とんでもない世界情勢になりました。
果たして対岸の火事で終わるのでしょうか。
こうして呑気に腑抜けたブログなんて書き続けることができるのでしょうか。
いつまでもデレデレとみんともさんに会うことができるのでしょうか。
もし、万が一の場合、この国は戦い抜くことができるのでしょうか。
もし、万が一の場合、大きな力に飲み込まれるのであれば、後悔のないよう過ごしていきたいものです。
そのことを念頭に置きつつ…。
今年の冬は冷え込む日が多いように感じます。
毎年「今年の冬は寒い日が多い」みたいなことを耳にして、超デブの僕は期待するものの、なんだかんだ暖冬っぽい感じで終わってましたので残念だったのです。
そして2月。
けっこうな冷え込みが期待できそうな時期。
みんともさんとのお泊まりオフ会に行くことができました。
とはいえ、世間はまだまだコロナ禍の渦中。
ここ最近そうしてるように、極力他人と接触しないよう、お気に入りの宿でのんびりしましょうということにしました。
僕としては観光して周るより、宿で2人っきりでいられる時間が増えるのでそっちのほうが嬉しかったりするのですが…!
そしていつものように1週間前からみんともさんの画像や動画で自己発電し、放電寸前で動作停止…の儀式を執り行い、当日は超過充電状態でいつもの待ち合わせ場所へ…
集合場所でみんともさんの姿を見て「うわぁ…かわいいなぁ…」と…
今更、あらためてですが、みんともさんの印象って初めて遭遇した時からまったく変わらないんですよね。
小さい頃から蔑視されまくり、もはや現実の女の子には反応しないどころか恐怖心すらあり、若い女の子の視界には極力入らないようにしていた僕が、あの時あの駐車場で見かけて「うわ、かわいい子だなぁ…」と思った女の子がまりのさんだったこと。
その後、様々な醜態を晒し、それが切欠でこんな関係にまでなれて。
真面目でおとなしそうな「ザ・清純」といった雰囲気や言動や態度。
どれだけそういう関係になっても、普段はいまだに顔を赤くして恥ずかしそうにしたりして。
怒ったところや機嫌を悪くしたところなんて見たことないですし、チャラそうな輩やDQNっぽい輩からしつこくナンパされてる時はさすがにムッとした様子ですが、その場を離れるとすぐに元通りになりますし…。
お仕事のことや日常のことを含め、私的な深い話もするのですが、いまだにお互い基本的に(設定をお願いしている時以外は)敬語なのもそのせいかと思います。
とにかく、初めて会ったあの時から印象も態度もまったく変わらないので、みんともさんと一緒の時は度合いは違えどいまだに緊張しているのです。
みんともさんはそんな僕の緊張を移動中の車内で穏やかな笑顔と会話で和らげてくれるのですが、なにしろ超ミニスカ姿のみんともさんが助手席にいるものですから、僕の緊張は余計に…だったりします。
今回のお泊まりオフ会も3泊してもらえることになっていて、期待も緊張も昂るばかりでした。
初日はこのところ毎月のように来ている宿。
僕達が宿に求める条件がすべて揃っているうえに料金もかなり安く、なによりみんともさんが女将さんから非常に気に入られていることもあり、毎月のようにお邪魔しています。
今回この宿でみんともさんのテンションを非常に上げたのが和室にあった灯油ストーブ。みんともさん興味津々。
見たことはある気がするけど、実際に使ったことがなかったそうで…使い方を説明していく中で「このマッチは何に使うんですか?」と質問され、ジェネレーションギャップを感じずにはいられませんでした…。
火力調整で芯を上下させて「ボボッ」と音がするたびに「いい音ですねぇ♪」と、楽しそうに何度も動かしていました。
ストーブのある和室の横の長い通路を抜けていくと、お目当ての部屋付の露天風呂があります。
この日はかなり冷え込んでいましたので非常に気持ちよかったです。
前々からみんともさんは何事も常に僕を優先してくれて、とにかく尽くしてくれる女の子だということを書いてきました。
