これを書いている今日はクリスマスじゃないですか!
昨夜はクリスマスイブ恒例の深夜の洗車に行ってきました。
例年どおり、深夜に洗車場にたむろして僕を威嚇して喜んでるような連中は少子化対策の打開に勤しんでいるようで、落ち着いて車を洗うことができました。
さて…。
師走になりましたが、なんだか毎年と違う印象があるのはここ数年の生活様式の変化からでしょうか。
常になにかしら不穏な気配が漂っているようで、少し曇った年末の雰囲気に変わりつつあるような。
マスク着用などと同じで、これも当たり前になっていくのでしょうね。
そんな師走の始め頃。
恐らく今年最後になるだろう、みんともさんとのお泊まりオフ会に行くことができました。
今年の後半は何度もみんともさんと出かけることができ、夢のようでした。
そんなに期間をあけずに会えたのなら少しはみんともさんの存在に慣れそうなものですが、そんなことにはまったくならず、会うたびに「ほ、本当にいた…!」「こ、この子が一緒に旅行に行ってくれるのか…!」と、最初の頃から変わらず、極度に緊張するばかりでした。
いつものお泊まりオフ会は僕がみんともさんの住む地域の近くの待ち合わせ場所まで行き、みんともさんのCX-5に乗り換えて目的地へ…という流れなのですが、今回はみんともさんが僕の住む地域の近くで撮影のお仕事があったそうで、そのままそこで合流して、今回は僕のCX-5で移動することにしました。
みんともさんはお仕事の後、そのまま親戚の家を訪ねるということにしたそうで、夜にホテルの部屋で合流することになっていました。
本当は次の日の朝から待ち合わせでもよかったのですが、僕がそれを待ちきれるはずもなく…。
今回は3泊もしてもらえることになっていましたので、この日を合わせると4泊も一緒にいることができましたから…!
ホテル近くの駐車場に車を停めて、みんともさんが宿泊している部屋に向かったのですが、みんともさんのが仕事で宿泊していたホテルだけあって近代的でオサレで「こ、こんなとこに僕が入って行っていいのだろうか…」と、妙に緊張しました…。
そして、部屋のドアが開いて笑顔で迎え入れてくれたみんともさんの姿を見たら「ほ、本当にいたぁ!!」と、一気に心拍数が上がり「ド、ドモ、wwwデュフwwデュフフww」と、さらに挙動不審。
とても近代的でオサレな感じのお部屋でした。
みんともさんは華やかなお仕事をされているのでこういうホテルに宿泊することも多いようですが、そこに僕のような超デブの中年キモオタが存在するのは…。
本来なら住む世界が違いすぎる子ですからね…。
素のみんともさんはブランド品や宝飾品にまったく興味を示さず、オサレでセレブなホテルよりも民宿的な宿の時のほうがテンションが上がるような子ですが、普段の一面を見ると色々と思い知らされます…。
ところで、この部屋にはこれだけ設備が整っているにも関わらず、テレビがなかったのです。
それは何故かというと…。
こ、これがプロジェクターというやつか…!初めて見ました…!
単純に映像が映し出されるだけではなく、色々なアプリが内臓されていて、動画配信のものもたくさんありました。
今はこういう時代なのですね…!
