ついに北陸新幹線が開通!!
いや、話がもう古いのですが、開業初日の混雑を回避するため(HCC95の集まりとかもありますので)、先週の土日、一週間遅れの開業記念帰省旅行に行ってまいりました!
家に帰る片道4時間半の苦行から、これでオサラバでございます。
なんとねぇ2時間半で帰れるようになったんですよ(ノД`)・゜・。普通の指定席でもヘッドレストが分離可動式の座り心地のいい座席なのでゆったり気分、気が付くとあれもう軽井沢?(東京赤羽間の感覚)ってな感じです。
全席コンセントもあるし静かで揺れも少ないし。俺はもう特急「はくたか」と「北越」のことは忘れました。新幹線こそが文明の象徴、時間と労力の効率化万歳!これですね。
そんな文明の象徴である新幹線がわが郷土に停車する「黒部宇奈月温泉駅」の状況を見てみよう。
人影まばら、いつもの黒部でした。
しかも降りる人間よりホームで記念撮影している地元民の方が多いくらいでした・・・。
まぁ観光シーズンはトロッコ電車のと立山黒部アルペンルートが開通してからなのでこんなもんですね。なにせYKKのおかげで出来た駅なのでしょうがない。この日金沢に行っていた親戚の話だとものすごい混雑だったそうなので、みなさん金沢観光を堪能されたようでなによりです。
この時期の黒部に観光に来ると、逆に地元民から何しに来たの?と思われるくらいなので来なくて正解さ!( ;∀;)
とりあえず駅はこんな感じになりました。駅前はまだトヨタレンタカーくらいしか出来ておらず、宇奈月温泉に向かう地鉄の駅と既存のJR駅へ向かうバス程度は整備されてます。
それと200代以上のスペースがある駐車場は無料です。これは上手くやったなと思うんですが、基本的にクルマで移動する富山県民は駅に行くまで車ですので、駅の近くに車を止めるか送ってもらわないと新幹線に乗れません。
ですので無料駐車場が整備されている黒部宇奈月温泉駅(長いのでもう黒部駅)はクルマで駅まで行く必要がある地域の住民にとってはありがたい存在となりつつあるようです。各停しか停まらない田舎であることを利用し余った土地を有効活用。東京方面に行く地元利用者の囲い込みに走ったということでしょう。やるね。

高台から見るとこんな感じです。駅の反対側の隠れているところも延々と駐車場になっています。
各停しか停まりませんがそもそもの移動時間が既存の特急に比べ大幅に短縮されているので、快速の停まる駅との時間差は気にならないレベルだと思います。富山駅の周辺で二三日駐車して5000円くらいかかるなら、30分余計にクルマを走らせるのも当然ですね。

ところで今回のベストショットを撮ったポイントは山の中の広域農道なのですが、みーんな総出でカメラ持って待機してるんですよ~。撮鉄とかじゃないんですよ、普通の地元民なんですよ。上の写真を撮った高台の公園もみんなで撮影会だし、新聞とかで人口流出とかいろいろ言ってますが、地元はやっぱり喜んでますね。便利になったし。
人口流出なんてここ何十年続いてるから今更なんで。むしろ安い住宅コストと高い公教育レベルを生かして移住者を増やすことを目的としているのですから今はまだ観光利用程度でしょう。あと別の所で書きますがYKKとコマツは凄いことになるかも。
Posted at 2015/03/28 07:22:54 | |
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