タペットカバーからのオイル漏れ修理作業!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
こんてぃわぁ〜っ!
今日は、タペットカバーからのオイル漏れの修復工事をして行きたいと思われます。
ちと前回、オイルコントロールバルブを清掃した際に、ブレーキクリーナーでオイルの滲んでいた部分を綺麗にしてしまったので、跡形も無い状態となっておりますが…
まぁ…
もう20年選手のグフジーノちゃんなので、ゴムパッキンも駄目になっているだろうと言った話で、交換作業に入って行きます。
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一応、前の画像ですが、ここの部分の滲みが酷くて、交換作業に入る話となっております…
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エアクリーナーの入り口部分を外してやり、プラグカヴァーを外して、イグニッションコイルの見える所まで側を外してやり…
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左から1・2・3の順で並べていき、コイルにオイルの染みが付着してない事を確認し、オイル漏れの症状で駄目になっている状態ではなかったので助かりました。
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プラグホール内部を確認し、3本全て問題無しの状態だったので良かったのでした。
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そして、作業の邪魔となるエアクリーナーBOXを外してやり、アクセルワイヤーを固定する為のタペットカバーに装着されている固定具を外し、オイルコントロールバルブを外してやり…
いよいよ10ミリボルト6本で固定されているタペットカバーを外す目前まで来ました。
ボルトを外しても、タペットカバーが固着して外れない為、当板を使用しハンマーで叩いて外していきます。
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タペットカバーが外れると…
こんてぃわぁ〜っ!
と、言った具合に、エンジン内部が姿を出します!
可愛いツインカムの姿を目にする事ができ、スラッジの固まりとかも無い感じで、一応はオイル管理をしているつもりは無いのですが、そこまで酷い状態では無い感じに思えますが…(汗)
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で、コチラ側が外したタペットカバーとなります。ゴムパッキンも少し傷んだ感じとなっていて、これではオイルが漏れますなぁ…
と、言った状態で、この裏面全体をブレーキクリーナーで綺麗に清掃して行きます。
9
そー言えば…
タペットカバーを外したら、ゴミが内部に入らない状態にしてやり、タオルペーパーとかで蓋の役割りをさせます。
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ブレーキクリーナーで清掃してやり、配線式ブロワーで内部のブレーキクリーナーの水滴を飛ばしてやり…
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ボロボロとなったプラグホールパッキンの交換作業となります。
エンジンヘッド上部から、マイナスドライバーで叩いてやり、叩いてやり…
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こんな感じで、パッキンの原型が無い状態で、破壊されて外れての交換となります。
なんせガッチリと固定されていて、なかなか外す事が出来なくて、凄い焦りました…
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全てのプラグホールパッキンを外しおわり、ホール内がカスで汚い状態だったので、ブレーキクリーナーで綺麗に清掃してやり、気持ち良くはめ込む準備が整いました。
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新しいプラグホールパッキンを穴に入れてやり、シリコーンスプレーで滑りを良くして挿入していきますが…
なんせ、なかなか入らない状態です…
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少し作業が巻き戻りますが…
調度30ミリのボックスの大きさが合う感じで、新しいプラグホールパッキンを打ち込んでやり、中に強引に入れて行く作業となります。
中にプラグホールパッキンを入れ込む際に、やはり滑りが悪いので、自分はシリコーンスプレーを穴の周りと、交換するプラグホールパッキンの周りに馴染む様に指でグリグリと馴染ませてやり、強引に打ち込んでプラグホールパッキンを沈めて行きます。
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無事に全ての打ち込みが終わり、無事に装着が完了致しました。
で、自分が思っていたタペットカバー裏の鉄板部分が、プラグホールパッキンとの大きさが合わなくて、この鉄板の穴をマイナスドライバーで広げてプラグホールパッキンを打ち込みする!!
と、言った内容のYouTubeの動画を沢山見てきたのですが、自分のグフジーノちゃんは、まったく鉄板を広げる事も無く、簡単に古いプラグホールパッキンを交換する事ができ、余計な作業をする事が無くて作業的には凄い助かりました。
この鉄板部分を広げると言った作業は、たぶん初期型と中期型のミラジーノちゃんのエンジンで、たぶん後期型となったら、そのタペットカバー裏の鉄板も改善されて、穴が大きくなっているのではないでしょうかねぇ。
勝手な妄想を記載してしまい、すみませんがね。
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打ち込みしたプラグホールパッキンも表面から確認し、最終の交換前の古いパッキン位置と同じ場所に固定された事が解ったので、無事にプラグホールパッキンの交換が終了となります。
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そして、新しいタペットカバーガスケットを装着してやり、液状ガスケットを周りに塗り込んでやり…
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エンジン下部分の2ヶ所にも、キチンと液状ガスケットを塗り込みしてやり…
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無事にタペットカバーを合体させてやり、また逆の手順でボルトを締め込んで行きます。
ボルトを締める際には規定のトルクで締め付けするのですが、自分はほだ小さなトルクレンチを所持していないので、長年の感で緩くもなく締め込みすぎでもなくと言った感じで、タペットカバーを締め込んでやりました。
これが正規の締め方なのか微妙なのですが、最初は手でボルトを回してやり、後は2回、3回と言った感じで増し締めしてやり完了となます。
※一応、金ブラシでタペットカバー周りの汚れは除去したつもりです。
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オイルコントロールバルブを装着してやり、スロットルバルブ周りも汚れていたのでブレーキクリーナーで綺麗に仕上げてやり…
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内部も、ブローバイガスの汚れとかも無く、綺麗な状態だったので良かったです。
あとは最初と違い、逆の手順でエアクリーナーとかを装着してやり完成となります。
朝方7時から10時までの作業となりました。
普通なら、パッパと作業するので、こんなに長時間はかからないと思われますが、自分はタバコタイムが無いとヤル気スイッチが入らない状態となるので、長時間作業となったのは勘弁して下さいね!!
長々とタペットカバーパッキンとプラグホールパッキン交換の整備手帳にお付き合い頂き、ありがとう御座いました。
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