
お盆休み前半、北海道へ0泊4日で行ってきました。総走行距離2503キロ、結構楽しかったです。
行く前に色んな方から「そりゃ無茶だわ」とか、「アホやなぁ」と言われ続けていましたが、言われるほど やってやる!と意地になる天邪鬼なジブンなので、計画どおり行ってきました♪
そうは言っても、走ることが目的ではなく、①美味しいものを食べまくる、②広大な景色を堪能する、とちゃんと目的はあります(*_*)
【クルマ編】
今回の移動手段 兼 ホテル のレンタカー、エルグランドハイウェイスター。
6月登録で走行距離5千キロちょい、新車の香りが残る程度のいいものでした。
半年ほど前にレンタカー一括検索サイトで予約したら、4日間で48,000円!最もハイシーズン期間の料金で奇跡的な安さでした。ちゃんと日産レンタカーです。
Lサイズミニバンと言えば、トヨタのアルヴェルが多いですが、あまり見ないエルグランドは結構新鮮でした。
タイヤは225/55の18インチ。ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスク!タイヤはヨコハマdbでした。さすがにNEOVAじゃないです。
車内は合成皮革?を一部に使用した適度な高級感はあり。
助手席はオットマンがついてました。
車中泊をする際は2列目を完全に倒して3列目の座面と繋げてフラットな面を作り、そこで寝てました。大人2、子供2ではやや狭かったですが、普通に眠れました。
その他の機能として、Bluetooth対応のナビ。ipodを持参し当初はFMトランスミッターで聞こうとしたのですが、うまく電波を拾わず諦めていたところ、ブルートゥース昨日を発見。初めてブルートゥースなる機能を使いましたが便利ですね。
4日間をともにしたエルグランドでしたが、2,503キロ走ってレギュラーガソリン421リットル消費。平均ン燃費5.93km/l。恐らく普通に乗ったらもう少し伸びたかもしれません。
このレンタカー、オンデマンド方式とは言え、4駆だったので雨の中を走るときは安心感がありました。
アルヴェルのレンタカーに比べ設計年次が古いとか言われていても、ジブンの鈍感センサーでは差は感じず乗り心地は十分快適でした。
むしろ比較して良かったポイントは、ハイウェイスターという名前もあるのか、高速コーナーや山道でもロールが少な目で安定感が適度にあったことかもしれません。
ただ、レンタカーなので贅沢を言ってはいけませんが、クルーズコントロールがACCじゃなかったのが残念。ACCだったら疲労度がかなり軽減されるかと思いました。
また、山道や高速を頑張って走っていたら突然のパワーダウンが何回かありました。おそらくCVTの保護機能かと思われますが、そんなにハードに走ってないのにスピードが出なくなったので、ちょっとイライラしました。
少々の不満な点はあるものの、十分に満足なレンタカーでした。
【旅行記、観光地その他 編】
今回利用したのはエアアジア。半年ほど前に予約したら、お盆の超絶ピーク時でも片道で一人10,000円程度(座席指定、20キロの荷物預けあり)‼
感覚的に通常の半額以下です。機材は新しいA320。最前列を指定したら足元もかなり広々で問題なしでした。
ただ、追加で頼んだ機内食の「菜めし田楽」が超絶口に合わなかったです。美味しくないと言われているエアラインの機内食でも美味しくいただける食いしん坊なジブンですが、コレだけは厳しかったです。同じく食いしん坊なヨメに譲渡しましたが、返礼されました。
恐怖の機内食、850円也。
離陸前に「霧のため引き返す可能性あり」と言われてましたが、なんとか新千歳空港にランディング。確かにややキリってました。
初日は帯広、釧路で食事をしてから、目指すは本土最東端の岬、納沙布岬!
