズを流していました。










そして今回もまた食事なしの宿でキッチンがあるということで、前回のオフ会でみんともさんの手慣れた料理姿と手料理に深く感激した僕は今回もまたお願いしていたのです。

キッチンにいい感じのカウンターがあり、調味料や、なにより食器用として地元の焼き物がたくさんあったことで、最初は「小料理屋さんごっこでもしましょうか」と話しており、『小料理まりの』を開店してくれる予定だったのですが、あまりの寒さに「今日はおでん屋さんにします…」となったのでした。

で、でも、小料理屋さんにもおでんはある…はず…ですよね…?
行ったことないのでわかりませんが、ありそうな雰囲気なのであることにして…








『小料理まりの』開店!








「料理はお休みの日に作るくらいです」というわりに、なにも戸惑うことなくするするとおでんのタネとなる具材を切り分けたり仕込んでいくみんともさん…。

ところで、僕はおでんなんてコンビニのしか食べたことがないのですが、各家庭によってタネの内容が違ったりするのでしょうか。

みんともさんは里芋とちゃんぽん麺を投入していて驚いたのですが、これがまためちゃくちゃおいしかったのです。








おでんのタネとして卵があったので、出汁巻き卵を作ってもらえませんかとお願いすると「いいですよ~」と、簡単に作ってくれるみんともさん。

可愛くて優しくて真面目でおとなしくて従順で母性が強くてすごくエッチで料理上手なんて、最高のお嫁さんなんでしょうね…僕なんかとこんな関係を続けてくれていいんだろうかと考えだすと思いっきり落ち込むので全力で振り切りました。

ある程度作り終えたところで小料理屋さんごっこ開始です。








「外は寒かったでしょう?お酒、飲みますか?」みたいな…。
熱燗がいいんでしょうけど、みんともさんも僕もお酒に弱く、悪酔いしそうですねとひやで飲みました。










切って焼いただけを料理とは呼べないと言うみんともさん。
出汁巻き卵は手料理と考えていいですよねと聞くと「そう…ですね…?」と。

人生で2回目の女の子の手料理です…(1回目は前回のオフ会)
おいしさと感激で一気に全部食べてしまいそうでした。








小料理屋さんにありそうですよねと買ってきた角煮。
出来合いのものですが、みんともさんは自分で作ることもあるそうで…いいなぁ…。

今度是非つくってくださいとお願いしたら、圧力鍋がないと難しいそうです…。










「はい、温まりますよ」みたいな感じで、メインのおでん。

今日作ったものだから味が染みてないですよということでしたが、コンビニのおでんしか知らない僕にはとてもおいしかったです。









「今日は他にお客さんもいないから私もご一緒していいですか…?」みたいな…!

僕はすっかり酔ってしまい、酔いに任せて「飲みすぎたから今日はここに泊めてもらって…寂しくないように僕と一緒に寝てもらえませんか…?」
そう言うと、まだ若い女将は恥ずかしそうに俯きながら…静かにうなずいてくれました…。

ああ、なんかそういうエロゲありそうです!
まさにエロゲの世界に迷い込んでいるようです!








でも少量のお酒でも確かに少し酔いが回っていましたので、いつも以上に…でした。
周囲に民家がなくてよかったです…。


そんな感じでいつものように明け方になり、雪がやんでいるのを確認してから少し眠ったのですが、みんともさんも僕も寝すぎてしまい、超大慌てでチェックアウトしました。

今回は距離的なこともあったのでチェックアウト後は解散場所へ直行し、みんともさんに何度もお礼を言い、「また来年もご一緒しましょうね!」というみんともさんの言葉に涙ぐみ、見送ってくれるみんともさんの姿が見えなった途端に寂しさがこみ上げて泣きながら運転するも、10分も経たないうちにいろいろ思い出して剛直させたまま走らせるといういつもの状態だったのですが…。

高速の途中で激しく吹雪いてきて…標高の高い場所では景色は真っ白、道路脇にも雪が積もり始めていて、「さすがにやばいな…」と、トラックの後ろをついて行き、次のインターで降りました。

