ギリシャ・アテネに出張で行ってきたので、現地の車事情についてレポートしてみたいと思います。
まず、とにかく路駐が多いです。アテネ市内の中心部は網目状に路地が走っているうえにほとんどが一方通行なのですが、狭い路地の両側にこれでもかというほど路駐・縦列駐車されています。おそらく駐車違反ではないのでしょうが、車一台がようやく通れるスペースがあるくらいで、ものすごく狭いです。しかもこの狭い道を車だけではなくバスも通って行きます。現地でタクシー・バス両方乗りましたが神業的な運転でスイスイ抜けて行きます。また、車幅に合わせて幅が広い車は一部路肩に乗り上げスペースを確保しています。きれいにギリギリ通れるように停めてるんですね。写真を見て頂くと、どうやってこれ出し入れしてるの?ってくらいにキレイに一列に縦列しています。現地で生活するにはこのくらいの技術が当たり前のように要求されるようです。
次に走っている車についてですが、どの車もほとんどが写真のように汚く、かつどこかが壊れたりへこんでいたりしています。この写真の車が特別汚いわけではなく、90%近い車がこれと同じレベルで汚れています。どの車も砂で真っ白、一部の高級車だけがキレイに洗車されていますが、場合によってはフロントガラスまで真っ白な車もいました。これ、前見えないだろうっていうレベルの車が平気で走っています。彼らにとって車は完全に日常の足であって、それ以上の存在ではないのでしょうね。あちこちへこんでいますが、縦列駐車ばっかりしていれば、当てても当てられても仕方がないのでしょう。
アメリカに比べると日本車の割合は少なく、1割前後くらいしか走っていませんでした。そんな日本車の中でもよく見かけたのがスズキの車とトヨタのVitzです。一部レクサスのような大型車がありましたが、ほとんどが小型車でした。やはり道路事情により小型車が好まれるのでしょうか。スズキ>トヨタ>ニッサン>ミツビシ>スバルといった具合です。とにかくスズキの車をよく見かけました。また、プリウスに代表されるハイブリッド車はほとんど見かけません。トヨタ車では圧倒的にVitzが多かったです。
写真はたまたま走っていたプリウスです。・・・これも汚いなあ。。。でもこの汚さが現地では普通みたいです。
日本ではほとんど見かけなくなったK11型のニッサン マーチです。やはりコンパクトな車が好まれるようです。
その2に続く
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Posted at
2014/06/18 18:30:58