【個人用】VOLVOジャパン広報からのマガジンX編集部への圧力【備忘録】
http://togetter.com/li/867646
まだ結論は出ていないようですが、このような広報の対応は良いとは言えないですね。
今後会談するようですが、どういう結末になるのか気になります。
【追記 9/4】
9/3 に会談があったようです。
『ボルボの広報室長とマガジンX編集部で話した。
1時間の会見で、色々意見を言える信頼関係をお互いに築く努力をしていくことで一致した。』
とのことで、なんか玉虫色な大人な合意でケリをつけたようです。
「付き合い方を考えなければならない」→考えた結果、信頼関係を築くことに というオチ?
【再追記 9/5】
本屋でマガジンXを見かけたので(購入し)問題の記事を読んでみました。
ライターは祓川隆一(はらいかわ りゅういち)という方で、連載の「祓川隆一の底値まで待って買いたい新車」というもので、新車のレビューをしつつ、最終的に将来の経年劣化を予測して底値になる時期を予測するという形式になっています。
読んだところ、実際に車の問題点や良い点を具体的に指摘している部分は、良し悪し両方とも納得のあるものでした。
例えば、
・『路面の段差や舗装の違いがビシビシと伝わってくる』
・『小径のステアリングは高速巡航時の座りがあまり芳しくない』
・『直感的に操作できないナビなどのスイッチ類』
・『後席への乗り込みには相当首を傾ける必要がある』
など、ディーゼル以前のV40に乗ってる我々からみても、それなりに納得感のある問題の指摘もあり、批判的ではあっても納得感があります。
ところが、車を気に入らなかった影響もあるのでしょうが、主観部分や、比喩表現で必要以上にいやらしい書き方をされる方のようです。
『信号ダッシュこそ快感でではありますが、そこから先は走り味を楽しめるようなクルマではありません。事実、私はワインディングでの試乗チェックを早々に切り上げて、ただただ早く帰りたいと考えていました。』
『エンジンは正直うるさいですし、振動もディーゼルそのものです。外から聞くと2トン車レベル。静かな住宅地でエンジン音を聞いた人は、荷物が届いたと勘違いしてハンコを探すことでしょう。』
それぞれ後半の部分は、そこまで書くからにはそれなりに嫌悪感でも感じてんじゃないのと思わされるレベルの表現だと思いました。
他にナンバープレートの汚れをふき取った写真といっしょに『リアのナンバープレートに付着した汚れのすべてがススではないだろうが、マフラーから排出される粒子は決して少なくはないようだ』 というような実測に基づかずに印象で悪い方にリードするような記述がありました。
これも書くのであれば走行前後の汚れの比較とか、それなりに根拠を示すべきかと思いましたが、根拠なく書いてるので、正しさが判定できません。(ちなみに、この3点目はライターによる指摘なのか、編集者による指摘なのかは不明瞭です)
大きく気になったのは、この3か所でした。広報がこのような記事から悪意を感じてもまぁおかしくはないと思いました。(だからと言って、雑誌に圧力をかけるような事を言うのはよろしくないと思いますが)
このライターの方も、「いやらしい表現」や「根拠不足で本当かどうかわからない指摘」をしないようにすれば、その他の指摘はそれなりに鋭いとは思うのでよりよいライターになるのではないかと思うんですが、こういう攻撃的な書き方を持ち味にして売っている方なのでしょうか?
※再追記部分の『』内は、マガジンX 2015/10 号の当該記事からの引用です。
Posted at 2015/09/01 23:57:07 | |
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