この歌はドラマ「1 リットルの涙(1 Litre of Tears)」のために書かれたそうです
ですからこのドラマの内容を語らずには
詩の意味を考えることはできないでしょう
もちろん詩というのは聴いた人それぞれが 自分の感じたように解釈すれば良いので 問題はないのですが…。
ただ このドラマの内容を意識すれば この歌詞がとても切なくなるでしょうね~?
今から昨日から見始めたドラマの残り分を堪能しますね♪
<<「Only Human」- K OPV>>
哀しみの向こう岸に 微笑みがあるというよ
哀しみの向こう岸に 微笑みがあるというよ
たどり着くその先には 何が僕らを待ってる?
逃げるためじゃなく 夢追うために
旅に出たはずさ 遠い夏のあの日
明日さえ見えたなら ため息もないけど
流れに逆らう舟のように
今は 前へ 進め
苦しみの尽きた場所に 幸せが待つというよ
僕はまだ探している 季節はずれの向日葵
こぶし握りしめ 朝日を待てば
赤い爪あとに 涙 キラリ 落ちる
孤独にも慣れたなら 月明かり頼りに
羽根なき翼で飛び立とう
もっと 前へ 進め
雨雲が切れたなら 濡れた道 かがやく
闇だけが教えてくれる
強い 強い 光
強く 前へ 進め
「Only Human」というタイトルには「たかが人間、されど人間」という意味が込められていて「人間の挫折と希望」がテーマだそうです
それは「only」の意味には「ただの」「唯一の」という意味があります
日本語では前者の「ただの」という言葉はマイナスイメージで「たたの~すぎない」という否定的な感じがしますよね
後者の「唯一の」という言葉はプラスイメージで「ここにしか存在し得ない」という肯定的な感じがします
「たかが人間、されど人間」というのはこの「Only」の2つの意味のことを示しているのでしょう
「ああ、人生ってつまらない くだらない」
「時間はあっという間に過ぎる 何だか人生が空しい」
「人間の一生は儚いし 人々がいうほどそんなに人間の人生は尊いものだろうか 地球全体 地球の歴史を考えたとき 人間ってそんなに傲慢でいて良いのか 人間も地球のひとつの生命体に過ぎない」
人間… ただの人間 ただの生物
一方で 人間は自分を犠牲にしてまで 誰かのために生きることがある
自分の命を捨てて 誰かの命を救うことがある
自分のためだけに生きようとしない人がいる
何かを伝えようとするために 必死に生きようとする人がいる
そういう人を人々が見たとき「尊い人生」「尊い人間」と思うのではないでしょうか
人間という存在は捨てたものでもない
人生は捨てたものではない
「哀しみの向こう岸に、微笑みがあるというよ苦しみの尽きた場所に、幸せが待つというよ」
悲しみの先には幸せがある
苦しんだ後には幸せが待ってる
僕もそう思いたい…
でも 人生 最後まで悲しみで終わる人もいる
人生 最後まで苦しんで終わる人もいる
「世の中は不平等にできている 不条理な世界」
誰もが「なぜ 自分だけこんな目にあうのだろう」
と思ったことはありませんか?
「1リットルの涙」の中でも胸に突き刺さる言葉がありました
「なぜ、病気は私を選んだの?」
この問いに誰が納得させてあげられる答えを教えてあげられるでしょう
それは全てを受け止めて前に進むことです
すべてを受け入れ、諦めた上で
この歌詞が生きてくると思うのです
孤独にも慣れたなら 月明かり頼りに
羽根なき翼で飛び立とう
もっと 前へ 進め
雨雲が切れたなら 濡れた道 かがやく
闇だけが教えてくれる
強い 強い 光
強く 前へ 進め
彼女が遺したノートにつづられたメッセージ
もうあの日に
帰りたいなんて言いません。
今の自分を認めて生きていきます。
傷ついた分だけ 優しくなれる
苦しんだ分だけ 強くなれる
だから私は
絶対逃げたりはしない。
心無い視線に傷つくことのあるけれど、
同じくらいに
優しい視線があることもわかった
病気は、どうして私を選んだのだろう。
運命なんていう言葉では
かたずけられないよ
花ならつぼみの私の人生
この青春の始まりを、悔いのないよう
大切にしたい
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愛しい人へ | 日記
Posted at
2007/12/14 01:03:03