先日購入した温度計と、新しく購入した電圧計が届いたので動作確認と減光機能追加のための検討を行いました。
バックライト式液晶とLEDなので、車に取り付ける場合、できれば減光機能、しかもライト連動の減光機能が欲しいところです。昼間明るい場所では明るく光り、夜ライトをつければ暗くなる。何でもない機能のようで、これがあるとないとでは使いやすさに大きな差が出ます。
どちらも5Vで動作するので、12V→5VのUSB電源で良さそうですが、手持ちに乾電池4本のホルダーがあったので、そこに1.2Vx4の充電池を入れて5Vとしました。

これが温度計です。直接つないでいるので結構明るいです。
ここに近所のパーツショップで買ってきた1Kオームの可変抵抗をつなぎます。つまみを回せば抵抗値が0から1,000オームまで変動します。

回路の途中に割り込ませました。これで抵抗値を上げていったところ、500オーム付近でちょうどよい明るさが得られました。でも、温度計自体はきちんと作動しているようです。
次に電圧計です。「充電池」さんの整備手帳に電圧計の減光機能追加について記載があったので、当初マネしてみようと思いました。「充電池」さんの回路図とほぼ同じ回路だと思います。

電圧表示ICの2番ピンを浮かせて、途中に割り込みをかければいいのですが、これが小さいのなんのって、、、とてもじゃないですがこんな小さい場所のハンダ付けなんてできません。四苦八苦してようやく接続してみましたが、かろうじて付けているだけなのでちょっと心配です。今回購入した電圧計は「充電池」さんが使っている電圧計とは若干異なっていて、電圧は白いコードで測定でき、赤黒は電源のみとなります。そこで、赤黒の電圧だけ変えてみることとしました。

こちらにも可変抵抗を入れてみました。ちょうどいい明るさで600オームくらいの抵抗値でした。実際車に組み込む際には半固定抵抗で調整してみようと思います。電源ラインに抵抗を入れると、測定値が若干変化したので正確ではありませんが、12Vを入れて誤差測定したところ、0.1Vしか変わりませんでした。正確な測定値である必要はないので、これで良しとします。
単に電源電圧を下げるだけで減光機能については実現できそうです。もちろん、機器の安定性とか寿命についてあまり良くはないんでしょうが、せいぜい1,000円未満の小物ですから耐久性については期待していません。後は手ごろなケースを見つけることと、電源部の制作が必要です。
またレポートします。
Posted at 2014/12/10 16:42:09 | |
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