
肺(キャブ)の治療により、心臓(エンジン)が蘇生したXT250ですが、やることは山積みです……
というわけで、エンジンを降ろして、外装をひたすら剥ぎ取ります……
……このままゴミに出すのが一番じゃね?σ^_^;
とか思った人(笑)多分正論。
タイヤ外しーの、フォーク外しーの、ステム外しーの、
ボルトへし折りーの、チェーンぶった切りーのスイングアーム外しーの………以下略(笑)
とりあえず、解体作業だけで2週間近くかかってます。
外した部品は仕分けておきます。ボルトやナットの類は、錆がひどいので、新品がホームセンターで買えるものは買いました。ピッチが特殊なものはサンポールでサビ取り→中和(メッキなんてめんどくさいことはしません(笑))
フレームなどはサンダーで
塗装錆ごと一皮全部剥ぎ、メタルプライマー→黒スプレー(シャシーブラックなんぞ使いません(笑)1台で195円スプレー×10本使用)
フロントフォークはオーバーホールするか悩みましたが、部品(SRと共通が多い)とるのが
めんどくさくてやめ。まぁ抜けた感じはないし……ボトムケースだけ塗装し、インナーチューブは摺動部に錆がなかったのでこれもそのまま。いかに当時の金かかったメッキといえど、錆はありますが、
ヴィンテージなんでそのまま(金がないとも言う)。フォークブーツは幸いそんなに劣化がなく再利用。
エンジンはオーバーホールなんて
しません。動いてるモンを触って、壊してもばかばかしい。
ただ、真っ黒のはずがアルミ錆で真っ白になってるんで、塗装。空冷フィンのせいで錆とりが大変だった>_<
シリンダーは耐熱塗装です。ついでに錆で真っ赤なマフラーも耐熱塗装。
ホイールは前後ともセンターハブとスポークが錆まみれ……でも深くはないので削って錆止め塗料を筆塗りです。そして、全体をスプレーで
真っ黒に。え? リムはアルマイトだろって?
めんどくさいので泣く子も黙る
まっくろくろすけ仕様です(笑)。
バイクの顔たるタンクは、中までサビサビ(もう笑うしかない)
サンポール攻撃→シェイク(※繰り返し)
しぇいくしぇいく!ぶぎーな……略。
ある程度とれたら2液エポキシボンドをシンナーで溶いたものを流し込んでコーティング(^^)安上がりです。
外側は、サンダーで剥いでから塗装。もちろん
まっくろくろすけ。決して
めんどうだからでは……あります(笑)。
ガソリンがかかるので2液ウレタンスプレーです。一応プラサフも使いました。タンクの塗装に他のパーツ全部の塗装以上のお金を費やしてます(笑)
……クオリティは、サンダー傷が消えずあんまり……T_T
まぁ
ヴィンテージだからいいんです。
↑ 何かと言えば言い訳につかいます。
ここまで来たら、劣化して表面がバキバキのフェンダーも
まっくろくろすけです。
PP製なので、表面を削って平らにしてからプラスチックプライマー→スプレー(笑)
そのうちハゲたらまた塗っちゃる!!
欠品のサイドカバーは運良くヤフオクでGET!これも同様に塗装。
そのほか
なんやかんやと既存部品を再生しました。遠目に見ればかなりキレイです(笑)
しかし、どうしても消耗品は……
この時、工具含めすでに3万円弱の投資……走り出すにはさらにお金がかかることを初めて悟るのであった……
続く……(笑)
Posted at 2014/02/06 02:03:52 | |
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XT250レストア記 | 日記