クレスト交換

まずはエンブレムの外し方ですが、フロントフードを開けるとストライカーの後ろに黒いプラスチックのカバーが見えます。これを外すとエンブレムを固定しているナットにアクセスできます。このカバー、意外と硬いので塗装に傷を付けないようにカッターの刃を滑り込ませ、開いた隙間に更に内装外し等を入れて引きはがします。鋭利なタイプの内装剥がしなら瞬殺です。

外れたカバーがこれです。

外した後はこのように丸い穴が三つ。
二つの大きいほうの穴がナットにアクセスする穴になります。
ちなみにストライカーはクロームメッキの特注品です(^^)すてき♡

赤丸の中にナットが見えますので8mmのソケットで外します。このナットはスピードナットでして裏にゴム状のパッキンが付いているのでソケットで回しても最後は引っ張らないと取れません。更にそのナットを引っ張る時にフード内部の空間に落としてしまうと奥まで入ってしまい取れなくなるので出来るだけフードを水平にして外しましょう。ソケット側に粘着剤を付けるか、指の細い方ならもう一方の穴から指を入れて外すこともできます。とにかく中に落とさないように注意しましょう。

スピードナット2つを外したらエンブレムは外れます。ナットのパッキンはつぶれていたのでエンブレムに付属してきた新品のスピードナットを使います。エンブレムの裏に付いてるゴムのガスケットは新しいエンブレムに移植します。エンブレム購入時に専用のガスケットが付いてきましたが使いません（使えません）でした。

ガスケットを外すとこんな感じです。接着はされていないので簡単に外れます。981はエンブレム装着位置がくぼんでおり、そこにエンブレムが嵌まる形になります。一方、購入した996世代のものはくぼみが無く、ガスケットはエンブレムよりも一回り大きく縁を取るような形状になっているので981のボディ側のくぼみにはフィットしません。（何言ってんだかわかんないかもしれませんが、要はガスケットは移植するってだけです(^-^;)

エンブレムを装着するとやや遊びがあるのでセンターを取って固定します。更に手でしっかり押さえながらスピードナットを締めこんでいきます。この時もナットを内部に落としやすいので注意が必要です。2つ締め終わったらプラスチックのカバーをして完成です。

良い質感です(*^^)v

元のクレストとは全然違います！

極たまにピンがもげてボディに残ってしまうことがあるようですが、ラジオペンチでしっかりはさみ、滑らないように極ゆっくりまわせば外れます。元はろう付けされてますが修理の時はろう付けできないのでJB WELDを使って修理します。