みんともさんとしては「私のほうが年下で女だから」「女だから男の人に尽くすのは当たり前」という考えがあるようで、食事の準備や後片付けも絶対に僕にさせませんし、荷物の整理や着替えの準備なども僕が気づかないうちに行ってくれてます。
そのことがよく出てるのが上の写真で、露天風呂から上がってくると、自分のスリッパを端によけて僕のスリッパを履きやすいように真ん中に並べられていたり、部屋に戻ってきたら着替えがきちんとたたみなおされたうえで準備してありました。
僕としては「いつの間に?!」という感じで、いつもこんな感じなのです…。
最近の風潮を見てるととにかく男は奴隷扱いで女性を超優遇しないと許されないような雰囲気ですが、こんな若くて可愛い女の子なのに「女だから男の人に尽くすのは当たり前」なんて…今時こんな子いるんでしょうか。
みんともさんは「私は考えが古いんです」とか「天邪鬼なんですよ」と言いますが、イケメンでもお金持ちでもない、なんの魅力もない底辺層の超デブの中年キモオタにこんな…本当、やっぱりエロゲから出てきてくれたとしか思えません…。
素泊まりの宿なのにいつも大量のお赤飯を作ってくれる女将さん。
今回はふっくらとした椎茸までいただきました。
そして夜はいつものように朝方までずっと…でした…。
宿を出る際、いつものように女将さんと話が弾むみんともさん。
明後日から遠方に出かけないといけないから、その間好きに使っていいよとまで言われていました。
もはや「いらっしゃい」じゃなくて「おかえり」になってますし、お客さんと思われてないのかもしれません…。
いくら気に入ってもらえても、なれなれしくなったり、厚かましくならないようにするのがみんともさん。
御好意にほどほどに甘えて、この日の宿へ移動。
移動距離的に食材を買うだけにしないと遅くなるので移動のみですが、とにかくこの地域は雄大な景色の中のドライブコースみたいな感じなので、これだけでも堪能できます。
途中、謎の狛犬像と謎の植木園に立ち寄りました。
そしてこの日の宿。
山の中にあるコテージ…になるのでしょうか。
外観からして良い雰囲気でした。
部屋の中に入ってみんともさんと一緒に「おぉ~!」と感嘆の声。
なんというか、かわいすぎず、落ち着きすぎず、部屋の広さといい、遊び心を刺激するような部屋でした。
広い和室まであって多人数でも対応できるみたいでした。
さらに階段があり、上っていくと…
みんともさんが非常に喜んだのがこの天井裏部屋みたいなロフト。
「秘密基地みたいですね!」と大喜び。
ロフトにも畳敷の空間があって驚きました。
みんともさんは「今日はここで寝ましょう!」と、興奮ぎみでしたが、諸事情により下の和室で寝ました…。
しかしやはりみんともさんのテンションを上げたのが薪ストーブ。
ゆらめく炎を見ているだけでも飽きませんし、電気じゃない火そのものの暖かさというのは、ありきたりな言い方ですが、心まで暖められるようでした。
その薪ストーブの上に鎮座していた風車みたいな置物。
ただの飾りかと思いきや、熱風計とでもいうのでしょうか、ストーブの熱さで回転速度が変化するのです。
昔、三国志かなにかで孔明が火を炊いて風を起こしたみたいな場面があったような気がしますが、熱を利用したアイデアに非常に驚きました。
こういう思考ってどうやって出てくるのか…羨ましい能力です。
この日の夕食は、食後にメイン(僕にとって)がありましたので、しゃぶしゃぶにしました。
これは僕がお願いした献立だったのですが…
この後のメインのこともあり、しゃぶしゃぶをお願いしたのでした。
食後、デザート…というか、僕にとってのメインが…!
その準備でバナナを切るみんともさんでしたが…
バナナを握って愛しそうにしごくみんともさん…!
僕が後ろから写真を撮っていたことに気づいてなかったようで、シャッターの音にビクッ!と驚いていました。
「ちょっと洗ったほうがいいかなぁって…」と、慌てていました。
バナナやパンを切ってみんともさんが作ってくれたのが、チョコフォンデュ!
