陽が昇るのが早くなってきました。
ということは夜の暗い時間が短くなってきたということ。
根本的にネガティヴで性格も暗い僕にとって、明るい日中よりも夜の暗い時間のほうが落ち着くわけで、希望に満ち溢れた朝の陽射しなどはちょっと憂鬱になってしまうのです。
エロゲとか薄い本であれこれしたり、みんともさんの画像や動画で自己発電するにも暗い時間のほうが集中できますからね…。
自身を卑下しているのではなく、そのほうが落ち着くのですから、やはり薄暗い場所でモゾモゾしていることに適した生物なのだと思います。
そんな僕が日中の、お天道様の下で活発に動きたがる唯一の理由は、みんともさんとのお泊まりオフ会!
前回からそんなに間を空けずに一緒に行ってもらうことができてよかったです。
夏場になると会えない期間が長くなりますし、僕としては毎日会いたいですから今のうちにできるだけたくさん会っておきたいので…。
というわけで今回も2泊してもらえました!
いつものように特にどこにも行かずに、お気に入りの宿で過ごすだけ。
「なんだか毎月のお家賃を払いに行ってるみたいですね」というもみんともさん。
確かにそうなんですが僕としては…新婚さんごっこをしに行ってるような…!
しかし今回、みんともさんが予約の電話をしたところ…その期間は管理人さんが旅行中でお休みだったそうなのです…。
なのですが!
「○○ちゃんだったらいいよ、好きに使って!鍵開けとくし、お金はなんか適当に」と言われたらしく…「留守番ですね!」ということになりました。
このようなことはこれで2回目で、この地域の人達や管理人さんのおおらかでざっくばらんな気質もあるのでしょうが、やはりみんともさんの人柄によるものが大きいかと思います。
これが僕だったらとてもこんなふうに信頼してもらえないでしょうからね。
相手に敵意も警戒心も持たせない、小柄で愛らしい童顔と言動や仕草。
知らない土地で知らない人に普通に話しかけられてすぐに気に入られるみんともさんだからだと思います。
そんなわけでいつものように1週間前から恒例の儀式を執り行い、待ち合わせ場所でみんともさんの車に荷物を載せ変えて宿に向かいました。
ついでに、今回はどういうわけかとても甘えまくりたい気持ちだったので、設定はよくお願いする「いじめられっ子の肥満児の小学生男子と、その子を旅行に連れてきてくれた近所に住む憧れの優しいお姉さん」をお願いしました。
しかし少し前から何度も書いてますが、最近の軽自動車って本当にすごいですね…。
僕みたいな超デブだと、みんともさんと合わせて実質3人分でしょうし、荷物もあるのに高速でも特に問題なく加速しますもんね。
車内で「買い変えないんですか?」という話にもなりますが、僕にとってCX-5はとんでもない運命を運んできた車なのでまだしばらくは…!
途中にある農家直送のお店で2日分の食料を買い込み(この買い物も僕にとっては新婚さん気分でたまらないのですが)、非常に天気がよかったことで、この地域でおいしいと評判のお弁当屋さんで昼食を買って公園で食べることにしました。
評判どおりとてもおいしいお弁当でしたし、ちょっとしたピクニック気分で(行ったことないですが)気持ちよく食べることができました。
公園の東屋に書き込みノートがあったので記念に書き込むみんともさん。
以前、みんカラに登録していた時も非常に面白い記事を書いていてフォロワーも多かったですが、感受性だけじゃなくて文才も優れた子なんですよね。
とても面白いコメントを書き込んでいました。
僕みたいな低脳からすると、サラサラ書きながらよくそんな発想や言葉が出てくるなと感心するばかりです…。
そしていつもの宿に到着。
みんカラなのに車に画像処理を施すなど愚行と承知していますが、僕の車ではないので…はい…。
荷物を運んだ後はデッキに出て本を読んだり…
ぼんやりと景色を眺めていましたが、あまりに天気がいいので草原に出てみましょうかということになり…
草原を散歩しつつみんともさんの撮影会をしていたら「そうだ!」とみんともさんはなにかを思い出した様子で…「キャッチボールしませんか?!」と…。
この頃はWBCが大盛り上がりで野球好きのみんともさんもザワザワしていたようなのです。
しかしキャッチボールといってもボールとか…「大丈夫、積んでます!」
いかにも文系で図書委員とかやってそうな見た目に反して運動神経の良いみんともさん。
ご兄弟が僕と同種の人達のため、活発な娘さんに目をつけたのか、野球好きなお父さんの影響で小さい頃からよくお父さんとキャッチボールしていたそうなのです。
対して僕は昭和生まれの男のクセに運動神経の無さもあってキャッチボールをした記憶はあるような、ないような…程度。
でもせっかくのみんともさんからの提案。
運動は苦手とはいえ全力でやってみることにしました。
でも、運動するんですから…と体操服に着替えてもらって…
なるほど、使い込んである…
昨日今日買ったものではないようです…。
「いきますよー!」
運動が得意とはいえ、女の子。
さすがにそんな強いボールは…
?!