夕食はホテルの近くの洋食屋さんで。
どことなく昭和チックな雰囲気で僕としては落ち着けるお店でしたし、ハンバーグもとてもおいしかったです。
食事の間にみんともさんがお仕事でこっち方面に来るのは珍しかったので、そのことを色々と聞いていました。
そんな話を聞くたびに、そして時々みんともさんのお仕事を目にするたびに、「なんでこの子が僕なんかの目の前にいるんだろう…?」という現実感の無さを感じます…。
そしてホテルに戻ってこの日はわりと早めに寝て(それでも最後に時計を見た時にはAM3:30を回っていましたが)、翌日は最初の目的地へ。
このところのみんともさんとのお泊まりオフ会の目的は観光よりも、お気に入りの宿でのんびり過ごすことが目的になっているので、真っすぐ宿に向かってもよかったのですが、チェックインまでの時間もあることから、以前よりちょっと気になっていた神社へ行ってみました。
正直なところそんなに期待していなかったのですが、思いのほか良い雰囲気の神社でした。
きれいに保たれていることもありますし、なにより境内のあちこちが花で飾られていたことがそう感じたのかもしれません。
絵馬にも花が描かれていて、とても可愛らしいものだったこともあって、みんともさんは願掛けせずにお土産にと購入していました。
神社のすぐ横を流れる川と滝。
なんだかナイアガラの滝のミニチュア版といった感じでした。行ったことないですが。
平坦な河原から突如断崖を流れ落ちる滝は水量もあってかなりの迫力で、けっこう怖かったです。
みんともさんが手をつけて遊んでいるすぐ先は断崖の滝というのが写真を撮ってて怖かったです。
歴史の深い温泉街に立ち寄って足湯に浸かってみました。
足湯って単純に足が温かいだけだろうと馬鹿にしていたんですが、20分ほど浸かってみた後、足の疲れがすっきりと解消していて非常に驚きました。
みんともさんは「気持ちよかったですねー♪」くらいみたいでしたし、こういう効果が実感できるのは年齢のせいでしょうか…。
そしてすっかりお気に入りになってしまっている宿。
今回はまた別の棟に宿泊してみました。
建物こそ古いですが、きれいに清掃してくれていますし、広い居間に加えて和室が2部屋、充実した台所設備、窓からの美しい景色、BBQ施設無料、源泉かけながしの内湯に立派な露天までついてチェックアウト時間も遅いのに格安の料金。
食事こそありませんが、女将さんがおいしいお赤飯を大量に作ってくれます。
通常の温泉宿とか素泊まりでも倍以上のお値段になりますからね…。
そしてなによりその女将さんのお人柄。みんともさんはすっかり気に入られており、母娘のように話していました。
そのこともあるのか、普通の宿やホテルでもみんともさんはできるだけきれいな状態にしてチェックアウトする子なのですが、この宿においてはさらにきっちり掃除して帰ります。
そういう姿を見てたら「絶対いいお嫁さんになるのに…」からの「お嫁さんになってくれないかなぁ…」という叶わぬ願いが強まり、少し儚い心持ちになってしまいます。
宿でお昼までのんびりさせてもらった後、チェックアウトの際にまたしても女将さんとみんともさんの会話が弾みに弾み、気づけば小一時間を過ぎていて。
「私に息子がおったらねぇ!」と、今回は10kgの玄米をいただいていました。
なんかこういうパターン多いんですよね…容姿と雰囲気のせいか、知らない人から親しげに話しかけられてすぐに気に入られますし…。
これまでにもいろんなお店でお米やら漬物やらお菓子やらもらって帰ってましたから…。
そんな感じでしたので、この日は食材を買って次の宿に直行。
ここもまたすっかりお気に入りの宿。
お部屋の雰囲気や設備、お値段が安いということもありますが、ここはやはり立地環境。
風が木々の葉を揺らす音でさえ騒々しく感じるほど静かで誰もいないのです。
クリスマスが近かったので…。
もう何度もお世話になっていることもあるのでしょうが、みんともさんはこの施設の奥様からもすっかり気に入られていて、今回は差し入れにとワインをいただきました!
僕は普段からお酒はお正月くらいしか口にしませんので、ワインなんて僕にとっては貴重な機会でおいしくいただきました。
今回の食事は囲炉裏を使って。
火熾しもかなりコツを掴めてきました。
やっぱりこの地域の食材は安くておいしいですね!
