Oxygen OS12がなんだか微妙なので、いっそカスタムromを焼いていきます。
以下、手順備忘のメモ。
【焼くrom】
Pixel Experience Plus(android13版)
【端末】
Oneplus7 GM1900_11_H.37(android12 この時点での最新版)
【前提条件 ここがまだの人はggrks】
Ⅰ・bootloader Unlockedであること。
Ⅱ・PCでadbが使える環境であること。
Ⅲ・Pixcel Experience 13、または同Plus13を焼く場合、Oxygen12.1の最新版になっていること。
Ⅳ・端末内に必要データやアプリは必ず全てバックアップを、PCなりクラウドなり、端末“外”にとっておきましょう。一回全部消えるので。
【工程① 端末をfastbootモードでPCと接続】
https://get.pixelexperience.org/guacamoleb
から
PixelExperience Recovery のimg
をダウンロード。(通常版かPlus版か、焼きたい方のリカバリーを)
ダウンロードしたimgを、コマンドプロンプトを立ち上げた時に通常使っているフォルダに貼り付け。(私の場合は、Cドライブの”ユーザー”フォルダ)
PCと端末をUSBケーブルで接続し
fastboot devices
で端末がちゃんと認識的出来ているか一応確認。
adb reboot bootloader
でfastbootモードへ端末を移行。
【工程② PixelExperience Recoveryを焼く】
PixelExperience Recovery.imgを置いたフォルダでコマンドプロンプトを立ち上げ。
fastboot flash boot <recovery>.img
※<recovery>部分は焼くファイル名に適宜リネーム
でリカバリーを端末に焼きます。
焼き終わったら、メニューからreboot into recoveryでPixel Experienceリカバリーを立ち上げます。
【工程③ rom本体を焼く】
https://get.pixelexperience.org/guacamoleb
先ほどリカバリーをダウンロードしたところから、rom本体のzipもダウンロードし、リカバリーimgと同じくコマンドプロンプトを開くフォルダに貼り付け。
リカバリーから
「Factory Reset」→ 「Format data / factory reset」
これで端末は初期化され、あげくの果てに純正romデータすら消去されるので、後戻りはできなくなります。
終わったらリカバリーのメニューに戻ってPCからromを焼き込みます。
リカバリーから
「Apply Update」 → 「Apply from ADB」でsideloadモードに。
PCでrom.zipを張り付けたフォルダでコマンドプロンプトを立ち上げ
adb sideload <filename>.zip
※<filename>部分は適宜、焼くzip名にリネーム
焼き込みが完了したら画面に「Reboot system now」と出るので、再起動。
もしも画面に「(~47%) adb: failed to read the command: No error」というエラー表示が出ても、慌てない。
焼き込みは完了しているので、慌てず騒がず再起動。
何やらこういうエラーが出てしまう仕様らしいので。
なお、最初の再起動は15分くらい掛かることもあるらしいので、これもドキドキせずに待ちましょう。
ただ、それを超えたら、何かミスってます。
自分の場合はものの1分もせずに起動して、拍子抜けでしたが。
【工程④ root化しよう】
起動が確認できてから改めてで良いとは思いますが。
https://github.com/topjohnwu/Magisk
からmagisk-vXX.X.apk(XX.Xはstableの最新版)をダウンロードし、コマンドプロンプトを立ち上げるフォルダに貼り付け。
一旦電源を切って、ボリュームDown + 電源ボタンを押しっぱなしで端末を起動すると、リカバリーモードで起動します。
そこで【工程③】と同じ感じで
「Apply Update」 → 「Apply from ADB」でsideloadモードに。
adb sideload magisk-vXX.X.apk
完了したら、端末を再起動。
これでけではだめなので、先ほどのapkを端末ストレージのdownloadなどにコピー、野良アプリのインストールの手順で、手動でインストール(こっちを予めやっておいてもOK)。
そして、アプリを立ち上げMagiskの方から「インストール」→「直接インストール(推奨)」をやれば、完了です。
なお、これはadb sideloadが使えるリカバリーでのやり方(PErecovery等)。
純正romのリカバリーではsideloadが使えないので、どこかからromデータを手に入れてpayload dumperを使ってinit boot.img(android12以降はboot.imgではなくinit boot.img)を抜き出し、それにmagiskアプリでパッチを当て、そのinit boot.imgをfastbootモードで端末に焼く…という方法になります。(※やったことないので、調べた情報を羅列してるだけです)
【⑤完了】
これでrom焼き及びroot化は完了。
あとは端末の環境復旧のお時間です。
元がrootedなら、titanium backupやswift backupでアプリやデータのバックアップは当然取っていますよね?
がんばって復旧しましょう(ある意味ここが一番手間なので、出来ればやりたくない…)
ひゃっはぁーーーー!!新鮮なandroidだぁ!!
volte開放は、PDC toolを使う方法で出来ました。
再起動などをしても、特にvolteが外れたりは今のところしていません。
× × × × × × × ×
なお、Pixel7に機種変して、余った嫁さんのoneplus7も同じことやろうと思ったら、【工程③】のrom本体の焼き込み時に謎のエラーが発生。
そこから紆余曲折を経て、リカバリの焼き直し、他のリカバリ(TWRP等)の焼き込み、MSN toolからfastboot romまでありとあらゆる復旧手段を拒んだ結果、最終的にむしろ悪化して電池が切れるまで電源すら落とせない、マジ文鎮と化しました。
softbrickじゃないですねこれは、hardbrickのほうです。
この記事を書いている横で、今はバッテリーが切れるのを静かに待っております…。
(´・ω・)オワタ
なんとかMSN toolを使って復旧しました…android10まで戻っちゃったけど。
良かった…。
rom焼きはあくまでも、リスキーな行為である点、ゆめゆめお忘れなきよう…。
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【Android】oneplus 7関連 | 日記
Posted at
2023/05/10 02:04:40