すっかり冬。
超デブの僕には幸せな季節。
少し動いただけで汚汗が垂れ落ちる僕でもすぐに汗が引く過ごしやすい季節。
しかしそんな冬の最中でも幸せでも心地よくもないことは…
しばらくみんともさんに会えてないこと…
みんともさんがお仕事で想定外の状況だったこともあり、これまでにも何度かあったことですが、いよいよ完全に別世界の人になってしまって、会うどころか話さえできなくなってしまうのではないかと…。
「もともと僕達とこんな関係になってくれてたのがあり得ないんだから」と、恋敵のN君と惨めに慰め合っていましたが、そんな事態も回避できたようで、心の底から安堵しました。
そしてようやく、やっと、一緒にお泊まりオフ会に行ってもらえました…どれほど、どれほど待ち望んだことか…!
今回も3泊してもらえるということで、いつものように1週間前から恒例の儀式を執り行い、はちきれんばかりに溜めに溜めた状態で待ち合わせ場所へ。
僕の車が近づいて、ぱあっと愛くるしい笑顔を向けてくれるみんともさん…。
もう、これだけで「生きててよかった…」と涙目になってしまうのですが、そんな心とは裏腹に猛り狂う部分もあり…。
しかし本当に、いまだに思いますが、なんでこんな超デブの中年キモオタにあんな嬉しそうな笑顔を向けてくれるのだろう…。
世のカップルやご夫婦の意見を見てると、いわゆる「倦怠期」というものを迎えるようですが、みんともさんを見てたら本当にそんなことがあるんだろうかと思ってしまいます…。
なのでいまだに緊張と緊張で挙動不審になってしまうのですが、今回は別の理由もありました。
その理由は後ほど書きますが、ひとまずみんともさんの車に乗り換えて目的地へ出発。
ここのところほとんどそうなのですが、今回の目的も「お気に入りの宿でだらだらと過ごす」ことでした。
今回は特にみんともさんの心の疲弊が非常に激しかったようで「とにかく静かなとこで過ごしたいです…」という希望だったので、じゃあもうあそこしかないですね、ということになりました。
僕ははみんともさんと2人っきりで過ごす時間がなにより大切なので僕にとっても好都合。
天候は雨でしたが、それもまた好都合。
周囲になにもない山の中の一棟貸、さらに雨音がかき消してくれるとなると、それはもう存分に…!
ということで、途中のスーパーで食料を買って目的の宿へ。
この、途中のスーパーでの買い込みも、みんともさんと夫婦気分になれるのでたまらないんですよね。
そんな妄想してるのは僕だけでしょうし「え…どういう関係…?」みたいな視線を受けることも多いですが。
そして雨の中、宿へ到着…。
CX-5じゃありません。
みんともさん、車を買い換えました!
