久しぶりに映画でも観ようと思って、DVDレコの中にせっせと溜め込みながらも、いっこうに観もしない奴等を消化することにしました。
そこで白羽の矢が立ったのが、昔スカパーでやってた『
PROMISE』。
これ、DVDレコを買って初めて録画したヤツなんですよね。
録画日は1月でした。
まず結論からですが、
一切見る価値なしですね。
冒頭の数分は、「映像がキレイな作品」ぶってて期待したんですが、いざストーリーが進みだすととたんに化けの皮が剥がれすぎです。
露骨に無機質すぎるCGヅラした「のっぺり城」が気持ち悪すぎるのがまず堪りません。
なぜ背景師さんに描かせなかったんだろう?
CGの質は全体的に最低だったと思います。
あと酷かったのはチャン・ドンゴンの走ってるシーンが「これ監督チャウ・シンチーだっけ?」って感じで最悪です。
いや、チャウ・シンチー作品は大好きですよ。すっげ面白いと思うんですが、あのバカバカしい演出はコメディだからこそであって、それをこんな真面目な作品で見せられるとただただドン引きする他に無いというか・・・。
あっちの人の感覚なんですかね。
世界には、これが良い!!って人が何人かいてもそれはそれで良いとは思いますが、これから4千年経ってもオイラには絶対理解できない「良さ」なんだと思います。
そして、なんと言ってもヒロイン(セシリア・チャン)が可愛くない!(これ絶対重要だと思うんですが!!)
こんな顔した姫をどうして英雄レベルの男たちが取り合うんだろう?まったくストーリーの趣旨が理解できません。(姫を取り合うだけの戦いでは無いんですが、ひとつの要素にはなってるはずですが?)
悪ボス役のニコラス・ツェーがすっげ男前だし上手いし天性的な存在感があるんですが、丸つぶれですね。是非
別の作品で観てみたい俳優さんです。
チャン・ドンゴンは・・・ただのキモオタキャラでしたが。
最大にして唯一の見所は、真田広之が天才的にかっこいいんです。素行は悪いのになぜか格好良く見えるみたいな・・・。何となく織田信長っぽいイメージを感じました。
やはりこの人の格好良さは大好きです。
しかしまぁ、
超弩級のクソ映画なので真田広之見たさ以外の人にはおススメできません。時間の税金です。
Posted at 2007/10/01 23:53:16 | |
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