バレンタインデーが近かったんですよね。
言葉は知っていましたが、フォンデュなんてものを僕が食べたことがあるわけがなく、初めての体験でした。
しかしまさか僕がこうしてバレンタインデーに女の子とイベント的なことをして過ごせるなんて…
どろどろに溶けたたっぷりのチョコが流れ落ちる様は子供の頃に憧れた夢が思い出されるようでした。
そのチョコレートをパンやバナナにたっぷりとつけて食べる行為は非常に贅沢な気分。
「しかもすごくお安くできますしね!」とはみんともさんの談。
そしてチョコフォンデュを食べながら、どうしてしゃぶしゃぶをお願いしたのか理由を話しました。
それは、初めてみんともさんに奇跡的に遭遇した日、その時に一緒に食事をしたのがしゃぶしゃぶだったのです。
みんカラに登録していたみんともさんの姿とブログから伝わる人柄に「ああ、こんな子が彼女だったら…」と、生まれて初めて現実の女の子に夢中になって、みんともさんの画像を見ながら色々な妄想をして、これまた生まれて初めて現実の女の子で自己発電を繰り返していたものの、コメントしたりフォローしたりはできずにいました。
そんなみんともさんと、あの日、あの時、お互い住んでいる地域とは全然違う場所なのに、信号が1つ違っただけでも違った状況で、(僕にとっては)奇跡的に遭遇し、生まれて初めて自分から女の子に話しかけて、生まれて初めて女の子と3分以上まともに話せただけじゃなく、助手席に女の子がいるとか女の子と2人で歩くとか、とにかくいろんな生まれて初めてのことを体験し、その中で「食事の時に女の子がいる(しかも2人だけ)」という初めての時の食事がしゃぶしゃぶだったのです。
だから僕にとっては思い出の料理で、それをこうしてその子に作ってもらえてるなんて、どこか夢現といった感じなんですと伝えるとみんともさんも覚えててくれて、不思議な縁ですねと少し郷愁的な話になりました。
山奥のロッジ的な部屋で、薪ストーブの前で薪が割れる音だけが聞こえる中、のんびりとボードゲームに興じる…。
この緩さが贅沢なのかもしれません。
夜になって外を見てみると妙に明るかったので部屋の外に出てみると、眩しいくらいの月が出ていました。
銀色というか真っ白というか、まるでLEDのような光で、これは周囲が真っ暗になる森の中だからこそ感じられるのだと思います。
木の影がハッキリと出るくらい明るくて、神秘的でさえありました。
そして翌日のチェックアウト時。
管理人さんとお話している中でまたしても気に入られた様子のみんともさん。
もちろん僕は横でニタニタしてるだけです…。
「今日はどこに泊まるの?」と聞かれ、この日の宿を答えると「そこは知り合いだからすぐに入れるように言っておくよ」と。
厚かましいですからとみんともさんが引き止めるも、すぐに電話をしてくれて「好きな時に入っていいって!」と…そのうえ、料金も安くしてくれるそうで…。
なんというか、この地域の人達の人柄の良さもあるのでしょうが、やはりみんともさんの「誰からでもすぐに話しかけられて気に入られる」という特殊能力のおかげだと思います。
容姿の良さもあると思いますが、小動物的な愛らしさと、ふんわりした穏やかな雰囲気で、その印象そのままの「この子はいい子!」と、相手に警戒心を一切持たせない話し方や仕草、いろんな要素があるのだと思います。
みんともさん本人は「子犬っぽい」と言われることをあまり気に入っていないようですが、やはりそういう印象なのでしょう。
そういったわけでしたが「やったラッキー!」と、すぐに宿に入るようなみんともさんではなく「無礼がないよう先に荷物を置かせてもらうだけにしましょう」ということで、この日の食材を買いに遠回りしながら行きました。
そしてこの日の宿。
思っていたより大きく、広い建物でした。
部屋の近くには何故かヤギが飼われていました。
まさか非常食とか…!
「目が四角いヤツとは心が通じ合う気がしない」と主張するみんともさんですが、このヤギとは通じ合えていたようでした。
それほど山の中というわけでもなかったのですが、広くてオサレなデッキからは遠くまで見渡せました。
部屋の中。
ここまで広くてきれいな部屋とは想定していなかったので驚きました。
キッチンが2つあったり…
寝室やベッドが複数あることから、多人数での使用を想定された部屋なのだと思います。
部屋で少しゆっくりした後は、近くに遊歩道があって公園に繋がっているようでしたので、そこまで散歩がてら行ってみることに。
ちょっとした運動になりますので体操服を着てもらいました…。
長い遊歩道の途中にはなにか罠らしき設置物が!
恐らく猪を捕らえるためのものだと思います。
長い階段を上って行くと…
上りきったところが公園でした!
そこそこ距離があったせいか達成感溢れるみんともさん。
けっこう広い公園で、キャンプ場なども併設されているようでした。
静かで良い場所だなと思ったのですが、キャンプで人が集まると騒々しいのでしょうね…。
公園の隅にはブランコが…!
