
その2です。
写真はパルテノン神殿です。補修工事中なのが残念でした。車とは直接関係はありませんが。。。
アテネのタクシーは全て黄色です。黄色い車はタクシーという決まりがあるのでしょう。タクシーは6-7割がベンツですが、一部トヨタ車も、プリタク(プリウスタクシー)も1台だけですが見かけました。乗ったタクシーはMT車でしたが、どうやらMT車の方が向こうでは主流みたいです。おそらく燃費がいいのとAT車のように複雑な機構がないので、メンテナンス(ほとんどが修理でしょうが)が容易だからなのでしょう。アテネ市内はその1で書いたようにほとんどが狭い路地でしたが、さらにほとんどが坂になっています。かなりの割合で車が上り坂で少し後ろに下がっていました。路地・坂道が多いのにATにはしないんですね。MTに乗っている自分がいうのもなんですが、ATの方が絶対楽だろうになあ。。。
そう、あと乗ったタクシーだけかもしれませんが、ほとんどエンジンブレーキを使っていませんでした。正確には使っていないのではなく、使わない、下り坂だとニュートラルに入れやがります、しかも高速道路で。120-130kmくらいで高速道路を走ってましたが、長い下り坂でどう考えてもエンジンブレーキがかかる場所なのに音が静か。。。ちらっとメーターを見るとエンジン回転 800rpmくらいです。そう、ニュートラルに入れて慣性だけで走ってるんですね。で、下り坂が終わってもしばらくそのまま慣性で走り、速度が落ちると6速に入れてまた走ります。どんだけケチってるんだ。。。日本ではほとんど見かけない走り方ですね。
ほとんど見かけないといえば、この写真もそうです。
これわかりますか?真ん中の点線はセンターラインですが、左右の線は車線を区別しているのではありません。路肩です。そう、この道路は左右1車線ずつなんです。でも、左の対向車なんか最初から路肩しか走っていません。彼らに車線通りに走るという概念はほとんどありません。さすがに市内の矢印信号があるような場所では車線を守りますが、彼らは2台並んで走れるなら平気で並走します。路肩が狭いところになったら平気でセンターラインをまたいで走り続けます。それはバスも同じです。バスも路肩いっぱいに寄せて走ります。最初から車線のラインなんてありません。走れるところを走ればいいんでしょう。それで路肩から落ちたらそれはその人が悪い。。。ああ、恐ろしい。
あと、交通マナーは最悪です。バイクは半数がノーヘルです。警察の前でも平気でノーヘル・2ケツ・3ケツ(前後に子供を乗せたバイク)が走っていました。極めつけは歩行者天国に入ってくるバイク。。。横断歩道もほとんどありません。気持ち程度に歩行者信号はありますが、ほとんどの人が無視しています。あちこちの路駐から突然人が道路を横断してきます。危ないったらありゃしない。おまけに十字路にも停止線・一時停止の標識はありません。どちらが優先かわかりません。お互いが譲り合って?いや、先に交差点に進入した方が勝ちなのでしょう。すげー危ない。。。
そういえば、スバル車少ししかみかけませんでしたが、GDBとフォレスター、レガシーを見かけました。そしてなんと!青いGRBも1台だけですが見かけました。今のところワシントン・アテネで1台ずつ見かけています。それからRX-8も走ってました。黒の8ですが、2台ありましたよ。どちらも黒でした。
とまあ、日本とはかけ離れた道路事情のギリシャ・アテネについてレポートしてみました。
「欧米」と一括りにすることがありますが、アメリカともまた全然違います。
その国ならではの事情があって面白いですね。
またどこかの国に行ったらレポートしてみたいと思います。
Posted at 2014/06/18 18:55:42 | |
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