
北東北へ行ってきました
やっぱり八甲田の雪はす・ば・ら・し・い!
日曜に東京を出て約700km、高速をひたすら青森へ
アテンザのガソリンタンクは60L
果たして持つかプチチャレンジ
その結果、八幡平過ぎあたりで燃料警告灯オン
夜にもなり、雪も本格的になって
少しドキドキしながらもなんとか黒石で降りる
まだ行けそうだったが、まずは給油
その結果、56L飲み込んだ
ということはあと50kmは走れた計算
さて、目的の八甲田
豪雪の年と言われているが実は積雪量はそれほどでも
標高を上がるにつれて徐々に路面の雪は増していく
標高500m超えると本格的パウダーワールド
そして、八甲田
路肩の雪壁は高いところで約3m
温度は零下5~7度
普通の安全走行でも雪煙
アクセルを踏み込んで4000回転以上に入れると
そこは、マツダスピードアテンザの世界
バックミラーは雪煙で何も見えなくなり
4気筒エンジンと過給器の心地よりフィールと音
改めて思うのは、この車はパワーバンドに入れて本領を発揮する
もちろん3000回転前後でも加給されターボを感じるのだが
不思議と4000~5000回転でもっとも安定して楽しいと感じる
もちろん、3000回転前後までのパワーで十分早いのだが
なぜかトラクションやボディーコントロールが楽しくないのだ
正確に言うと、安定しすぎてるから
雪道は千差万別
表面はパウダーや圧雪に見えて、すぐ下がカチカチの氷
水に見える路面がすでに濡れている氷だったり
流しているのにいきなりグリップが立ち上がるところあったり
雪に側溝が隠れていたり
なかなか油断させてくれない
だから、楽しいのだが
雪道走行最初の時間帯はまだトラクションと車の動きと意識がチグハグ
まず4輪駆動車のプッシュアンダーの度合いが分かりにくい
オイオイどもまで外に流れるのだよ~!
そうだ! リヤをより流して、早めに回頭させれば良いんだ
するとイメージラインに乗せやすくなり、楽だと分かる
エンジン回転で言うと、2500~3000回転はトルク変動が大きく扱いにくい
要はターボパワーを3次曲線に立ち上がり、もっとも感じるバンド
だから、2次曲線で安定する3500~6000回転を使えばよい
まあ、5000回転以上は私の腕じゃ必要ないけど
この車の4輪駆動システムはコンピューターで3レベルの制御らしい
実感だが、バンバン踏んでいける状況で一番しっくりくる
いつも思っているのだけど、陽気なラテンのノリの車
ドイツでたくさん売れているようだけど、ゲルマンのノリじゃない
アクセル踏んで楽しもうぜ!ってな感じか
そしてハンドル切る角度
実は切りすぎていたことに徐々に気がつく
旋回のきっかけを作るときもそうだけど、戻す時の繊細さが大事だと
だから氷雪路面では乾燥路面に比べて舵角がとても小さくなる
ドリフトしているときも同じ
切りすぎはだめなんだなあ
4年目の溝半分のミシュランスタッドレス
こう言っちゃ何だけど、悪くないよ、このタイヤ
ただし、完全グリップさせて走行しようなんて思っちゃいない
滑らせて、滑り具合と相談して走行するもんさ
まあ、意図しない時々失敗もするけど
BS Dunlop Yokohamaを高く評価し、
ミシュランを低く評価するライターが時々いるが
私の車に乗せたいものだ
おっと、雪道を熱く語りすぎてしまったあ
雪が路面にほとんどない道中だったが、
数カ所おもしろいところを見つけた
一つは、月山の近く
たまたま、間違って迷い込んだら、そこはすばらしき天国
完璧の圧雪でほどよいダウン・アップヒルコーナーの連続
安全を確認して、2速で6000回転、3速で4000回転・・・
まるでドライ路面と変わらない速度
もちろん数回往復でおなか一杯
もう一つは、隠れた長い地元しか知らないような間道2本
うち一つは6kmと長い
道幅は狭く、キューカーブのつづれ折れと2車線の広い3連S字
パウダーと氷のテクニカルコース
地元の軽自動車やゴミ清掃車も通っていたのには驚き!
地元の人は雪道運転が上手くなるはずだ
今回の総合計距離数は約1900km
累計燃費は11.9km/L
そしてオドメーターは9万キロを超えた
Posted at 2010/02/18 12:19:42 | |
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