
この日、関東にも降雪予報があり、いてもたってもいられず、いざ、群馬へ。
● 予想ははずれだったようで、平野部ではどこにも雪が見当たらず。まあ、気温が3~4度と高いのでこんなもんだろうと思いながら山へ急いだ。都内を11時ごろ出発になったせいか、国道17号線は荒川を過ぎてから上尾市まで酷い渋滞。1時間ぐらいの渋滞を抜けると後は流れよく、榛名湖へは午後3時ごろに到着。
● 南の箕郷町から行くと、車載計が標高500mを過ぎる頃から路面が徐々に白くなり始め、標高700m以上では完全な雪道に。1年ぶりの雪道だが待ちに待ったことと上り坂で交通量が極めて少なかったため、緊張感より興奮の方が圧倒的に強く、峠に到着するまで一人でニヤニヤしっぱなし。
● この道はセンターラインもない幅が狭い地方線でカーブもきつく、スピードは乗らないが、1~2速でタイヤの限界域を試しながら車両の挙動を少しだけ変化させながら登っていくにはなかなか面白かった。ミシュランXアイスを使用して3年目の冬のためか、グリップが低下していて、アクセルを3000回転以上に踏み込んでコーナーに入ると滑るすべる。
● 峠を過ぎ榛名湖へ下る路になると、去年のアホナ自分を思い出し、ゆっくりゆっくり走行。湖畔沿いを走る広い道路にもほとんど通行する車はなく、静か。湖半の駐車場は一台も車両がおらず、10cmぐらいの今日降ったばかりらしい積雪があったので、360度回転、スラロームなどで雪のトラクションを思い出す良い練習が出来た。
● DSC(横滑り防止装置)のオンオフが出来るが、完全なグリップ走行を放棄して滑らせながらわずかなトラクションを探りながらの運転ではオンオフの違いがあまりない。たまにTSC(トラクション制御)ランプがつき、ブレーキとエンジン制御が入るが、そのままアクセル踏んで滑り続けていると、TSCも直ぐに沈黙。思うに、これらの制御は基本的に完全トラクション走行時に介入する仕組みなのか。
● ついでに榛名神社に詣で。午後4時過ぎに神社近くの駐車場に到着すると、2~3台止まっていたが、門前町ならぬ神社観光で食べているような鳥居に並ぶ家々は眠っているような静けさ。さて、階段に少し積もった雪を踏みしめて鳥居から500Mで神社拝殿に到着。途中数名にすれ違ったが、拝殿付近は人の気配もせず。拝礼をすませ、来た道を戻ろうとするときに神主らしき人が来て、拝殿の門を閉めることを伝えてくれた。「この辺は良く雪降るのですか?」と訊ねると、この冬初めての雪だとの返事。
● 暗くなった路を伊香保を経由して帰宅の途に。
やっぱり雪道は面白い。
Posted at 2009/01/13 13:13:27 | |
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