
ミッションOHに引き続き今回はデフのOHです。
タイヤ外してるとなんか宇宙船みたいですね。

購入時から走行中のリアエンド辺りからの異音が気になっていました。
アクセルオフでは静かなのにオンすると唸る感じです、加速の加減で音色が変わるのとミッションOH後も変化がなかったのでデフでしょう。
以前97コブラでも同じような経験がありました。その時もデフのギア・ベアリングを交換して解消しましたが、大変な作業です。
あの時もDIYでやりました、一人でやるあまりの大変さに二度とやらないと思っていましたが、まさかまたやる時が来るとは、、、
しかし一度やったことのある作業。工具や計測器類も一通りそろっていますのでやってやりましょう。
前回の97コブラはフォード8.8inのリアエンドでしたが、今回はフォード9inリアエンドです。サードメンバーアセンブリという形で、リアエンドからアセンブリで取り出すことができるので作業は8.8inよりやりやすそうです。
8.8inだと調整のたびにいちいち車体下に潜り込んで取りつけないといけませんでしたが、9inだとアセンブリを机上で作業できます。
今回の作業はミッションの時と同じく、SA DESIGNのFORD DIFFERENTIALS HOW TO REBUILDという本を参考にしました。これには8.8inと9inの両方の作業手順が記載されています。
今回行う作業内容はギア比の変更、LSDの取り付け、各ベアリングの交換といったところです。
部品を注文する前に現在のギア比、デフの状態を知りたかったのでまずバラシに入ります。
まずリアのアクスルシャフトを抜きます。手持ちのスライドハンマーのアタッチメントがハブボルトに合わず、YOUTUBEで見た技を真似します。
このようにドラムブレーキのドラムを裏返し、ホイールナットを何個かつけてスライドハンマーの要領で抜くことが出来ます。

外してみると左のシールとリテーナーが接触しており、粉が出ていました。シールの打ち込みが浅いようです。アメリカにある間にどういう作業をされていたのか分かりませんが、とてもプロの仕事とは思えないような箇所が至る所に見受けられます。
9inのアクスルベアリングはグリス潤滑なのでシールが奥の方にあります。前回やった8.8inはオイルで潤滑だったのでシールは外側にありました。こういう細かいところも違うんですね~。
次にプロペラシャフトをデフ側で取り外し、サードメンバーを取り卸します。
ここでギアの歯数を数えてみるとギア比3.50:1であることが分かりました。デフもオープンデフのようです。
4速ミッションでODがないと高速走行がしんどいので、ギア比は3.0:1にすることにしました。
ピニオン13に対しリングギアが39でノンハンティングレシオと言われるものです。これだと常にリングギアの3歯はピニオンの同じ歯にかむことになります。(どれだけ回転してもこの関係がズレない)
このタイプは分解する際にマーキングしておいて、再組立ての際にその位置関係を変えないように注意が必要です。今回は新規組み立てなので気にする必要はありませんが。
あとノイズの周波数的に車体側がこれと一致してしまうと、騒音的にはよろしくないといったことも書いてありますがここら辺はよくわかりません。

フォード9inリアエンドのギアやデフは各社いろいろ出していますので、ネットで物色します。
最終的にはアメリカアマゾンで下記がセットになっていたのでこれを購入しました。リアアクスルのベアリングやシールは別途購入。
YUKON GEAR&AXLE YDGF9-28-AG (LSD付きデフ)
YKF9-A(OHキット)
MOTIVE GEAR F9-300 (リング・ピニオンギアセット)
上記3点セットで$515でした、お得!
ただOHキットについてきたピニオンベアリングは2個のうち1個はサイズが違い、別途購入が必要でした。
追記:このリアエンドにはDAYTONA PINION SUPPORTが取りついていたため、ピニオンリアベアリングのサイズがスタンダードなものとは違い、やや大きいベアリングが取りついているためでした。
またサードメンバーアセンブリで販売しているものもありました。
PART2へ続く。