
昨年の年末に埼玉県加須市にある自動車博物館「涌井ミュージアム」に行ってきたので写真でご紹介したいと思います。
こちらはロールスロイスとベントレーが中心と聞いていたのですが全く詳細は知らなかったので、普通に博物館みたいな感じなのかなと思ってたところ・・・
1949 ベントレー・マークⅥ アボット/ドロップヘッド・クーペ
さっそくミュージアム前の道路にすごいのいました!
無造作に置いてあるなぁと思っていたらミュージアムの人に「そいつの後ろにでも駐車して」と指示されたので恐る恐る寄せたところに後ろから「ポルシェ カレラGT」が来て挟まれることに。
人生で最も緊張した縦列駐車の出来上がりです。
1924 ベントレー 3リッター(白洲次郎の愛車)
そんな緊張とは裏腹に、訪問した日は整備しながら白洲次郎の愛車の後ろでおでんパーティーの真っ最中だったので、終始和やかな空気の中、おでんをいただきながら素晴らしいコレクションを見ることが出来ました。
もちろん食べ歩きはしなかったですからね!
さて、こちらは涌井氏のご厚意で無料で見学させてもらえるのですがフルカラーのパンフレットが500円で販売しているので、手元にあれば一層面白く見学できると思います。これがなかなか読みごたえがあって勉強になるんですよ。
この日は点検日だったのか整備とエンジンの始動をされてました。しかも!実際に周辺を軽く走ってたんですよねぇ。これは意外に良い時に来れたのかも。
1937 ロールスロイス 25/30HP フーパー製スポーツ・サルーン(吉田茂元首相の愛車)
なんか凄すぎて同じ車を見てる気がしなかったです。
1937 ロールスロイス ファンタムⅢ フーパー製「セダンカ・ド・ヴィル」
これは航空機のV12エンジンを搭載してるそうです。パンフによるとルーフも後部座席の方にスライドするんですって。年末だったのでクリスマスっぽい飾りがついてました(笑)
パンフレットに載っていない車両も結構あったので、ひょっとしたら関係者の預かり品だったのかもしれません。手前のグリーンの車両も中にしまう時に動かしてたんですけどエンジン音がまるでレシプロ戦闘機のような唸りで、恰好良さにしびれます!
そうこうしてるとなんか不思議なものを見つけたんですけど…
これ、なんぞ?
メッサーシュミットの3ホイールにしては新しい。まるでウルトラ警備隊か何かの車両みたいですが、ボディには「Prevas エコ・モービル」とあります。
操縦席はガラス製のキャノピーで覆われハンドルはバイクっぽい。特徴的なのはサイドの車輪ですが、これはトライクなのか四輪なのかバイクなのか?
ウィンカーとヘッドライト、ワイパーもあります。
「Prevas エコ・モービル」
聞くところによるとスイス製で、走行時は一定のスピードで車輪が収納され2輪車として走りますが、低速時や信号待ちではサイドの車輪が降りてくるという不思議な乗り物のようです。
ナンバーが付いてるので実際に走るのか聞いたところ普通に公道走れるそうで、しかもカーブもちゃんとこれで曲がれるそうです。ただ曲がれるけどキツイとのこと。向こうだとパイロットに好きな人が多いらしいですがさもありなん。
それにしても世の中まだまだ面白いものがありますね。
帰りにこちらのショールームに寄ってみるとこれまた面白いのが停まってました。
ルノー・アルピーヌA110。しかもオレンジたぁしゃれてますね!
そんなこんなで楽しい時間を過ごさせていただいた涌井ミュージアムは東北道・加須ICのすぐです。たまにはこんなヒストリカルな車に触れてみるのもまた楽しい。お勧めです!
そういえばエコ・モービルが気になったので家に帰ってグーグルに聞くと動画が出てきまして、トップギアの番組内でジェレミーが乗ってます。
すごい、ジェレミーの髪が豊かだ!(そっちか)
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ミュージアム | 日記
Posted at
2015/02/20 23:48:57