
前回から続きます。
みちのくツーリングの二日目は鳥海山めぐりと酒田市内観光となっていたので、まず早朝から鳥海山へ紅葉見物に行き、山居倉庫(吉永小百合のCMにも出たあの場所)見物と海鮮市場で昼食、日本酒を買い込みつつ土門拳記念館へ、といったルートで回ってます。

(山居倉庫)
『明治26年(1893)に建てられた米保管倉庫です。米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。』
と観光物産協会のホームページに出てますね。お土産屋とレストランが中にありますが建造物の雰囲気を崩さないようになっており、なかなか綺麗で見ごたえのある場所だったと思います。
裏手はケヤキの並木道になっていて、この時はまだ色づき始めたばかりでした。
すぐそばに運河があり、昔はここから米を運び入れたり送り出していたんでしょうか。
併設のお土産コーナーは地酒も充実してましたが、上喜元や初孫などの大吟醸クラスに関しては市内の酒屋さんのほうが取り揃えがよかったと思います。私もここに来る途中のアーケード街の酒屋さんで買って発送しました。それと駐車場はそんなに広くなかったので車で来ると多少待たされるかもしれませんのでご注意を。
このあとお昼になったので、ツーリングマップルにも載っている海鮮市場の「海鮮どんや とびしま」で食事しようと向かってみることに。行ってみるとツーリングの団体さんに観光バスですでに行列ができており断念。でも市場内の別の店でマグロ尽くしの海鮮丼を食ってきました!
北陸出身者からすると味とネタの鮮度は普通でしたが、飯がちゃんと酢飯でおすましは地元のもずくが入っていて季節感もあり、なかなか良かったと思います(傲慢)。漁師の人がやっているためか量とかスケールは半端ないので、行く予定があれば是非舟盛りをどうぞ。
そして腹も膨れたのでIC近くの「土門拳記念館」へ。ここは写真家の土門拳の作品を展示しており、当日は「古寺巡礼」という企画展示が行われていました。ここに来るのも目的の一つだったのですが、通常の展示物も見て見たかったですね。まぁ次の機会ということですか。
記念館を出てからは高速で延々と埼玉まで一直線。台風も迫っているので待ったなしの帰路でした。終着点が同じ埼玉だったのか、鳥海山であいさつを交わしたハヤブサ乗りとZZR乗りのライダーとちょくちょく顔を合わせたのには、何か心に来るものがありました。
萩まで行った時も出雲大社から何度も同じライダーと顔を合わせてしまいには宿まで同じ民宿だったりと、バイクに乗っていると何故かこういうことが良くあります。こういうのもバイク旅行の楽しいところだと思うのですがどうでしょうか。
走行距離: 1628 km
ガソリン使用量:約 50 L
平均燃費: 約 32 km / L
とりあえず今回の旅行はこんな感じになりました。良かった点を挙げると
(よかったところ)
1、 人がいないので走りやすい
2、 自然が美しい
3、 食事が美味いし酒も美味い(酒は当日飲んでませんが)
というところでしょうか。特に鳥海山は走りごたえもあるし自然も美しく見どころも多いので、バイクや車でドライブだけでなく、ハイキングや登山でも行きたくなりました。
難点を挙げるとしたらやはり関東から遠いということなんですが、まぁこれは仕方がないことですね。僕は帰ってから戦利品の日本酒をやってますんで、あと洋ナシはでかすぎて食いきれないので残ったものは赤ワインで煮てデザート兼酒の肴にして満足してますが、今度はちゃんと民宿や温泉に泊まって山形・秋田を堪能する所存。
戦利品三種。「三十六人衆」は前も飲んで美味いことは知っているのでこれは友人へのお土産で、あとは個人用。「初孫 魔斬(マキリ)」はまだ飲んでいませんが辛口の美味い酒だそうです。「麓井」の純米吟醸秋あかりも辛口で米のうまさが沁みてくる良いお酒でした。
なんにせよまた行きたいですね山形、秋田、鳥海山。
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ロングツーリング | 日記
Posted at
2014/11/05 18:11:46