途中の十勝牧場の白樺並木。何かのロケで使われたとのこと。
北海道ぽい風景でした。
さらにに少し北上したことろにあるナイタイ高原牧場。
釧路で天ぷらを食し、おなかいっぱいで苦しい中、向かうは本土最東端の納沙布岬。
途中、ご当地コンビニ、セイコーマートで休憩を挟みつつ。。
納沙布岬に到着したのは深夜。着いたときは誰もいませんでしたが、朝の4時過ぎに数台のクルマが来ました。
曇っていて北方領土は見えず・・・
納沙布岬、根室市内ともブルっとするほど寒く、11℃とかになってました。
根室市内の道路標識にはロシア語が併記されてました。新鮮。
二日目は納沙布岬を出発し、野付半島、中標津、知床峠、網走を経由し、日本最北端の宗谷岬まで。一番ハードな区間になるはずでしたが…。
野付半島で見たキタキツネ。他にもいろんなところでキタキツネを見ました。危ないのはエゾシカかもしれません。車で走っていると突然飛び出してきます。2回ほどフルブレーキしました。
野付半島に行く途中、少し手前の観光スポット「三匹の子豚の家」。子供ウケイマイチ。
知床峠は雨と霧で何も見えず。晴れていれば絶景です。
斜里町にある「天に続く道」。まるで空につながっているように見える、がうたい文句ですが、つながっていたのは雨天でした。
網走刑務所に到着したら、20分前で入館終了してました(+_+)
近くのコンビニでポテチを購入。
網走で夕食後、宗谷岬を目指しました。この区間、実に何もないです。夜中であるためかクルマもいないです。 でも、通過する小さな町の交差点でパトカーが深夜の信号無視を取り締まりしていました。
宗谷岬へ到着したら日付が変わっていましたが、さすがハイシーズン、結構なクルマが止まっていました。
天気は相変わらず悪く、サハリンは見えませんでした。
日本最北端のマックにて。朝マックをしそうになりましたが、ここはグッと我慢。ウニに備えました。
セイコーマートでコーヒーを。営業時間が24時間営業の店ばかりでなく、店舗によって異なるので注意です。
稚内市内にて。エゾシカが街中を歩いていました。
宗谷岬を出発、サロベツ原野を通るオロロンラインへ。
ひたすら真っすぐな道で、海の向こうには利尻島が見えました。
続いて、美深にあるトロッコ王国へ。旧国鉄の廃線跡をエンジン付きのトロッコで往復10キロも走れる激アツスポットです。個人的には一番のメインイベント。
白樺の林を抜けたり、コンクリート橋を渡ったり、風と自然を感じられる素敵な時間でした。
メインイベントを終え、通り道にあった名寄のひまわり畑へ。
いくつかスポットがあるようですが、サンピラーパークというところへ行ってみました。花にあまり興味はないジブンですが、結構キレイでした。
全景
名寄を出て旭川へ。鮨の前に風呂でゆっくりしようと思っていたら、旭山動物園へ行け!との指示…。駐車場で寝ていてもいい、という条件付きで行きました。
駐車場で1時間仮眠したらスッキリしたので、遅れて合流。コジンマリとしていて回りやすい動物園ななのかもしれません。ただ、こういう時に限って天気が回復、日差しは強く外気温は28℃。
ペンギンを見たら満足、20分で再びクルマに戻ってしまいました。
動物園でご機嫌を取り、鮨を堪能後、日帰り温泉でリフレッシュ。
夜も21時を過ぎていたので、ゆっくり積丹へ向かおうと思ったら、娘が「せっかくなのでもっと岬に行きたい。襟裳岬って遠いの?」と恐ろしい発言を。
せっかくなので連れていくことにしました。ナビを入れたら旭川から350キロでした(;_;)
この区間、日高までの高速道路を降りてからが結構長い。
気づいたら宗谷岬から襟裳岬まで1日で移動してました。そりゃシンドイです。
襟裳岬には真夜中に到着しましたが、駐車場には10台ほどクルマが止まっていて寂しさはなかったです。
夜が明けてもやはり天気はイマイチ。
晴れていればココはそれなりに絶景ですが、何も見えず…。
そして最終目的地の積丹へ!
襟裳岬からは325キロ…。10時間半の所要時間は嘘としても、5時間はかかりました。
後半へ続く