さすがに恐怖を感じるような強いボールではありませんでしたが、いわゆる「女投げ」みたいな感じではなく、ほぼ真っ直ぐにちゃんとしたボールが投げ込まれました。
対して僕はコントロールが定まらず、何回もみんともさんを走らせてしまうことに…。
ですが、みんともさんが色々と指導してくれたおかげで少しずつまともに投げれるようになり、けっこう長い時間キャッチボールで遊んでいました。
僕は学生時代にひどい虐めを受けていて、僕を虐めていた人達の中には運動部の人もいて、あまりいい印象はないのですが…
それでも、試合中の真剣な彼らの表情はかっこいいなと思えましたし、なによりW杯や今回のWBCにおいても、明るい話題でいっぱいになるというのはとても良いことだと思います。
景色を眺めながら休憩。
みんともさんは汗ひとつかいていませんでしたが、僕は汚汗でどろどろになってしまいました。
汚汗まみれになってしまったので、洗濯してくれるみんともさん。
夕食の準備に取り掛かろうとするも、鍋がないことに気づき、捜索に出るみんともさん。
※もう何度も利用させてもらっているため、どこになにがあるか大体の見当がついてるのです。
無事に鍋を見つけて持ち帰るみんともさん。
※後に管理人さんが「(鍋とかを含め)色々置き忘れてきたことに気づいたんだけど…○○ちゃん達ならなんとかするだろうなぁって思って…」と言っていたそうです。
食事の準備に取り掛かる前に洗濯物を干してくれるみんともさん。
木の枝を物干し竿にするって、なんかいいですね。
黄砂のせいでしょうか、フィルターがかかったようになった、きれいな夕陽が沈んでいきました。
この日没に合わせてみんともさんがアイフォンで「遠き山に日は落ちて」を演奏してくれました。
少しずつ夕陽が沈んでいく中、とても静かな大自然の中にピアノの音だけが響いて、なんともいえない、郷愁といった表現が最も近いでしょうか、そんな気持ちでいっぱいでした。
みんともさんは夕陽を眺めている時にしばしば「このまま世界が終わってほしい」と口にするのですが、まさにそんな、これ以上の終わり方はないだろう、という美しい光景でした。
そのまま世界が終わればお腹も減らないのに。
やはりお腹は減るので部屋に戻って調理の前に着替えてもらって…
そして食事の準備。
相変わらず手伝わせてくれません…。
ご奉仕好きなM娘さんということもあるのでしょうし、「天邪鬼なんですよ」と本人は言いますが、「主婦の家事は仕事よりもはるかに重労働!もっと敬え!」みたいな世間の風潮と真逆の子だと思います…。
準備完了!
みんともさんの指示で食事開始。
前回のがあまりにおいしかったので、今回もすき焼きをお願いしていたのです。
しかし…いつも思いますし、今更ながら本当に…
こんな、自分の年齢より半分近く年下の若くて容姿にも恵まれた、真面目で優しくて慈悲深くて母性が強くて、恵まれない者にこそ尽くしたいという、そんなエロゲのキャラとしか思えない女の子がですよ。
こんな、低学歴低収入低脳の、40年以上まともに女の子と話したことさえなかったような超デブキモオタ中年にですよ。
何度も泊まりがけで一緒に旅行に行ってくれて、料理や洗濯もしてくれて、荷物の整理や着替えの準備もいつの間にかしてくれて、遊び相手もしてくれて、夜も…みたいに、まるでエロゲのメイドロボみたいにとにかく僕のことを優先して尽くしに尽くしまくってくれて…
本当に、何度も何度も書いていますが、なんでこんな子が存在するんだろう、本当にエロゲの世界に迷い込んだんじゃないか、僕の妄想が重症化しすぎて妄想を現実と思い込んでいるのではないか…
僕はいったいどうなっているんだろうと思うことばかりです…
運命が悪いのです。
あんな、容姿も性格も、いろんなアレコレもなにもかも、あんなにいちいちキモオタ好みの女の子を僕みたいなキモオタ中年にめぐり合わせたらどうなるか。
運命が悪いのだと思います。そう思わないとなにもかもおかしい。
僕はいつまでこのエロゲの世界に迷い込んでいられるのだろうと不安になったりもします…。
そして食後はもう、もう…!
