アクティHH3のメーターは、文字盤を上から照らすタイプです。
実用上問題無いが、古さを感じる。
・・・
そこで、文字盤にELシートを仕込むことにしました。
(本当はELシートを使ってみたかっただけですが)
もちろん、旧規格アクティ用のELメーターパネルなんて売っていないので、一から作る必要がありまーす。
ついでに針も光らせることにしました。
近代化の流れを紹介します。
1. 文字盤を光らせる
まずは・・・
ELシートは、100V・400Hzくらい交流で光ります。当然、直流12Vでは光りません。
そこで、直流12Vを交流のそれに変換するインバータを作らなければなりません。
(シートは買ったがインバータを買ってない)
3回作りなおして完成。

次にメーターを分解して、文字盤をスキャナで読み込み、レーザープリンタでラベルシートに印刷。
ラベルシートは、つや消しホワイト-透明-透明 の順で3枚重ねた。

これらを、ELシートに貼り付ける。予め、ELシートにはUVカットフィルムを貼っておく。(ELシートは紫外線に弱い)
そして、カット、穴あけをする。

左側がELシートで作った文字盤、右側が元の文字盤。重ねて両面テープで貼り付ける。
燃料計・水温計の文字盤は、悩んだ末このようにした。

これで文字盤は完成。
2. 針を光らせる
光を通す針を、別車種のメーターからゲットする。
針を光らせるためのLED基板を、さくっと作る。

こんな変な形の基板、初めて作った。光を拡散するためにシールを貼る。
こいつを文字盤の中心に貼り付ける。市販車は透明な樹脂で導光してるけど、そんな難しいことはできない。
次に、オドメーター・トリップメーターを照らすLED基板を作る。
これは、スピードメーターの文字盤の裏に貼り付ける。
後で気づいたが、LED1個ずつで十分だった。

配線して完成!
針は「軸の直径が合わない・長すぎ」だったので結構苦労しました。
切ったらバランスが崩れるのです。
ナニワトモアレ、近代化できたのではないでしょうか。光ってる様子は中々に良いです。
でも二度としたくない作業。
Posted at 2015/02/07 00:35:46 | |
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