残念な感じだったアルカンターラをキレイにしてみる

トップの写真は納車してからこれまでの２年間、１度も清掃していなかったアルカンターラのステアリングです。
使い込まれてツルツルテカテカ、光っている状態です。新しいころはいい手触りだなぁ～と思っていましたが、いつの間にか残念な感じになってました。汗ばんできたりするとベタベタして、ハンドルを投げ捨てたくなるほど…。まぁアルカンターラはしょうがないと諦めてましたが、ふと何かの記事を読み何とかなりそうなことを発見。アルカンターラは水拭きしても大丈夫とのこと。皮と特性が全く違うらしいです。さっそくダメ元で清掃作業をやってみました。



手順は至って簡単、ブラシでコスって、タオルをぬるま湯につけて固く絞り、それで拭くだけ。








まずはブラシをかけるところから。

家に転がっていたブラシ（革製品のオマケで貰ったヤツなので無料）。これを使ってみました。固すぎなければどんなものでも良さそうです。





軽くブラシを掛けてみると、茶色っぽいホコリが出てきました。とても汚い感じです。
しかし、いつも手が触れていて完全にテカっている部分はブラシでも歯が立たず、擦るだけ時間の無駄でした。ここはすぐに諦めました。

結果から言うと、僕くらいの鈍感な人間にとっては、ブラシ掛けはしてもしなくてもあまり変わらないような気がしました。よって次回からブラシ掛け工程は省略します。






その後の手順であるタオル拭きへ。風呂に入るくらいの温度のお湯をバケツにくんで、それにタオルを浸けてから思い切り力いっぱい絞ります。ここで水ではなくぬるま湯を使うというのは、ある程度の温度があると汚れの落ちがいい、ということらしいです。

固く絞ったタオルでツルテカの部分をコスっていくと・・・
なんというｺﾄﾃﾞｼｮｳ！アルカンターラの質感がある程度復活しました。




清掃前　右側


清掃後　右側



清掃前　左側



清掃後　左側





残念な感じのアルカンターラも、タオル一本である程度復活するとは、正直驚きました。
天然素材ではなく人工素材ですが、それゆえのメリットもあるんだなぁと思いました。