ブランコを見ると「お~♪」と乗りに行くのがみんともさん。
何故なのか。そこにブランコがあるからなのでしょう。
部屋に戻ってきた頃は夕暮れ近く。
もうすぐ17:00というところでスマホ片手に慌てて外へ出るみんともさん。
ちょっと前のオフ会からのみんともさんの決まりごとになっているのですが、町内放送で流れる夕方の音楽に合わせてスマホのピアノのアプリで同じ曲を弾くのです。
周囲がとても静かなので音楽が響き渡りますし、みんともさんのピアノの音と合わさって、なんとも味わい深い雰囲気になります。
それにしてもみんともさんはギターも上手ですし、ピアノも少しなら弾けるとか、音楽への愛情がすごいです。
この時の曲も「遠き山に日は落ちて」だったんですが、原曲はクラシックの有名な曲の一部らしく、七五調で書かれた歌詞の意味なども説明してくれて、やはり普段はまったく違う世界にいる子なんだなと感じました。
この日の夕食はホットプレートでステーキとハンバーグ。
部屋に併設してあるバーベキューハウスで焼きながら…でもよかったんでしょうが、「ただでさえ色々サービスしてくれているんですから、できるだけ汚さないようにしましょう」ということになったのです。
しかしまあ、あの値段でなんと柔らかくておいしいこと。ハンバーグなんて100円でこの味…。
やはりこの地域は食材に恵まれています。
夜はかなり冷え込んだので薪ストーブが本当にありがたかったです。
「まどろむ」という言葉がこれほど合う環境もないのではないでしょうか。
しかし、いくら寒くても熱いまま冷めないこともありますので…
やはり朝方まで何度も…でした…。
外が白んできた頃にようやく少し眠りにつきました。
そして目が覚めると…なんだか外の様子がおかしい。
窓から外を見ると、なんと吹雪いているじゃないですか。
2時間前まではなんともなかったのに、山の天気は恐いです。
チェーンは積んでいるらしかったですが、それでもやはり道路が凍結してしまう前に大きい道に出ておきたい。
慌てて荷物をみんともさんのCX-5に積み込んだのですが…
管理人さんが料金を取りに来てない…!
前日に「後で取りに行きますから~」と仰っていたのに、まさか忘れ…
さすがにこのまま帰るわけにはいきませんでしたので、電話をすると…「あ~!忘れてました!」
この地域の方々の商売っ気はどこにいったんだろう…。
母屋のほうにいらっしゃるというので行ってみたら、いない…!
辺りを探してみたら、車で出かけようとする管理人らしきご婦人が…
「困ります困ります」と慌てて呼び止め、料金をお支払い。
「別にいいのに~」よくない、よくないです。
こんなお人柄の方だと100%発動するみんともさんのスキル…。
僕はいつものように横でニタニタしてるだけですが、初めてとは思えないほど会話が弾んでいて、またしても珍しい果物とか山の幸のお土産を渡されていました。
この子、いるだけで生きていけるな…と思ってしまいました…。
その挙句「私達も旅行に行きたい時があるから、その時は留守番に来てほしい。部屋も自由に使っていいし、犬の散歩と餌やりだけしてもらえばいいから」とまで…。
本当、すごいなと思います。
やはりいるんですよね、見ただけで「この子は絶対いい子だ」とわかる人って。
そしてそれはその印象そのままの性格だから、滲み出るんだろうなと思います。
とかく、ナンパまがいな輩はともかく、いつも初対面の人から気に入られて物をもらってるような気がします。こういう言い方はアレですが。
食事に寄っただけのお店の不愛想なご主人からでさえお米だの漬物だのをもらってましたからね…。
小柄で童顔で可愛らしい容姿だけど、僕達のような惨めな豚達の欲望にこそ応えたいという慈愛の深さと母性の強さ。
やはりエロゲの世界から出てきた女の子としか思えません…。
そんなこんなで管理人さんとのお喋りが弾んでいる間に、あれだけ吹雪いていた天候も晴れ間が射してきて。
帰り路の車中は、出会った方々のお人柄や、どうしてあんな生き方ができるのかという会話が主でした。
そして解散場所でお別れして、毎回のことながら、サイドミラーからみんともさんの姿が見えなくなった途端に一気に寂しさと共に、今回のオフ会の記憶で発電棒も込み上げるのですが、また会えるから、また会えるからと言い聞かせながら帰ってきたのでした。
ここのところ毎月一緒に行くことができて本当に幸せです。
夏が近くなってくるとまた会えなくなってきますので、それまでに何度でも会っておきたいなぁと思っていたら…
果たして来月は会えるのでしょうか、来月は会えたとしても、再来月はどうなのでしょうか。
毎日ニュースを見るたびに事態はどんどん悪化していって、なにか大きな、とんでもない事に繋がりそうで…。
もし、万が一そうなった時のために、毎日を後悔のないよう過ごしましょうねとみんともさんが言ってくれました。
本当にそうだと思います。
そのためにも、日々の事、そしてなによりみんともさんとの時間、後悔のないようにしていきたいものです。
さて…来月も行けたらいいのですが…。