道路状況を知ったみんともさんから連絡があり、「帰宅したら絶対連絡してくださいよ!絶対ですよ!」と、珍しく強くお願いされました。

下道は雪は降っていたものの凍結はないようでしたが、さすがに非常に時間がかかり、家に着いた頃はすっかり夜。

みんともさんに連絡すると、すぐに電話に出てくれて「よかったぁ~」と、安心してくれました。

ああ、本当に心配してくれたんだなと心が温かくなり…ましたが、すぐに「会いたい…!」という気持ちになってしまうのでした。

そしてテレビをつけてニュースを見て…あの時高速を降りて本当によかったと…。

そんな今回のオフ会でした。


さて、今年のブログはこれで終わりになると思います。

みんともさんは今年もこんな低学歴低収入低能の超デブキモオタ中年醜男にイヤな顔ひとつせず、とても優しくしてもらえましたし、色々なことを叶え、受け止めてもらえました。

また来年も…と思いますが、この先、みんともさんが想いを寄せる男性が現れたら自分はその時点できっぱりと身を引くんだということを肝に銘じつつ。
でもそれはできるだけ先であることを願いつつ。
また来年も仲良くしてもらえたらと思います。

今年一年、どういうお気持ちか、酔狂にも僕のブログを訪れて記事を読んでくれた方々、ありがとうございました。
当たり前だった日常が変わっていっている状況ですが、その中にある「相変わらず」を大切にしてください。
どうぞ皆様が良い新年を迎えられますように。
Posted at 2020/12/25 04:31:32 | コメント(0) | キモオタの二十四節気 | 日記
2020年12月12日 イイね!

キモオタの小雪2020・初版



晩秋。いい響きの言葉ですね。
そんな四季の移ろいによる感傷的な気分も今年はあまり浸れないような世情です。

そんな中、約2ヶ月ぶりにみんともさんとお泊まりオフ会に行くことができました。

前回の約4ヶ月会えなかった期間を思うと、2ヶ月とか約半分じゃないか。
そう自分に言い聞かせるも、僕としては毎日でも会いたいわけで…。
今回も予定が決まってからというもの、発電棒がいつでも準備はできてるぜ状態でした。

これまでみんともさんとのお泊まりオフ会では秋~冬は、みんともさんの希望で温泉にばかり行っていたので今年もそうなるのかなと楽しみにしていたのですが。

日々世間を賑わすGOTOキャンペーンの影響で、温泉地の宿はほぼ壊滅状態。
これまで行った宿、目星をつけていた宿、よさそうな宿、できれば避けたいなという宿まで予約でいっぱい。

辛うじて空いていたとしても、他のお客さんでいっぱいの状況で、もし隣の部屋が子供連れの家族客だったりDQNカップルだったりした場合、せっかく静かな温泉宿なのにギャーギャーうるさくなってしまう…。

それに加えて密です密ですの中、多くの客が集まる場所に行くのはさすがに怖い。

「今年は温泉宿はあきらめたほうがよさそうですね」
みんともさんは人前に出て注目される仕事をしてるせいか、休日の旅行となると人の少ない静かな場所を希望しているのです。

となると…しばらく一緒に行ってもらえないのかもしれない…などと不安になっていましたが「だからせめて人の少なそうなとこに行きましょう」と言ってくれて本当にほっとしたものでした。

温泉はあきらめるとして、じゃあよさそうな宿を選んでのんびり過ごしましょうということになり、いつものように1週間前からの儀式を執り行い、待ち合わせ場所のみんともさんが見えた途端に発電棒は自我を得たかのように制御不能になり…。

いつもこういうこと書いてますが、自己発電の時とは硬度が違いすぎて我ながら「こうまでなるのか…」と、自身の理性などがまったく作用しない状態で、別の生物として自我を持ったかのような感じになるのです。

女の子にはまったく縁がないクセに性欲だけは尋常じゃないというキモオタの特徴ではありますが、そんな超デブキモオタ中年に理想の女の子を与えたらどうなるかという分かりやすい症状だと思います…。


