
モデル3の最小回転半径はTeslaのマニュアルを見ると11.8mと書いてあります。
さすがに、半径ではなく直径の書き間違いだとは思いますが、それでも半径5.9mです。
前車のインプレッサは5.3mだったので取り回しに問題がないか不安になり買う前にいろいろシミュレーションしてみました。その結果と実際買ってみてどうだったかを書いてみたいと思います。
最初に結論を書いておくと、取り回しがよいとは言えないが許容範囲だと思っています。
まず最初にモデル3の最小回転半径5.9mですが、これは、日本車の最小回転半径と定義が違うので注意が必要です。
日本車の最小回転半径はタイヤ中心で記載されていますが、モデル3の最小回転半径はタイヤ外周で記載されています。
SR+の場合、タイヤ幅は235mmなので、日本車と同じ定義で最小回転半径を表現すると、5.78mになります。
まあ誤差程度ですが最小回転半径5.9mだとランクルあたりと同じ数字ですが、5.8mならアルファードぐらいです。アルファードは近所でもよく走っているしこの時点でまあ問題ないかなと思いました。
ただ最小回転半径だけだとざっくり過ぎるのでホイールベースやフロント・リアのオーバーハングも考慮してお絵描きしてみて検討してみました。
例えばUターンの場合、ざっくり11.3mぐらいあればOKのようです。
少し狭めの1車線3m幅の場合でも、Uターン先が3車線ある場合、自分の車線も含めて12mあるので気を付ければUターンできそうです。
Uターン先が2車線の場合、よほど車線幅が広いか中央帯が広いかじゃないと厳しそうですね。
前車でもUターン先2車線のところではUターンしていなかったのでこれは問題にならなそうです。
次によく使う月極駐車場の出庫時をシミュレーションしてみました。
通路幅がやや狭めで4m程度しかないため、フルに車が止まっていると、以前からやや出しにくかった駐車場です。
最小回転半径の図と駐車場の配置を重ねてみたのが下図です。

車が枠めいいっぱいに停まっているわけではないことを考慮するとギリ一発で出せないことはないかなというシミュレーション結果でした。
シミュレーション上はいけるかなと思っていたのですが、実際に納車されて乗り始めてみるとここはちょっと予想が外れました。
この図ぐらい余裕がないと運転席からは衝突寸前に見えるので、怖くて切り返したくなります。
前車では切り返しなしで出庫していましたが、モデル3にしてからは1回切り返して出庫するようになりました。
この点ではモデル3にして以前より取り回しが悪くなったことを感じましたが、まあちょっと切り返すだけなのでそれほど問題ではないと思っています。
このUターンと駐車場以外では、そもそもハンドルを全開に切るシチュエーションというのはあまりないので、取り回しが以前より悪くなったと感じるようなことは発生していません。
総じていうと、最初に書いたとおり、取り回しは良くはないけど許容範囲という感じです。
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モデル3 | クルマ
Posted at
2021/07/11 10:53:23