こんばんは
今年もあと少しになりました。
12月は毎年の事ながら仕事も含めて何かと忙しい日が続いていますが、大きな病気やケガもなく1年を過ごせそうです。体だけは頑丈なんですよね(笑)
前回のブログ に書いていますが、12月5日にみん友さんの結婚式に参列しに高知まで行ったんですが、その日はそのまま宿泊し、翌日は一緒に行った
Shinさん とぶらっと市内散策をしました。
何かないものかと2人でいろいろ調べていると、たまたま
「四国自動車博物館」 がヒットしたので行ってみる事にしました。
入館料は800円と、払う時は何だかビミョーな値段・・・(高いような気がするって言う意味で)
玄関にはフェラーリ246GTとアルファロメオ S.Zが飾られ、エントランスにはナイジェル・マンセルがドライブしたフェラーリF1もありました。
エントランス部分はスペースは小さいですが、レースビデオが流れていたり雑誌が置かれていたり、グッツが並べてあって、ミニカーの販売などをありましたね〜
ABARTH好きにはたまらないですね^^
このミニカー、買おうかと最後まで悩みましたw
そして中へ入ると~
めっちゃ綺麗〜!
めっちゃスゲー!
写真ではその凄さは分からないですが、とにかく見応え十分の施設でした。800円の入館料が
高い と感じるって? いや安すぎる〜、めっちゃ良心的〜(笑) ここを経営しているネッツトヨタ南国には感謝ですね^^
開館と同時に乱入したので、入館者は"0" 2人で独占的に見放題デスw
写真をいろいろ撮ってきたのでいくつかUPします。
(説明文は展示内のプレート、及び四国自動車博物館HPから引用しています)
COBRA 427SC
この世でもっとも獰猛なクルマ、コブラ427・・・
1960年代、フェラーリに代表されるヨーロッパのエスタブリッシュメントを向こうに回し、アメリカン・ストックブロックの大排気量と大トルクを武器として果敢に闘いを挑んだコブラ。アメリカの代表的な数少ないオープンスポーツカーの頂点。日本では数台しか確認されていない。
specification
Engine Type:V型8気筒
Cubic capacity:6,997cc
Maximum horse power:425hp / 6,000rpm
Maximum torque:66.4kg-m / 2,700rpm
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ALFA ROMEO Giulia TZ2
至上のレーシング・スポーツといわれるTZ2はアルファ・ロメオ最後のロード・ゴーイング・レーサー。TZは100台以上生産されたが、その中には、究極的で発展型のスーパーモデルが12台あった。それがTZ2と呼ばれるマシンである。現在、日本には四国自動車博物館の1台しかない。
specification
Engine Type:水冷直列4気筒DOHC
Cubic capacity:1,570cc
Maximum horse power:165hp / 7,000r.p.m.
Maximum torque:13.8kg-m / 3,000r.p.m.
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ALFA ROMEO GTA1300 Junior Gr.5 MONZEGLIO
2つの世界大戦の以前から、ミラノ生まれのアルファロメオのマシンたちは 幾多のレーシング・フィールドを疾走し、数多くの栄冠に輝いた。 1960年代からはツーリング・カー・レースに参戦。目をみはる活躍をした。GTA1300ジュニアは、この熱き血統を引き継ぐ1台である。
specification
Engine Type:ツインプラグ・ツインカムエンジン
Cubic capacity:1,290cc
Maximum horse power:160hp / 8,000r.p.m.
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Cizeta Fenice TTJ Spyder
アメリカでスーパーカー販売に成功していたクラウディオ・ザンポーリとミュージシャンとして人気を得ていたジョルジオ・モロダーが、「誰も見たこともないスーパーカーを作ろう」というアイデアを元に共同出資で、イタリアのモデナに「チゼータ・モロダーSRL」を設立した。デザイン的にその後発表されたランボルギーニ・ディアブロに似ているため、ディアブロの原案ではないかと噂された。展示車両は日本製高級カーオーディオメーカーのデモカーとして使用されていたもので生産台数は1台である。
specification
形式:V型 16気筒 DOHC ミッドシップ横置
総排気量:5995cc
最大トルク:78.4 kgf・m.
最高出力:568HP
最高速度:337km/h
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LOTUS EUROPA SPECIAL (TYPE74)
1960年代、当時ではまだ高級スポーツカーやレースカーなどでしか採用されていなかったミッドシップ、そして安価なリアル・スポーツカーとして1966年にType46を誕生させた。その後、エラン・スプリントで採用されたっ最強ロータス・フォード・ツインカムビックバルブ1588cc(Type74)に変更されていく。当時1600ccクラスでは世界最高となった。
形式 ロータスビッグバルブ 水冷直列 4気筒 DOHC
総排気量 1,558 cc
最高出力 113 hp / 5,500 r.p.m.
最大トルク 14. 4 kg-m / 5,000 r.p.m.
