はじめに。
root化及びそれに付随する改造行為は、携帯のキャリア(ドコモ等)の保証を無効化する行為です。
全ての改造行為は、完全自己責任の下に行い、万が一携帯が起動不能の文鎮化になろうとも、自分が悪かった、と新しい個体を自費で買ってください。
間違っても、ケータイショップに駆け込んで、『root化したら携帯が動かなくなった、保証期間だから新品にしてくれ』なんてバカな事は言わないでくださいね。
また、当方に質問のメッセージは送らないで下さい。
当方は素人で、記載以上のことは知りませんし、この記載内容で内容が理解できないようであれば、どのみちその後何かあったときに、自分で対処できませんので。
わからないことはggrks
◆ ◆ ◆

この、現在値のわからないバッテリーマークを、1%刻みの表示のものに変更します。
環境:Xperia arc SO-01C
OS:docomo ROM 2.3.4 rooted
ブートローダー:LOCK
USBデバッグはONに。
まずは、アンドロイドマーケットでroot exploler(有料)をダウンロード。
arc内のファイル操作にこれを使います。(無料のES ファイルエクスプローラーでも可)
①純正のframework-res.apkを取り出す
arcで、root explolerを起動。
/system/framework/にある純正のframework-res.apkをSDカードの適当なフォルダにコピーします。 これが、要は画面上で”こんな画像を表示しますよ”みたいなファイルです。
で、arcと携帯をUSBケーブルで接続し、SDカードからパソコンへ移動(コピーでも良いけど、ややこしいので移動が良いかな?)。
こいつはバックアップ取って置かないと、万が一のときに洒落にならないので、PCにデータはしっかり残しておきます。
②純正frameworkを100段階表示データに改造する
そしたらarcは一旦出番がなくなります。
この取り出したframework-res.apk、今は情報としては単なる電池マークなわけで、それを100%表示に変更するのはどうするか。
UOT KITCHENという、WEB上の…なんか良くわかんないけど、画像を改造してくれるサイトに頼ります。
アレです、簡単に言うと
「この画像を改造して欲しいんだけど」ってデータをアップロードしたら、改造してくれたデータを、ダウンロードさせてくれるサイトです。
まずはサイトにアクセス。

するとこんな画面が出るので、左上の「Kitchen」タブをクリックしてから
右上の『File upload』をクリック。
もし『Kitchen』をクリックしても上記画面が出ずに『Kitchen is Full』という赤文字が出たら、「改造依頼が多すぎるので、暫く待ってね」という状態なので…時間なり日なりを改めましょう(^^;

で、右上の赤丸を二つチェック。
そしたら、『どのファイル改造して欲しいの?』って感じで、自分のPCのファイル選択画面が開くので、さっきのframeworkをクリック。

で、今回はバッテリー表示を弄りたいので、左上の『battely』タブをクリック。
その下のボックスにチェックを入れる。
すると、画面上で、こんな画像にしたい・表示にしたい等々をいじれるので、自分の好みに画像をセッティング。
あるいはボックスのすぐ下の『SCB with %』をクリックすると、ワンセットの既製品も幾つか選べます。
自分は、とりあえずその中から選びました。
好みの画像が完成したら、右上の『summy』をクリックして、左下の『Submit~』をクリック。

そうすると、赤の四角で囲ったのが、受付番号。
で赤丸をクリックすると

自分の希望したデータが出来上がってくる画面に飛ぶので、『download』ボタンでダウンロードします。
ただ、人気サイトなので、出来上がるまでに時間が掛かるときは掛かります。
自分は30分位待ちましたが、話によると2時間とかってケースもあります。
ダウンロードすると、なんかフォルダが3つ位あるんですが、その中の1つに、framework-res.apkが入ってます。使うのはそれのみ。
他のは何なんだろう(^^;)
ともかく、これで出来上がったframework-res.apkが、100段階表示の画像情報を持ったデータということになります。
これを使います。
③100段階framework-res.apkをarcに入れる
では、先ほどのframework-res.apkを、またPCとUSBケーブルで繋いだarcのSDカードの任意のフォルダにコピー。(今回自分は、arcのSDカードの中に『root作業用フォルダ』というのを作りました)
コピーが完了したら、PCはもう要りません。
後はarc単体でいけます。
そうしたらまたroot explorerを起動。
まず画面上の『Mount R/W』という部分を一回タップして『Mount R/O』という表示に変更。既に『R/O』になってたらそのままでOK。(これも、意味があるのか、あるいはR/Wのままでも良い可能性がありますが、一部サイトにR/Oに変えろと記載があったのと、今回参考にしたサイトも画面では全てR/Oになってたので)
で、arcの中にコピーした100段階frameworkを、root xplorerを使って
/systemの中に一旦コピー。

「え?さっきの純正framework-res.apkに上書きすれば良いんじゃないの?」と早合点しがちですが。
このとき/system/framework/にいきなりコピーすると、
文鎮化します(^^;
これは自分の使っているroot explorerの仕様(11'11 09現在)によるものです。先に/systemに置いてpermissionを変えてからでないと駄目なのです。
で、コピーしたframework-res.apkを ロングタップして『permission』をタップ。
するとこんな画面が表示されるので
画面の通りにチェックしなおします。
パーミッションを通す――という行為ですね。
それが終わったら、ここでやっと、そのframework-res.apkを/system/framework/に移動(上書き)します。
「既に同じ名前のファイル有るけど上書きする?」って聞かれるので、 『OK』を。
…で、そのままだと何も起きないので、アプリを閉じて、普通に再起動。
無事再起動が終わると――

これ、この通り!!(*´д`*)
無事、純正の電池マークが100パーセント表示に変わってます!
動作も、問題なく、1%ずつ減って行きます。
ここで、いつまで経っても起動しないとかだと、文鎮化です。
SEUSでもFlash Toolでも使って、root奪取前からやり直し(--;)
充電中(スクリーンロック中)はこんな表示になります。
これで、アプリに頼らず、詳細な電池残量が分かります!( ^ω^)
元に戻したい場合は、バックアップしてあった純正framework-res.apkを上書きするだけです。
あ、パーミッションをチェックし直してから、ね!
純正データとはいえ、それは必ず必要なようです。
忘れると文鎮しますorz
これまでのXperia arcの記事まとめは⇒
コチラ