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2014年11月13日 イイね!

スピンドルシェイプの功罪!後編

こんばんは、本日はMS60系クラウン後期のカタログを紹介しようと思います。



 オーバーヒートの件や時代を先取りしすぎたスタイルで売り上げが低迷したクラウンが
 昭和48年2月、大掛かりなマイナーチェンジを実施します。

 外観ではカラードバンパーから常識的なメッキバンパーに変更・フロントグリルを高級感のある
 メッキを多様した厳ついタイプに変更・リヤまわりテールランプの大型化・エアアウトレットルーバー
 の意匠変更・そして丸いボディーを角ばって見せるためにリアクォーターパネルの面形状の変更。

 エンジン、駆動系、ブレーキ系の改良。加速性や耐久性、静粛性が一段と向上。

 このマイナーチェンジのおかげか月間販売4000台ペースから7000台へと躍進したそうです。
 (それでもライバルの230セド・グロには大きく水をあけられているんですが・・・)



 リアクォ―ター辺りが整形されて角ばったデザインになってますね。
 後期ではテコ入れのため新グレードがいくつか投入されました。
 ↑このモデルはスポーツタイプのSLなんですが昭和49年に追加投入された今では当たり前田の
 電子制御燃料噴射装置(EFI)仕様のM-E型、135馬力とポルシェタイプの5速MTを装備。

 







 凄いですね~外観のみならずダッシュパネルのデザインやステアリングのデザインも変更ですよ。


 トヨタの工場で見学中の山村さん♪ 何を聞いてるんでしょうかね?


 ペリメーターフレームの前で語る山村さん♪


 ずらりと並んだM型エンジン達。試験テスト中かな?おそらくエンジンの説明を受ける山村さん♪


 このマイナーチェンジでエンジンも大幅に改良され性能も向上します。
 まずは48年の排ガス対策を実施、それと同時に出力アップを実現させます。
 燃焼室形状を3球型から4球型に変更・クランクシャフトもバランスウェイトを4個から8個に改めて
 静粛性や耐久性の向上をはかりました。
 M-C型は105馬力から115馬力に向上してます。その他も5~10馬力アップしてます。









 これスゲーです。スーパーサルーンにオプションで装備できるリアパワシート・エアピュリファイヤー
 (空気清浄機)・デュアルエアコン・専用のコンソールとマガジンラックですよ~まさにⅤIP。
 さりげなく置いてあるバック?カバンは当時のブランド物?




 右下のアシストグリップは手縫い製なんですよ。




 SL用の本革ステアリングは職人さんが丹念に縫い上げているんですね。


 ドライビンググローブを装着して正しい運転操作(笑)ナウいですね自分も装着してますよ。


 うーんカッコイイな~クジラクラウン♪


 伝統のフレーム構造。最高級車にふさわしい安全性と快適さ・クラウンは頑固に科学に裏付け
 されたフレーム構造を守り続けています。


 以上で終わります。

 最後にクラウンのCM動画をアップしておきます。

 この頃からクラウンのイメージキャラクターは、山村總と吉永小百合のコンビになりましたね。
 しかしこのCMでの2人の関係って・・・? 不倫じゃないよね^_^;

2014年11月06日 イイね!

斬新なスピンドルシェイプの功罪!

こんばんは、本日もカタログ紹介をやっみようと思います。

前回は4代目のMS70系クラウンの2ドアハードトップをアップしたので
今回はMS60系の前期セダンをアップしようと思います。





 エレガンツクラウンのフレーズで綺麗な外国人女性が登場しますがハードトップがカラーだった
 のに対してセダンは白黒となってます。







 4代目クラウンは1971年にデビュー。スタイリングは新進気税の渚徹氏が空力を意識した
 スピンドルシェイプを完成させ、時代を先取りしましたが、高温多湿の日本の夏にオーバーヒート
 するクラウンが続出してしまい好調だった売り上げも落ち込みました。

 そして当初は評判の良かったスタイリングにもケチがついてクルマが小さく見えて嫌だとか
 フロントまわりが丸くて左前端をこすりやすい、2段グリルで見切りが悪いなどと
 非難の十字砲火を浴びてしまいました。

 発売から1年後にはライバルの230系セド・グロに販売シェアを奪われ
 営業面では失敗に終わっちまいました^_^;

 

 

 こちらはセダンのスーパーデラックス。外観でスーパーサルーンとの違いは
 フロントグリルやホイールキャップのデザインでしょうか。

 丸味を帯びた斬新なスピンドルシェイプとボディ同色のバンパーを採用したクラウンは
 当時の保守派層オーナーから見れば異様な感じに見えたのでしょうかね・・・
 今見ると凄くいいデザインだと思いますが。
 

 

 

 
 前期型専用のダッシュパネルとステアリング。(デザインが個性的)

 後期のマイナーチェンジでダッシュパネルも変更されます。





 一番左上は後席用のパーソナルランプ(読書に便利)スーパーサルーンは可動式。
 キーを入れてロックの手前にまわすとふたがポンと開くトランクオープナー。
 スーパーサルーンは時速20km/hになると施錠するオートロック。
 安全性を考えた2段開きドア。

 

 前期のセダンはテールランプの点き方も変わってましたよね。
 スモール点灯時はテールのフチの部分だけが赤く光る個性的な演出。

 







 50系から採用のフレーム付きシャシー。40年前のクラウンが今でもシャキッとしてるのは
 このフレーム付きシャシーのおかげと言えると思います。







 最後にボディカラ―の紹介、読めますかね・・・ ハードトップにはない色もありますね。

 あっ、CMの動画も発見したのでアップしておきます♪

 このCMがこれまた豪華すぎます(^^) 

 おそらくパーティー会場?だと思うんですがそこへクラウンに乗った人達が大勢やってきます・・・
 セダンだけでなくハードトップも出てきますね~

 おそらくこのCMは昭和47年頃とおもいますが再び山村總さんがカムバックして登場します。

 そして自信たっぷりに「やあクラウンの山村です!」・・・

 
  どうだやっぱりクラウンは俺じゃなきゃ駄目だろって感じに見えますが・・・

 そしてこの歌がまたいいんですよね~ 男ざかりだ~おーおークラウン♪って

 これ唄ってるの誰だか分かりますか?

 ヒントは記念すべき第1回レコード大賞を受賞されたあの人です。(故人ですが・・・)

 田舎へ行くと看板で顔を見たなんて人もいるはず・・・自分は毎日その看板を家で見てますがね。

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