これが先ほどの理由です。
※みんともさんの車なので画像処理しました。
みんカラなのに車に画像処理という愚行は重々承知しています…
前々回の記事で終わりのほうにいつも以上に寂しさを感じていたのは、みんともさんが車を買い換えることを知っていたからです。
僕とみんともさんを巡り合わせてくれたのがCX-5。
同じ時期にまったく同じ車種を購入したことで、同じ時期にみんカラに登録。
一方的にみんともさんのファンになり、初めて3次元の女の子に対して「こんな子が彼女だったらな」という願望を抱き、初めて3次元の女の子で自己発電する日々。
そんな子と、お互い住んでる地域が違う場所であまりにも奇跡的に遭遇。
それも1分でも違っていれば遭遇していなかったかもしれないというタイミングで。
そして僕はそれまでのじめじめとした暗い鬱屈とした世界から、まるでエロゲの世界に迷い込んだような、まるでエロゲのヒロインが惨めなキモオタのために画面から出てきてくれたような世界に転生したような経験をさせてもらっています。
それは僕とみんともさんが同じ時期にまったく同じCX-5を購入したから。
それもあって僕はどんなに維持費が厳しかろうと(もっとも僕と同世代の方にとってはなんてことない費用だと思いますが)、CX-5を手放せずにいるのです。
でも、みんともさんは…。
だから、みんともさんがCX-5を手放すことによって僕との関係も終わってしまうのではないかと非常に不安だったのです。
みんともさんは「そんなことないですから!」と言ってはくれていたものの、やはりこうして一緒にお泊まりオフ会とかに来るまで不安もあり…。
それがこうして一緒に行ってもらえることができて本当に、心の底から安堵したのです。
みんともさんが以前からこの車を気に入っていたことは知ってますし、CX-5に比べるとみんともさんのイメージにピッタリな感じで、みんともさんも「かわいいでしょう~?」と、とてもお気に入りの様子でした。
とはいえ軽自動車。
長距離を移動するので僕のCX-5のほうが…と提案していたのですが「私の車のほうが交通費がすごく安くなります!」というみんともさんの主張と、なにより防犯的な観点でいつもどおりみんともさんの車で移動することになったのです。
途中、僕も運転させてもらいましたが…僕が(というか親が)所有していたボロボロの軽自動車とは雲泥の差。
乗り心地や静粛性やパワーはもちろん、装備類はもう高級車みたいでした。
CX-5と比べると当然車内は狭かったですが、ということは必然的に隣のみんともさんとの距離が近くなるわけで…ということは運転中や助手席のみんともさんのふとももをこれまで以上に間近で堪能できるようになり…交通費や装備などより、僕にとってはそれが1番の利点でした…!
いつも利用させてもらっていたぶん、久しぶりな気がしました。
やっぱり冬は炬燵がありがたいですよね。
みんともさんはしばらくここに座って「静かですね、雨音が心地いいです…」と、ボ~っと外を眺めていました。
状況は知っていましたが、やはり精神的にかなり疲弊していたのだと思います。
華やかな世界ですが、みんともさん自身はそれを望んでないようですからね…。
そして楽しみにしてた部屋の露天風呂へ!
いつも思いますが、部屋付なのに立ち寄り湯に使えそうな造りなんですよね。
やっぱり冬は温泉です。
部屋付なのにこの広さ。この趣き。しかもかけ流し。
何度も入りました。
しかし雨が降っていたので残念ですねと言ったら「雨の中露天風呂に入るのってテンション上がりません?!」と、嬉しそうなみんともさん。
一緒に入ってると「こんなに雨降ってるのに外でお風呂入ってるってあまり体験できないでしょう?!」と嬉しそう。
みんともさんが座右の銘にしているという『雨を感じる人もいれば、ただ濡れるだけの人もいる』とはこういうことかもしれません。
そしてここには内湯もあるから雨が降っていても大丈夫なのです。
ここもまたかけ流し。贅沢。
そして大量のお赤飯までいただけます。
これがまたおいしいのです。
みんともさんは女将さんにとても気に入られてますので、受け取る時に大盛り上がりしてました。
夕食の準備。
スーパーで買ってきた惣菜を並べるだけなのですが「男の人を台所に立たせるのは女の恥です!」と、一切手伝わせてくれません…。
みんともさんとのお泊まりオフ会では僕はお茶さえ自分で淹れたことないんですよね…。
そして夕食!
惣菜ばかりですが、普段の僕の食事よりもずっと豪勢です…。
そして夜はもう…!もう…!
山の中の1棟建て、外は雨、どんな大きな声でも大丈夫…!
もう、もう、狂ったように…!