それはそれとして。


無事に待ち合わせ場所でみんともさんと合流し、みんともさんのCX-5に乗り換えて出発。

高速を降り、宿に行く前に向かったのが…










「こういうとこなら人も少ないでしょう」と。
いつも行っている方面ではないものの、やはりみんともさんは自然の景色を眺めるのが好きなようでした。

晴れていれば壮大な眺めだったと思いますが、それでも久々の大自然の景色に僕も心が洗われるようでした。いつもエロゲとエロマンガの毎日ですからね…。



遊歩道を歩きながらドラクエウォークに勤しむみんともさん。










石苔とすすきに覆われた台地の中を通る遊歩道を歩いていったのですが、けっこうきついかなと思いきやけっこう緩やかでのんびり歩くことができました。

肥満中年の僕は息切れしてましたが。

視界いっぱいに拡がる台地に、ところどころ大きな窪みがあるのが印象的でした。

しばらくのんびりと景色を眺めた後は地元のスーパーに立ち寄ったのですが…

何故スーパーに立ち寄ったかというと、この日の宿は素泊まり専門で食事がないからでした。








今回のメインであった宿。
100年以上経過した古民家を改築して建てられたそうなのです。

事前に外観は調べておいたものの、目の前にするととても立派で大きな家でした。










外観は古民家でも設備は新しく、中でも特に驚いたのがチェックイン。

玄関を入った土間が古民家カフェみたいな空間になっていて、そこに端末が置いてあり、その端末で証明写真を撮ったりチェックインの手続きをしたりと…。

コロナ禍での対応というわけではなく、もともとそういう方式みたいで、みんともさんもとても驚いていました。

将来的にこういう形式のものが増えてくるのかもしれません。



人件費的な面もあるのでしょうが、僕としてはこういう形式になってくれたほうがありがたいなぁ、と…。

だいたいの宿ではチェックインの時、直接言われたりはしませんが「どういう関係なの…?」みたいな空気を感じることが多いので…。

僕みたいな超デブの見るからにザ・キモオタといった風貌の中年男と、その半分くらい歳下の可愛らしい女の子の組み合わせですから仕方ないことですし、僕が宿側の立場でもそうなってしまうと思います。

それはいいんですが、みんともさんがそういう視線を受けるのが心苦しく…。

みんともさんは「まあ、そう思われますよねぇ♪」と、面白そうにしてくれるので助かってはいるのですが。












部屋の中は存在感のある立派な梁と共に、土間の上り口から続く和室と洋室がありました。

古すぎる感じも新しすぎる感じもせず、とても調和がとれていて落ち着ける部屋でしたし、wi-fiはもちろんスマホの充電器やケーブルが常備されていたり、欲しいところにコンセントがある等、設備的なものもとても充実していました。

不満点を強いてあげるならば、立地でしょうか。
いい感じの縁側や庭があったので、そこに座ってお茶でも飲みながらのんびりしたかったのですが、交通量の多い道路に面していたり、集落の方々の往来も多かったりして、そこだけは残念でした。








で、立派なキッチンがあったのですが…。

これまでにも素泊まりの宿には何度か宿泊していて、スーパーで惣菜を買ってきたり、調理できる場合はみんともさんがなにか作ってくれました。

僕はみんともさんに性的なことだけじゃなく、いろんな「初めて」を経験させてもらっています。
そもそも女の子と3分以上まともに話したことさえ初めてでしたからね…。

その中に「初めて女の子に手料理を作ってもらった」というのもあるのですが、いわゆるバーベキューや焼肉的なものばかりだったため、みんともさん曰く「切って焼くだけを料理とは言いません」らしいのです。

なので今回、切って焼くだけじゃないものを作ってくださいとお願いしていたのです。

いつも僕の長年の妄想や歪んだ願望をなんでも受け入れてくれるみんともさんもこれには困ったようで、結局「当日に食べたいものを言ってください」ということになったのです。

そして当日、僕がお願いしたのは「オムライス」…。
中年男性が希望するものではないのでしょうが、そこは僕です。超がつくほどのキモオタです。
やはりメイドカフェ的なものしか思い浮かばないのです。

するとみんともさんは「ふむぅ」と考えこんで、「それだけじゃ足りないでしょうからビーフシチューでも作りましょうか。オムライスにかけてもおいしいですし。」

び、びぃふしちゅぅ…!可愛い女の子が作ってくれるビーフシチューとオムライス…な、なんて甘美な…!まるでエロゲのシーンじゃないか…!

僕は思わず「そ、それで!それでお願いします!」と即答してしまいました。
オムライスにケチャップでなにか書いてもらおうという企みもビーフシチューには勝てませんでした。

「でも、それなりの量を作らないといけませんけど、食べきれますか?」
任せてください!大丈夫です!なんのためにこんな体をしてると思ってるんですか!



みんともさん、ミッションスタート!

