情報がない。

注：本内容は整備手帳にも登録しました。

パワーステアリングリレーの代替品
コイル抵抗値が異なるので問題の有無を机上確認してみました。

パワーステアリングリレーはパワーステアリングコンピュータで制御されています。
単純にパワーステアリングリレーのON/OFF制御をしているのでは無いようなので
パワーステアリングコンピュータをちょっと確認してみました。
画像：パワーステアリングコンピュータ（予防保全でアルミ電解コンデンサ交換済）


パワーステアリングリレーのON/OFF制御は
東芝製TPD1001Sで行っています。
製品としては『インテリジェントパワーデバイス』に分類されるハイサイドパワースイッチです。
但し、この品番では検索でヒットせず、データーシートが見つかりませんでした。


類似の製品としてTPD1008SAがヒットしました。
パッケージは同じですがピンアサインは異なりますが機能的には多分同等なのかな？


この素子は過熱、負荷ショート（過電流）に対する保護機能と外部に出力する診断機能があり
この機能を利用してダイアグノーシスコード『P/Sリレーコイル短絡』を検出しているようです。

過電流検出は4A（Min）なので今回の代替品の使用も問題は無いと判断しました。
（実測14.4V時　約180mA）