そして翌朝。
ここはお昼まで滞在していいので「お風呂にでも入っててください」とみんともさんに促され、その間にみんともさんは部屋を台所の排水口まできっちりと清掃。
僕の荷物も片付けてくれていました。
いつもこうなんですよね…ご奉仕好きなのも、尽くしまくることに喜びを感じるM娘さんなのも知ってますが、絶対いいお嫁さんになると思うのですが…僕なんかと知り合ったばかりに…だからといってあきらめきれませんが…。
そして宿を出る前に女将さんにご挨拶。
するとまたしても雑談に花が咲くみんともさんと女将さん。
みんともさんと話していると女将さんと会うのも楽しみにしてるようですからね。
その様子を僕はにやにや見ているだけですが…。
すっかりお昼を過ぎた頃に、この日の宿に向かって出発。
ここからだとちょうどいい時間に到着するんですよね。
というわけで、この地域の農家直売のスーパーで食材を買い込み、もう何度もお世話になっている宿に到着。
みんともさんはここの管理人さんにもすっかり気に入ってもらえていて、みんともさんが今回の予約の電話を入れた際、管理人さんは酔っぱらって大変上機嫌だったらしく、2時間以上電話で話していたそうです。
もう何度も来てますが、何度来ても飽きない素晴らしい環境。
今回もメイドさんになってもらいました…。
山奥の建物なのでかなり寒いだろうと警戒していましたが、そこまで冷え込まなかったのでよかったです。
前夜がほとんど眠らずにずっと…だったこともあるのか、寒い外から暖かい部屋に入ると一気に眠気が襲ってきて、荷物を置いた後はベッドに入って眠ってました。
目が覚めると夕方。
完全に熟睡していたのでしょう、短い時間のわりにスッキリと目が覚めました。
夕食の準備をするみんともさん。
やっぱり手伝わせてくれません。
準備だけじゃなくて後片付けも「座っててください」と、手伝わせてくれないんですよね…洗い物しながらコーヒーの準備もしてくれて…。
ネットでよく見かけるヒステリックな女性の意見を考えると、いまどき珍しい子だと思います…。
でも火熾しは僕の仕事。
これも経験でしょうか、囲炉裏でもあっさりと火を熾せるようになりました。
みんともさんの指示で囲炉裏焼肉開始!
もう何度も書いてきてますが、あんなに安いのに肉や野菜が本当においしいです。
食事の後はメイドさんがコーヒーを淹れてくれて、途中のケーキ屋さんで買ってきたケーキを一緒に。
話題のケーキ屋さんだったので買ってみたのですが、確かにものすごくおいしい。
なるほどこれは評判になりますねと驚いていたのですが…ちょっとお高い…。
それでもかわいいメイドさんと一緒に食べられるのは至福の時間です…。
食後はメイドさんが桃鉄で一緒に遊んでくれました。
そして翌日。
明け方までそれはもう…!だったのにお昼前に起床。
この日は「〇〇に行ってみましょうか」「〇〇もいいですね」と話していたのですが、部屋でのんびり過ごすことに。
街が遠くに見える草原、自然の音しか聞こえない、日常と切り離されたこの宿の環境がそうさせてしまうのだと思います。
デッキで本を読んだり…
雨が降りだしたら窓から草木が雨粒に揺らされる様子を眺めたり…
のんびりお風呂に浸かったり…
昼食はみんともさんが簡単な料理を作ってくれて…
ただのレトルトじゃない、普段なら絶対買わない値段のレトルトカレーと一緒に食べて…さすがにおいしかったです。
昼食後はキンドルで本を読んだり…
おやつの時間は買ってきていたケーキ。
上で書いてますようにとても濃厚ですごくおいしいのですが、値段が…。
「でもまた買っちゃいそうですよね」というくらいおいしかったです。
この時にみんともさんが読んでいたのは「たま」の自伝マンガでした。
僕の世代なら「たま」はもちろん知ってるんですが、みんともさんが好きだとは…!