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LANCIA STRATO'S
1970年トリノ・ショーでベルトーネ社よりプロトタイプのストラトス(成層圏の意/造語)・ゼロが登場した。特徴的な極端に短いホイールベース(2180㎜)とワイドトレッド(F1430㎜/R1460㎜)は直進性よりも コーナリングを優先させ、パワーユニットにはディノエンジン(V6/2418cc)が採用され中低速重視のラリー用のセッティングでギアはかなりクローズドレシオに設定されている為、発進での加速はディノを上回る。ラリースペシャルとして開発されたストラトスはその期待通りの活躍でランチアをラリーの名門と決定付けたマシンである。
specification
形式:V6 DOHC 4バルブ ミッドシップ横置
最高出力:190HP /7000 r.p.m.
総排気量:2418cc
最大トルク:22.9 mkg/4000 r.p.m.
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TOYOTA DENSO 88C
耐久レースがグループCで行われていた時代。打倒ポルシェを旗印にトヨタのワークス活動を担っていたTOM'Sは、1985年から本格的にル・マン24時間耐久レースに参戦を始めた。 そして1989年6月11日ル・マン(写真右下)で戦ったトヨタ88Cそのものが、ここにある1台である。ドライバーは星野薫、鈴木恵一、Didier Artzet。
specification
Engine Type:3S-GT改 直列4気筒DOHC
Cubic capacity:2,140cc
Maximum horse power:680hp / 8,500r.p.m.
Maximum torque:65.0kg-m / 5,500r.p.m.
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フロア内には寛げるスペースもあり、さながらピットハウスのように雑談が出来ます^^
トヨタ パブリカ
大衆乗用車の量産・量販を実現することは、創業以来のトヨタ自動車の念願であった。大衆乗用車時代幕開けの兆しが現れはじめた1954年頃、トヨタで超小型乗用車の開発計画がスタートされる。そしてその追い風となったのが、1955年5月に発表された「国民車育成要綱案」だった。これは、通産省が実用的な国民大衆車の開発を奨励するというもので、国民と自動車業界に強烈なインパクトを与るものであった。
その「国民車」の骨子は、
○最高速度は100km/h以上となること
○60km/h走行時で1リットル当たり30kmの燃費であること
○乗員2~4名と100kgの積載ができること
○エンジン排気量は350~500ccとすること
○月産2000台を目標とし、生産価格は15万円以下(後に25万円以下と訂正される)となることとされ、各自動車会社に試作車の製作を求めた。通産省のこれらの要件をクリアし、選定された1車種には財政資金が投入されることもあって、各社の開発競争に拍車がかかることとなる。
そして生まれたのが、トヨタ初の大衆車、パプリカである。
specification
エンジン:空冷水平対向2気筒
排気量:697cc
最大出力:28PS /4300 r.p.m
最大トルク:5.4 kg-m /2800 r.p.m
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TOYOTA COROLLA(KE10)
初代カローラ4ドアセダン。当初は排気量1000ccとして企画されたが、日産自動車が競合モデル(初代サニー)を開発中との情報が伝わり、急遽排気量1100ccに拡大して性能強化を図った。広告フレーズは「プラス100ccの余裕」。
specification
エンジン:K型 水冷直列4気筒OHV
排気量:1077cc
最大出力:60PS /6000 r.p.m
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トヨペットクラウン 1900 デラックスRS31型
日本のモータリゼーションはこの車から始まったといっても過言ではない。当時の日本のメーカーは、米国車などのノックダウン生産から自動車技術を学ぼうとしたが、トヨタは自社独自の技術開発でこのモデルを設計した。クラウンがデビューしたのは昭和30年(1955年)1月。自家用で乗用車を持つなど夢のまた夢という時代であった。そんな時代に、純粋なオーナードライバー向けの車として誕生したのである。戦後初の純国産乗用車ということで、日本国民の関心はこの車に集まり、あこがれの的であった。
specification
Engine Type 4気筒OHV 3R型
Cubic capacity 1,897cc
Maximum horse power 90hp
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TOYOTA SPORTS 800
トヨタ・スポーツ800 は、1962年のモーターショーで発表されたパブリカ・スポーツのプロトモデルをベースに、トヨタ系列のボディメーカー、関東自動車が企画して量産した2シーター・ライトウェイトカーである。1965年・・・昭和40年の4月1日に発売開始、今日においても通称「ヨタハチ」と呼ばれ、多くのファンに愛されている。 580kgという軽い車体はスポーツ性に富み、レース車としても大活躍した。 スペック上で上回るライバルのホンダS600/S800との間で数々の名勝負を繰り広げた。
specification
Engine Type 空冷OHV水平対向2気筒
Cubic capacity 790cc
Maximum horse power 45hp /5,400r.p.m.
Maximum torque 6.8kg-m/3800r.p.m.