僕は嬉しさのあまり、ずっとキッチンでみんともさんの料理する姿を眺めていました。
















僕は料理もさっぱりダメで、我が家は基本的に惣菜かうどん、ラーメンとかばかりなのですが、それでも慣れた人の動作ってわかりますよね。

動きに迷いがないというか。みんともさんがギターを弾いてくれた時も構えただけで「あ、かなり上手な人だ」ってわかりましたし。

僕は前回のブログの記事のようにみんともさんが料理する姿を撮ってばかりいました。










いよいよ出来上がり、リビングで食べてもよかったのですが、土間の雰囲気がよかったのでそちらで食べることに。

「こういうのは男の人の仕事じゃないですから座っててください」と、準備も片付けも僕に手伝わせようとしないみんともさん。

「私は考え方が古いんです」と自分でも言ってますが、深い慈愛と強い母性に加えて献身的だからなんだろうなと思うことが多々あります。ご奉仕好きなのは知ってますが…。

そういうことも含め、絶対いいお嫁さんになるだろうなぁと思いますし…お嫁さんになってくれないかなぁ…。



そして、40年以上生きてきて、初めての、女の子の手料理!
しかも自分より半分近くも年下の可愛い女の子の!
耐えていればこういうエロゲみたいなこともあるんですね…。
感激で半泣きでした。

思えば、女の子と2人で食事するというのもみんともさんが初めてでした…。
そもそも食事の時に女の子がいる機会なんてありませんでしたからね。

味のほうはおいしいとかそういうレベルじゃなく「明日の朝の分も残しておいてくださいね!」という勢いで食べつくしそうになるほどでした…。


食べ終わるとすっかり夜で、いつの間にか朝方になり、周囲は霧に包まれていました。
少し寝ておきましょうと2時間ほど眠ってバタバタと宿を後にしました。

宿に着く前の買い物から夜まで。
僕がどういう状態だったか、まさに前回のブログの記事のとおりです…。


そして翌日、まず訪れたのはダム。
特にダム好きというわけではないのですが、目的地までの途中にあったので寄ってみることにしました。










遠くで目にすることはあっても、こうして施設そのものに来るのは初めてでしたが、やはり迫力がありました。

通路の右と左の光景が違いすぎますし、いったいどうやって造ったんだろう、人間の知恵ってすごいですね。



そんなダムの通路の上でもドラクエウォークに興じるみんともさん。










ダムの周囲の山はまだ色づきが残っていて、色褪せた彩が暮れ行く秋を感じさせてくれました。

と思えば、通路の脇にはまだ真っ赤なものが残っていたり。










ダムの上から「下に行けそうですね」と話していた場所に来てみました。
すぐに行けるだろうと思っていたらけっこう迷いました…。

これだけ近くで見るとさすがに怖ささえありました。
「なんか基地みたいですね、ロボットとか発進しそうな…」
みんともさんの世代でもそう思うんですね。










次に向かったのがこの日の目的地の1つ。
みんともさんが以前からずっと行きたかった場所なのだそうです。

なんでも、みんともさんが大好きなバンドがこの場所でライブを行ったのだとか。
そのバンドは民族音楽的な志向を持ったバンドのようで、いわゆるホールやライブハウスみたいな場所ではなく、本来芸能が行われていたであろう、こういった場所でライブを行っていたバンドらしいです。

みんともさんはそのバンドが大好きなのだそうですが、全盛期の頃はまだみんともさんは生まれておらず、みんともさんがこのバンドを知った頃には活動停止していたらしく、ならばそのバンドがライブをやった場所を見てみたい、と思っていたそうなのです。

みんともさんはスマホでこのバンドの曲を流しながら、しばらく感慨深げに眺めていました。





自宅に帰って調べてみたところ、ぽんぽこの主題歌を歌っていたのがこのバンドだったみたいですね。
あらためて聴くととてもいい歌で、年齢のせいなのか聴いていて涙が出ました。

この場所は楽桟敷と呼ばれる、すり鉢状の地形を利用してつくられた天然の劇場らしく、踊り場となる一番下の場所が谷底だったらしいです。

1500年代にはすでに造成が始まっていたらしく、歴史のある場所のようで、現在はここで奉納神楽が舞われるのだとか。








この楽桟敷は神社の境内にあって、色褪せた紅葉と古い社殿との景観は趣き深いものがあり、僕みたいな2次元美少女のエロばかり追い求めてきた人間でさえ感傷的な気持ちになりました。