音楽に精通しているみんともさん言うには、とんでもなくすごいグループだったとか。
みんともさんの説明を聞きながら、みんともさん持参のスピーカーであらためて聴きなおしてみると、なるほど確かに…。
そして恐らく誰もが知ってるたまのあの曲が実は…と説明してもらって、これはめちゃくちゃ驚きました。
誰でも知ってるであろうこの曲は実はクラシックの名曲が元になっているらしく「ほら、歌詞に書いてあるでしょう??」「うわ、ほんとだ!!」本当にすごい才能を持った集団だったんですね。
その後もみんともさんが「たま」やメンバーの方の曲を聴かせてくれたのですが…
僕は特にこれ、泣きそうになりました…心に染みついてしまいました…
そんなことを話したり聴いたりしながら過ごしていたら陽が暮れましたので…
みんともさん指揮による2回目の囲炉裏焼肉!
普段は年老いた母との2人暮らしなので、こういう濃くてがっつりした食事はあまり食べないんですよね…その割には超肥満体ですが…。
そういう事情もあり、ガツガツ食べまくるのでした。
そんな僕をまるで年上のお姉さんのように優しい笑顔で見守りながら「おいしいですか?」「これもどうぞ!」と、嬉しそうに自分の分を分けてくれるんですよね…。
夕食後はswitchで一緒に遊んでもらいました。
そして最後の夜ですから、それはもう…!
結局明け方までずっと…でした…。
翌日のチェックアウト時、管理人さんにご挨拶に行った際。
ここの管理人さんにもとても気に入られているみんともさん。
やはり1時間ほど話が盛り上がっていました。
そして寒い中見送ってくださる管理人さんの「行ってらっしゃ~い!」に「行ってきま~す!」と答えるみんともさん。
ああ、また一緒に来てくれるんだなと嬉しくなりました。
やはり今回、みんともさんが車を換えたことにひどく不安があったんですよね。
僕にとってはこれまでの人生がひっくり返った、みんともさんとの出会いを運んでくれた車だったので。
そんな中でみんともさんのお仕事の状況が激変して会えない期間が長くなったので、ああやっぱり…と落ち込んでもいましたので…。
そんな気持ちを察してくれていたのか、みんともさんとのお別れ場所で「大丈夫だったでしょう?」と笑ってくれて、「また近い内にご一緒しましょうね!」と言ってくれました。
僕には夢のような時間が終わり、寂しさばかりの帰り道でしたが、また一緒に行ってもらえるという言葉に希望を託しながら耐える日々です。
という今回のオフ会だったのですが…。
ちょっとこんな画像を…。
僕とみんともさんの2ショットです…。
僕は自分の容姿の醜さを自覚してますので、写真に写るのが好きじゃありません。
ただでさえ自覚しているのに、あらためてその事実をつきつけられるような感じがするからです。
ですが、みんカラや別のとこでメッセージやメールをいただく中で…
「自分のことを超デブキモオタ中年と書いてますが本当はそんなことないんじゃないですか?」
みたいな主旨の内容をいただくこともあり…。
じゃあもう見てもらおうと…さすがに顔は晒せませんが、体型や雰囲気からよくわかると思います…。
これを撮るにあたり、せっかくだからみんともさんとの2ショットを撮らせてもらおうとお願いしたら「いいんですか?!」と、すごく喜んでくれて…。
みんともさんも僕が写真に写りたがらないことは知ってるんですよね…なので、2人一緒に写ってるのは数枚しかないのです…違う目的で撮った僕とみんともさんが写ってる画像や動画はたくさんあるのですが…!
「どんなふうに撮ります??」と、すごくはしゃいでくれて…並んで写ってもらうだけでいいですと言うと「せっかくなんですから♪」と、こんなふうに…。
もちろん嬉しくてたまらないのですが、なんでこんなかわいい女の子がこんな気持ちの悪い中年豚男と…と、自分で見ても強く思います…。
あらためて見ても違和感がすごいのですが、みんともさんがメイドさんの衣装なことと、部屋もカフェっぽくはあるので、メイドカフェで追加料金を払ってお気に入りのメイドさんと2ショット撮らせてもらったキモオタ中年として考えると、違和感も減少するかもしれません。
最後に気持ちの悪い姿を晒してしまい申し訳ありませんでした…。