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TOYOTA 2000GT (前期モデル)
トヨタ2000GTは、トヨタが世界に誇る本格的なグランツーリスモとして、1965年の東京モーターショーでデビューした。ロングノーズ/ショートデッキの魅力的なスタイリングもさることながら、バックボーンフレーム構造や6気筒ツインカムエンジン、4輪ディスクブレーキ、マグネシウム・ホイールなどメカニズムにおいても高く評価されている。 日本初の耐久レースともいうべき66年の鈴鹿1,000kmレースでは、1-2位を独占したほか、その年の10月に谷田部テストコースで行われた超高速耐久トライアルでは、3つの世界記録と13の国際新記録を樹立。世界水準に達する優れた耐久性を実証してみせた
specification (MF10)
エンジン:トヨタ 3M 水冷直列6気筒DOHC
排気量:1,988cc
最大出力:150hp / 6,600r.p.m.
最大トルク:18.0kg-m / 6,000r.p.m.。
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この車、分かった人は相当のマニアですww
COBRA カート
シェルビーの秀作
をモチーフに制作されたカート。業務用草刈り機等を製造しているブリックス&ストラットン社製エンジンを搭載。
specification
エンジン:短気筒4サイクルエンジン
排気量:206cc
最大出力:5hp / 3,600r.p.m.
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Harley-Davidson 36R
昭和11年に日本に輸入され、関東地区の陸運局にて職権打刻された正規品。戦中戦後、入手困難であったパーツを陸王の物に取り替えて昭和38年まで生き延びたようです。その眠っていた車両を分解・修理し、走行できる状態までレストアされたもの。
HONDA CR93 STREET
1962年、そのRCの技術を導入した市販レーシングマシンが誕生する。CR110(50cc)、CR93(125cc)、CR72(250cc)である。世界グランプリ125ccクラスで活躍するHonda 市販レーサーのルーツともいえるこのマシンは、当時の価格が30万円(大卒初任給:約15,000円)と破格だったのにもかかわらず、購入を希望する人が後を絶たなかったという。'62年度マン島TTレースではワークスマシンに互して3位への入賞を果たしている。
ここに展示するCR93は保安部品を装備した公道仕様。現在ではマニアの間で垂涎の的となっている極めて稀少なモデルである。
そしてトリを務めるのはこの車かな!
LANCIA DELTA S4
ランチア 唯一の無冠マシン。グループBの時代、ミッドシップ・マシンLancia Rally 037でWRC(World Rally Championship)を闘っていたランチア(アバルト)は、熟成を続ける4WDマシンの前には戦闘力が追いつかず、ついに4WDマシンの開発に着手する。ベース車は市販の小型5ドア・セダンLancia Deltaであった。コード名SE038として開発されたLancia Delta S4は外見こそDeltaの面影を残すものの、その中身は全くの別物のミッドシップ・フルタイム4WDだった。
Lancia Delta S4のWRCへの参戦は1985年最終戦のRACラリーで、1-2フィニッシュを納めるという形でデビューWINを飾る。翌1986年、開幕戦のモンテカルロを制し、第2戦スウェディッシュ・ラリーでも2位を獲得。しかし、第3戦でフォードRS200が観客に飛び込むという事故が発生する。ランチアは、この時のオフィシャルの管理体制に抗議してレースをボイコット。そして運命の第5戦ツール・ド・コルスで、H. トイボネンとS. クレストがコースアウトしてクラッシュ、炎上死するという大惨事が起きた。この事故をきっかけに、ハイスピードのグループBに対するレギュレーションの見直しが行われ、翌1987年からはWRCはグループA車輌で開催されることとなり、Lancia Delta S4の舞台は消滅することとなった。
無骨なスタイルや歴史からやや暗い影を持つLancia Delta S4だが、そのランチア初の4WDで残した実績が後のLancia Delta HF IntegraleのWRC6連覇につながるのであり、Deltaシリーズ伝説の礎となったモデルと言えるだろう。
VIDEO
いくつか紹介しましたが、まだまだ沢山あるので見所満載デス^^
四国自動車博物館を後にしたら、小高い山の頂上にこんな建造物が・・・
みん友さんが過去ブログで書いてありましたが、バブルの産物?それとも高知の王様の旧屋敷?(笑)
帰りは途中で行こうと2人で決めていた"ひばり食堂" へ
デカ盛りで有名なこの店ですが、残念ながら「倍盛り」は現在休止中で、Shinさんの挑戦はあっけなく撃沈・・・ブログに写真を載せんとアカンからあなた普通盛りねっ、と言われ、Shinさんは大盛りで僕は普通盛りを注文しました(笑)
普通盛りはやはり少なかった・・・大盛りがちょうどエエ感じだったなぁww
しかしここのカツは本当にめちゃウマでした!さすが精肉店ですね^^
その後、みん友のセブンさん が瀬戸大橋与島PAでimpの撮影会をやっているとの事でパピューンして合流しましたよ。
まさか、この「赤い悪魔」がこの日を最後に見納め だったとは、この日には知る由もありませんでしたが・・・(笑)
四国自動車博物館。
見応え十分。
ぜひ行ってみて下さい〜
ではみなさん、年末にかかりますが「飲んだら乗るな」ですよ〜^^