という感じでいつものように明け方までずっと…でした。
翌日、お昼近くに目を覚ましたところ、この日もよく晴れていましたので外に出て目覚めの散歩。
明るい日光はより明るい気持ちにしてくれるのか、木にとまる小鳥を観察したりしながら楽しそうに歩き回るみんともさん。
自然の中の明るい日光。
僕みたいな日陰に棲息するウジウジした人間でも元気な気持ちになります。
お腹もすいてきましたので、部屋に戻って昼食の準備をしてくれるみんともさん。
「だらっと座っててください!」と、やはり手伝わせてくれません。
レトルトですがカレーとハンバーグ。
目玉焼きも焼いてくれました。
そして昼食を食べながら窓の外の景色を眺めていたら…
今回も遭遇!アナグマ!
ついにカメラで捉えることができました。
なにを探しているのか、夢中で土を掘っていました。
食後はまりのさんの車と記念写真。
僕用にも欲しかったので僕がもらうぶんはいろんな衣装で…。
みんカラなのに車に画像処理する愚行は以下略。
しかし、みんともさんのイメージにぴったりなかわいい車だと思います。
CX-5の時は「こんな子がこんな大きい車に?!」というギャップがありましたが、今回の車はいかにもみんともさんが乗ってそうな感じです。
他にもいろいろしていたらすっかり夕暮れ…早い…
同じとこに2泊だからのんびりなはずなんですが、みんともさんと一緒だと本当に時間が過ぎるのが早すぎます…
そして夕食。
前日に引き続き、すき焼き。
残りの食材を切り分けてくれるみんともさん。
みんともさんの指示で今回最後の夕食開始。
やっぱり…ものすっごくおいしかったです…。
なんというか…こんなにおいしいなんてものすごく体に悪いんだろうなぁという…。
食後はもちろん…明け方までたっぷりと…
だってまたしばらく会えなくなるのですから!
翌朝、「留守中に勝手に使わせてもらったんですから!」「信頼してもらってるなら、それ以上のことをしないと!」と、いつも以上にきっちり部屋の清掃をするみんともさん。
僕も部屋中の窓を拭いたり、お風呂掃除したりして、料金を管理人さんと約束した場所に隠し、宿を後にしました。
※後日、みんともさんに「あそこまで掃除しなくていいから!」と電話があったそうです。
そして解散場所へ…今回のお泊まりオフ会もこれで終了。
またしばらく会えなくなるわけです…。
僕としては毎日会いたいですし、いつも帰り道ですでに会いたくてたまらなくなって寂しさで泣きながら運転してる感じですから。
「来月はちょっとわからないですけど、夏前までにまたご一緒してくださいね!」と言ってくれたので、ひたすらその日を待ち続けるしかないのですが。
旅行は現実逃避だということを聞いたことがありますが、僕にとってはまるでさんざん自己発電したエロゲを終了するような…
いや、ちょっと違いますね、そのエロゲの世界に迷い込んでいた空間から少しずつ現実に引き戻されていくような、長い時間エロい夢を見ていて少しずつ目が覚めていくような…
春という季節のせいでしょうか、なんか、今回はいつも以上に会いたい気持ちが募りすぎてしまっていて、この記事を書くのにも時間がかかってしまいした。
こんな、新しい季節の始まりで、世間もなんとなく明るく、ポジティヴな空気が漂っている時期に憂鬱な気持ちになりがちで、寒く暗い時間の多い冬に元気なあたり、やっぱり底辺層の虫ケラなんだなと自分でも思います。
暗くなってしまいました。そんな気分を紛らわすためにも、またエロゲとエロマンガで日々を過ごしていきたいと思います…。