食べて飲んで、歌って踊って。
今は巨大な産業となってしまった「芸能」というものを考えさせられる場所で、音楽に精通するみんともさんが「音楽は血でやるもので、各地域の原始的な文化」と言うのもわかる気がしました。

僕がみんともさんくらいの歳の頃はゲームやアニメの美少女のエロいことばかり考えていたのに…いや、それは今でもあまり変わりませんが…。








最後に訪れたのがこの駅。
僕はキモオタらしく鉄道趣味があり「ひっそりとした駅でちょっとエッチな恰好をした女の子の写真を撮ってみたい」という長年の願望があり、その願望も叶えてくれたみんともさん。

今では僕の鉄道趣味の一環である駅巡りに付き合ってくれるだけじゃなく、自分の楽しみを見つけてくれていますが、その切欠となったのがこの駅なのでした。

いい雰囲気の駅舎とみんともさんを撮ろうと思ったのですが、「あんた前に来た時と違う子じゃの!」と、みんともさんの意識は猫に取られました。












ホームで写真を撮らせてもらっているとタイミングよく気車がきました。
キハ40。この雰囲気によく合うこと。

車体の写真を撮っていて、ふと横を見ると、楽しそうに乗客に手を振っているみんともさん。
「観光列車じゃないからダメですよ!」と制止しようと思ったら、乗客のおじさんが笑顔で手を振り返していました。

それに気をよくして大袈裟にお見送りするみんともさんでした。










僕の楽しみは駅舎やホーム(でみんともさんの写真を撮らせてもらうこと)、みんともさんの楽しみがこの駅ノート。

今では駅巡りに付き合ってもらうたびに駅ノートを探すみんともさんが、その存在を知ったのがこの駅だったのです。

全国のひっそりとした駅を訪れ、その駅のイラストをノートに残していく。
そういう趣味の方が意外に多く「なんて素敵な趣味なんだろう」と、みんともさんが驚いたのです。

それに加えて、駅に関する思い出を綴っている方も多く「その人の思い出に触れさせてもらってる感じがします」と、今では僕の趣味に付き合ってもらってるというより、お互いに目的があるという感じになってくれています。

その…ただでさえ僕みたいな超デブのキモオタ中年と一緒に旅行してくれているのに、鉄道や駅などという、若い女の子が喜びそうな要素のない場所まで付き合わされて心苦しく思っていたのですが、どんなことでもなにかしら楽しいことを見つけるみんともさんの感性には驚くだけじゃなく、救われています…。








この駅には常に猫が住み着いているようで、今回はみんともさんが言うように前に来た時とは違う猫がまるで「俺ん家だ」とばかりに居座っていました。

人相…というか猫相は凶悪でしたが、すぐにゴロリと腹を見せる猫で、みんともさんは「ほ~れほ~れ」と、お腹をわしゃわしゃしていました。

なんか最近、犬とか猫に話しかける時って「どうちたんでちゅかあ?」みたいな話し方になる人が多いようですが、みんともさんは「あんたどこの子じゃあ?」「要領のええ奴じゃのう」「寒うなってきたのう、ん~?」みたいに、何故か方言口調になります。

この猫も猫で、みんともさんがお腹をわしゃわしゃしてる時も「ほれ、もっと触れ」みたいなふてぶてしい態度でした。

そんな感じで最後にこの猫に挨拶をして駅を離れ、解散場所へ向かいました。


解散場所でいつものように何度もお礼を言い、寂しさがこみあげてきましたが「今年中にもう1回どこか行けたらいいですね!」と言ってくれましたので、その言葉が現実になることを支えにして帰路に着きました。

しかし、見送ってくれるみんともさんの姿がバックミラーから見えなくなった途端に泣きそう…というか半泣きになりました。

そんな状態でも「今年中にまた会えたらなぁ…」と考えると、瞬時に発電棒の準備が整ってしまうのですが…。


やはり寒い時期のみんともさんとの逢瀬は気持ち的にも体的にも格別なものがあります。

なんとか今年中にもう1回…そう願いつつ、みんともさんの画像と動画で自己発電の日々を過ごしたいと思います。

Posted at 2020/12/12 05:39:09 | コメント(2) | キモオタの二十四節気 | 日記

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チビ・超デブ・ブサイク・キモイ・コミュ障・低学歴・低収入の、これまで美少女フィギュアとかエロゲとか薄い本とかそっち方面にばかりお金を費やしてきた悲惨な中年オ...
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