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2014年03月13日 イイね!

第5代目クラウンについて最終編

 
 1978年2月、3度目のマイナーチェンジを実施。(通称ベンツマスク?)後期型

ここまで変える必要があるのかって位に大掛かりなマイナーチェンジですね(汗)
クラウンのシンボルマークである王冠が小さくなってます^_^;
ただ、大きく変わったフロントに対してリアは中期型と変わってないような・・?

↓こちらはセダン。こちらも大きく変わりましたね~

昭和52年~昭和53年頃の5代目コロナ後期もこんな感じだったような??

↓セダンのリアです。

テールランプに王冠マークが付いてますね。分かりますか?

5代目クラウンは、生産期間が5年とロングモデルだったのでその間に3度のマイナーチェンジを
行っており、その度にフロントやリヤ周りが変更されてます。(皆様はどのモデルが好きですか?)

この後期型になってようやく2600ccにEFI仕様の4M-EU型エンジンが追加されました。
(それまで2600ccはキャブのみでした。)
エンジンのスペックは、140ps/5400・21・5kg/mとキャブ仕様より性能アップしてます。


写真は2000のMです(汗)2600の4Mも見た目は同じです。
さて待望の2600EFIですが、モデル末期の登場ですからクラウンのエンジンとしては僅か1年位
しか活躍しなかったことになりますね^_^;
(1979年9月には6代目クラウン(MS110系)で2800ccの5M-EU型に変更されるので)

その2600ccの53年排ガス対策システムは、EFIと三元触媒、排ガス再循環装置(EGRシステム
の組み合わせ。三元触媒とは、co,HC,Noxの三成分を同時に浄化する方式。(難しい^_^;)
このためにEFIで正確な空燃比をエンジンに供給する必要があるとのこと。

気になる走りは?
クラウン2600の53年規制車は、予想をはるかに上回る動力性能を示してくれたと記してある。
乗り心地もソフトだが、アオルようなこともなく路面からの音もごく静か。
パワーステアリングの手応えも良好で、直進性・復元性も適度と書かれてます。
国産車中で最も静かで乗り心地の良い車だと評価されてます♪


最後にクラウンの豪華装備を紹介したいとおもいます。

ヘッドライト消し忘れ防止装置・・キーを切った後にドアを開けると自動的に消灯する。
オートドライブ・・お好きな速度に設定すれば車速を保ちます。解除はブレーキかクラッチ踏むだけ。
カレンダー付きデジタル水晶時計・・ボタンを押すと日付が表示されます
エアピュリファイヤー・・タバコの煙もすばやく除去、活性炭フィルターによって優れた脱臭作用
フューエルリッドオープナー・・キーを抜かなくても給油口が開く。ラジオやステレオも続けて聞ける(笑)
4スピーカーオーディオシステム・・クラウンにふさわしい臨場感あふれる高級なオーディオです(笑)
電動リモコン式フェンダーミラー・・座ったままで容易にミラーの角度を調整できる。
                     安全運転をしていただくための装備です。
速度感応型パワーステアリング・・速度が75km/h越すと重く65km/hより遅いと軽くなる。
ミラー付きサンバイザー・・助手席のバイザーに鏡を装備。女性の方の化粧直しに便利です。
シート上下アジャスター・・レバー操作でシートの高さを3段階に調整できます。
その他、多数あるので書ききれません^_^;


↑最後に注文装備の本革仕様車の紹介
豪華なくつろぎの世界。名づけてレザーインテリア!クラウンの厳しい目で、厳選に厳選を重ねた
一級品の素材を入念に仕上げた、高級国産本皮革シートです。表面には、美しさを保つために、
ウレタンコーティングを施す。熱にも、光にも強く、耐久性も充分です。
本当の高級車のみに許される、本皮革の香り(笑)
さらなる深いやすらぎをお求めの方へ、いまクラウンから心をこめてお届けします。

以上で終わります・・

Posted at 2014/03/13 19:51:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 5代目トヨタクラウン | 日記
2014年03月09日 イイね!

第5代目クラウンについて

第5代目クラウンについて
 ライバルのセドリック・グロリア(230型)に首位の座を
 奪われて危機感を抱いたトヨタは、予定を繰り上げて
 クラウンのモデルチェンジを断行する。
 
 5代目のMS80系(セダン)とMS90(ハードトップ)が
 デビューしたのは、昭和49年10月のこと。
 
 イメージキャラクターは先代に続き(MS60.70の後期)
 故・山村總(当時64歳)と吉永小百合のコンビであった。

 また、このモデルからロイヤルサルーンが設定された。

 ボディーバリエーションは、セダン・2ドアHT・に加えて新たに4ドアHTが設定された。
 安全性を考慮してセンターピラーを残し、サッシュレスドアを組み合わせている。

 ↓昭和49年~昭和51年11月までの前期型4ドアハードトップ



尚、4ドアハードトップは室内長は1810mmでセダンの室内長1870mmに対して70mm
短くなっておりその分リアシートの足元が狭くなっている。
それから、ハードトップの角目ライトは入手困難であり、タマ切れしたら終わりですね。
万が一切れたら、バルブ交換タイプに加工するしか方法は無さそうです。
 
さて、5代目クラウンが登場したのは排ガス規制が厳しくなった時期だ。
そのため排ガス対策に奔走し、エンジンを絞り込んでいる。

エンジンの種類は、2600の4M型・2000のM-E型(EFI)・2000のM-C型キャブ
スペックは、2600が140ps・21・0k 2000EFI 135ps・21・0k 2000キャブ115ps16・5k

前期モデルでは、いずれ組み込む排ガス装置のためにエンジンルームの拡大・フロア形状の
変更が実施された。

エンジン関係では2600ccの4M型は無接点式のフルトランジスターを採用した。
↓これが規制前のM型エンジンである

その後、公害・安全対策がメインテーマになる。排ガス規制クリアが課題になり以後、幾多の改良を
受ける。
まず、昭和50年5月にトヨタ触媒方式のTTC-Cで排ガス規制をクリアした2600cc4M-U型
エンジンが発表された。
以前の4M型に比べて、135ps・20・5kg-mとパワーダウンしている。
2000ccのM-EU型も125ps・17・0kg-m 2000のM-U型も110ps・16・0kg-mと
ダウンしている。(規制エンジンはUがつく)
↓これが規制後のM型エンジン 4M-U、M-U

↓規制後のM-EU型エンジン(EFI)

規制前に比べるとホース類がウジャウジャしてますね^_^;

で、規制後の走りはどうなのか?気になりますよね

当時の記事や乗った方の意見をまとめると以下のようです。

規制前に比べてややアンダーパワーだが扱いにくい面はない。
停車時はエンジンが回ってるかどうかわからないくらい静か(ちなみに時速100kmで65ホン)
未対策に比べてトルクが低下した。
車重が大きく増えたのかと思うくらい、音ばかりでアクセル踏んでも前に進まない(笑
規制前に比べると、かなりパワー不足を感じる
などとなってます。

ちなみにクラウン4ドアHT2600スーパーサルーン3速オートマの価格は218万8千円でした。
あっ、そうそう気になったのが触媒方式には、触媒の劣化があると書いてあり交換は4年に一回
、値段は工賃別で8700円となっているのだが、今でも部品が手に入るのか?
交換なしでも問題ないのか気になるところ。
のちほど、中期型や後期型についても書いてみようと思います。
↓これが前期80系のセダンスーパーサルーン(私の乗ってた車です)

↓前期80系のセダンスーパーデラックス(グリル違いますね)
Posted at 2014/03/09 23:03:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 5代目トヨタクラウン | 日記

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