
どーもどーも。
どうも風邪気味でのどが痛くて仕方がない。無理して昨日は年末の買い出しや掃除などを済ませたのですが、遊びに行こうと思った日曜がまさか雨とは。今日はやることがなくなって途方に暮れてしまいました。
せっかくなんで最近足が遠のいていた筑波方面に出かけてみました。JAXAの筑波宇宙センターはまだ行ったことが無かったので、結構楽しみだったりします。
普通の開館日だったので、とりあえず常設展示館の「スペースドーム」へ。

実はあんまり期待していなかったので、中に入ってびっくり。かなり立派な実物大模型が展示してありました。
国際宇宙ステーションの「きぼう」の実物大モデルです。
後ろ側。TVじゃ分からなかったのですが、ロボットアームはかなり迫力あります!
内部は出来るだけ再現されています。

操作コンソールにマジックテープが張られているところが宇宙船らしいですね。宇宙で使うので床にも計器がある、というか床と言う概念が無いのが驚きでした。無重力だもんねぇ。
こちらは技術試験衛星。

ロケットの性能を確認するために打ち上げられた衛星で限定的な機能しか与えられていないものだそうです。中にはたんなるおもりを積んだものもあるそうです。
手前の八角形風の衛星が最初の技術試験衛星「きく1号」。

これはかなり小さいモノでした。
そしてこちらは2006年に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」。

世界最大級の陸域観測衛星と言うだけあって、かなり大型化してますね。だいちは3.11の大震災でも被災地を観測し、貴重なデータを収集していました。今は運用しておらず、後継機の「だいち2号」が運用中です。
案内の方が話していましたが、観測衛星は高性能でもデータをコンスタントに地上に送れる「データ中継衛星」の数が少なすぎるのが課題となっているそうです。アメリカ7機で中国5機、日本は1機でしかも耐用年数オーバー。やってることが第二次大戦時の電探軽視と変わらんのですねぇ。もっと予算あげればいいのに・・・。
ところでこちらの展示物は単なるレプリカではなく、地上で行われる機能試験用の実験機だそうです。ですので太陽電池などは最低限しか付いていないのですが、アンテナやカメラなどはちゃんと実物と同じだそうです。
H-ⅡA/Bロケットに搭載されている「LE-7A」エンジンです。

全長3.7m。重量1.8t。推力は1基で110t。燃料は液体酸素と液体水素の混合です。いわゆる液体燃料ロケットエンジンというのは、自分の認識だと推力に優れるが大型化してしまい、構造も複雑になるものだったと思います。
国産エンジンLE-7の改良型で、おそらく現在のロケットエンジンの中では世界最高の信頼性を持つエンジンと言われています。このエンジンを原因とする事故が起こっていないのがその証明でしょう。
細部。けっこう繊細な組みあがりに見えます。

こんな複雑な配管で、発射の衝撃に耐えられるなんて凄いですね(^-^)
思ったより面白かった~。管制室や訓練施設の見学ツアーもあるので、今度は予約して見てみたいですね。自由研究のテーマが決まらない小学生を抱えるお父さんにもお勧めですよ。多分、お父さんの方が楽しめちゃうでしょうが(^^)

外のロケットレプリカを見物したのでもうお腹一杯。別の腹が空いてきたので、Myファンの人が紹介していた近所の食堂で昼食にしました。
「大成軒」

茨城県つくば市天久保1-7-13
筑波大学の近所なので、いかにも常連の教授ですと言う人も見かけました。
私は五目めんとギョーザを注文。

なぜ出汁巻き卵が!?
スープが塩気が強くで意外にマッチ。というかうめぇ!
食べた感じは「良い意味での学生食堂」といったところです。美味いけど美味すぎない、尖ったところのない温かみのある味です。スープはしょっぱくて自分好み。ギョーザがなかなか美味しいですよ。
隣で食べてたいかにも「教授」という人が、超スピードで飯とギョーザをかき入れて帰って行ったのが何故か印象に残っているのですが、これは学生時代の気持ちが甦るというあれですか、ノスタルジックな気持ちなんでしょうか。昔を懐かしむ歳でもないと思ってたんですけどね~。
学生の街、筑波らしいお店でした。筑波はラーメン激戦区なので、機会を見てまた回ってみようと思います。
そのあと筑波山でも行こうかと思ったら、雨も本降りになり面倒になったので帰宅。
途中、久しぶりに関宿城に寄ってきました。
相変わらず人がいないねぇ。
今日は「道の駅さかい」で野菜かって自炊して終了。酒は飲まずに週末のため風邪を治します。
Posted at 2015/12/13 19:01:08 | |
トラックバック(0) |
日帰りツーリング | 日記