この辺りに来るたびにみんともさんが「こんなおいしいのがあの値段なんて!」と憤慨するのもわかります。
夜明けを迎える麓の市街地。結局明け方まで何度も…でした。
こうして、まったく別の視界に街が見えるのもこの宿の魅力。
日常から切り離された時間ということが視覚的に感じられるんですよね。
この日は朝から前日に立ち寄る予定だった神社に行ってみました。
鬱蒼とした非常に背の高い林の道を抜けた先にひっそりと現れた神社。
周囲の環境のせいか、ちょっと違う空気を感じました。
境内には干支が描かれた大きな絵馬があったりして、かなり歴史の深い神社のようでした。
みんともさんがずっとこのポーズなのは、そういう名前の神社だからです。
しかしその名のとおり、どこか勇ましさが漂う雄々しい神社でした。
きれいに管理されていましたし、地元の方にとっては地域の象徴なのかもしれません。
神社から戻る際に見つけた印象的な笠松。
なんかアニメの舞台になりそうな感じでした。
非常に大きく立派で、周囲の田畑や家を見下ろすことができ、お天気もよかったため「お弁当持ってくればよかったですねー!」と、みんともさん。
確かにここでのんびりと景色を見ながらお弁当を食べたらさぞ心が和むでしょう。
もしかしたらこの辺りの方達はそういう日常があるのかもしれません。
お昼ごろに宿に戻ってパスタを作ってくれたみんともさん。
「(事情により)ほうれん草たっぷりのカルボナーラ」なのだそうです。
僕は年老いた母と2人暮らしなので、普段の料理でパスタなんて作らないんですよね。
それに加え、みんともさんみたいな女の子が僕のために作ってくれたとなると…ただでさえおいしかったのに、幸福感まで上乗せされるのです。
↑みんともさん撮影
昼食の後はデッキに出て景色を見ながらぼんやりしたり…
陽が沈みそうになってきたら夕食の準備をして…
夕食が終わったら一緒にswtichで遊んだりして…
なにも考えず、ダラダラと過ごすだけという、非常に充実した贅沢な時間を過ごすことができました。
最終日、チェックアウトが名残惜しそうなみんともさんでした。
チェックアウト時、管理人の方にご挨拶をしていると、またしても奥様と会話が弾みまくるみんともさん。
ここでもまた小一時間ほど話が盛り上がった挙句、なんとたくさんの冷凍されたお魚を渡されていました。
「こんな素敵な場所に泊めていただいただけじゃなくて、山の宿なのにお土産にこんなにお魚をいただけるなんて!」と、大喜びのみんともさんでした。
愛らしい容姿というだけじゃこうはいかないと思いますので、やはり真面目で素直な性格がもたらす人徳なのでしょうね。
そして帰り道、さすがに睡眠不足なこともあり、運転を交代しながら今回はみんともさんの家の近くまで送っていきました。
「今年はたくさんご一緒できましたね!」と言ってくれるみんともさんの言葉は「今年はこれで会えない」ということでもあり、いつも以上に寂しさがこみ上げてきまして…。
「また来年もご一緒してくださいね!」と言ってくれるみんともさんの言葉が嬉しくも、安心もさせてくれたのですが、やはり今年の後半みたいに数週間置きに会えることってもうないんだろうなという寂しさが出てしまっていたようで「大丈夫ですから!来年もご一緒してください!ね?」と、僕の手を取り、まるで愚図るダメな男の子をあやすお姉さんのような感じで励ましてくれました…情けない…。
その帰り道は、心は寂しさで汚涙を流しながらも、オフ会のことが思い出されて僕の意思とは無関係な部分がありながらの、いつもの帰り道でした。
といったわけで、今年最後のオフ会でした。
今年はこれまでにないほどみんともさんに会えない期間があり、いい加減もうダメかな、そろそろ潮時、引き際なんだろうなと思っていたところ、それ以降は短い期間で会うことができ、心の高低差が非常に激しい年でした。
それと同時に、僕と恋敵のN君とみんともさんの3人で暮らすという妄想も、ほんの少しだけ現実味を帯びてきた気配があります。
さすがにそれは妄想が過ぎると思いますが、来年はそのただれた妄想が少し色濃くなればと願います…さすがに無理でしょうけど…。
来年もまた…1回でも、1分でも多く、みんともさんと一緒の時間が増えることを願うばかりです。