TOMY.のブログ一覧

画像は少なくて、文章長め、ほぼ会話の内容、４トントラックの話、後半に亜鉛関連の内容が記載されています。

好きな所から選んで読んでもらえると幸いです。


お仕事もそろそろ終わりかな？
という時に、行き付けの金物屋さんから電話がきた。

私から電話することがあっても、金物屋さんから電話が来ることはまず無い・・

電話に出ると、

ここから金物屋さんとの会話編

金：「おたく、確か板金やってたよね？　発注間違えたトタンの平板があるけど、安く買うかもらってくれない？　邪魔なんだよね・・」


なぜ私の電話番号を知っているのだ？


私：「板金はまだ続けてますけど・・　厚さはどのくらいですか？」

金：「０．８ミリ。 青を頼んだつもりだけど、発注間違えてシルバーが来てしまって返せなくて困ってなしまってな・・
受注発注なもんだから・・」


ラッキー！　ちょうど探していた良い厚さ！


私：「車小さいけど持って帰れますかね・・？」

金：「大丈夫！　ロール状に巻けば大丈夫だろ、ハハハ！」

私：「是非！ 仕事終わってすぐ取りに伺います！」


幸い仕事が時間キッカリ終わったので、金物屋さんへレッツゴー！


私：「こんばんは～　受け取りに来ました（^^）」

金：「ロール状に巻こうと思ったけど、厚みがあって巻けなかった。　車の屋根に縛って行きなさい、　　　車はどれ？」

カプチーノを指差して、

私：「あの車です」

金：「・・・・・　積めないね・・・・」

私：「大きさはどのくらいなんですか？」


実物を見ると、「デカっ！」　おまけに「長っ！」


金：「ダンボール敷いて縛れば大丈夫かな？」


ご主人さんが息子さんを呼んで、「手伝え！」と指示を出すが・・

「無理だろ」と一言・・


その時の状況を再現。



前見えない・・　信号は絶対見えない・・

走行風で鉄板どころか、屋根まで一緒に飛ばされる可能性が大きい・・

後ろは、



見えないよ・・

スル～っと鉄板だけ流れ落ちたら、後続車は鉄板に乗ってブレーキ掛けてもアイススケート状態間違いなし！

ここからトラック編

金：「うちのトラック使って持ってけ！」

私：「そのほうがいいかと・・　１トン車ありましたよね？」

金：「それは今出払って、あと３時間は帰ってこないよ。　あれ使え」


指差す先には、大きいトラック・・

最大積載量４０００Ｋｇと書いてある・・


私：「デカくね？」

金：「しょうが無いだろ、今あれしかないんだから。　あと３時間待つか？」

私：「・・運転できるかな？」

金：「ぶつけなければ大丈夫だから」


普通そうでしょ・・


このトラック、カプチーノ積めるし・・

もう荷台には鉄板乗っているね・・

行くしかないね・・


さすがに無料は気が引けるので、ほぼ定価に近い金額を支払い、ついでにプラダンも購入。


まず駐車場から出すのに一苦労！

カプチからトラック・・　
内輪差ありすぎ、前見えすぎ、車高高すぎ、前方の視界良好！


カプチで走行中、渋滞気味の走行で何度かバスやトレーラーに車線変更で踏み潰されそうになったけど、気持ちが分かった。

カプチーノは普通に走っていても、トラックなどからは見えにくいのです！　死角に入ったらいけません！

そんなこんなで何とか自宅に到着！


トラックが駐車場に入らん！！


痛い足で何とか鉄板を持ち上げ、手を切りそうになりながらヨタヨタ歩いて鉄板搬送完了！


トラック返しに行くぞ！

渋滞・・

いつもならスッと入れるスペースに、この大きさのトラックは入らない。

そんなこんなで、トラックをぶつけずに返却できた！


このあたりから亜鉛編


金：「言い忘れたけどあのトタン、ガルバと言って、亜鉛メッキされているけど、溶接すると弾いてキレイに溶けないかもよ、端っこのメッキを落としたらできるかもしれなけど・・」

私：「ホントに・・？　先に言ってくれ・・」

金：「まあ使ってみてダメなら何かに使って！　普通の鉄板もあるから出来なかったら発注するよ！　　　鉄板だったら亜鉛塗っとけば大丈夫だと思うよ。　安くするかもね！ハハハ！」


私が注文する事があったら間違えないで発注してね


金物屋さんのおっちゃん、ありがとう御座います。


ここから亜鉛塗料編


塗料屋さんから購入した亜鉛塗料、ハケ塗り用とガン拭き用の調合。


空の雲がキレイ（^-^）

５Ｋｇを購入したのですが、３Ｋｇ缶の四分の三くらいしか入っていない。

そのくらい重量があります。


開けたらまず見えるのが思いっきり茶色いかなり粘り気のある溶剤。

割り箸で混ぜたらすぐ折れました・・


攪拌用のステンヘラに変えて混ぜる！
とにかく混ぜる！
コレでもか！と思うほど混ぜる！


すると徐々に見慣れた色に、





小さい容器にこぼしながら何とか移し替え、スプレー缶から取り出した攪拌用の球を入れます。



ハケ塗り用２個、ガン塗装用の大１個完成！



ちょっと濃度を高く設定したつもり。　正確な含量は不明・・

一晩経つと、大容器は、


この様に沈殿します。

攪拌の球は必須。　いらないナット投入も考えましたが、球形が確実かと思いまして・・

鉄板注文しようかな・・？

一気にガンで吹いてしまえば保管可能かもね・・


どうやって家にもって帰ってくるかが１番の問題！


またトラック運転・・？

意外とトラック運転楽しかったです（^^）


　最後まで読んでくれてくれた方へ、ありがとう御座います！

　

ホーンボタンリングを持っていなくて、自分で作りましたが、走行中に「コロン・・」と落っこちることが何度かあった・・

そのうち無くしてしまうね・・。

以前の車両を譲った時に、ハイフロータービンから、ホーンボタンリング等も含め、ほぼ全て渡してしまった・・。


で、「ホーンボタンリングだけ返してもらえないですかね・・？」と電話！

快くＯＫをもらい、取りに行けばいいけど郵送してくれると！

ありがとう御座います。　ここでも感謝申し上げます。


届きましたよ！


ホーンボタンリング。

お帰りなさい（^^）　また会ったね・・

この様に挟んで・・




取り付けるだけでオッケー！


そして後はホーンボタンを取り付けて・・


オッケ・・


・・・

ピョンと飛ぶね・・　


しっかり押さえてはめ込んで・・


オッケ・・



・・・

入らないね・・

明日の朝まで同じ事を繰り返してみたいと、ちょっとだけ思ったりもしたけど、

前よりひどくなったとは思いたくない・・

ボタンを観察します。

！！



削れすぎ！

このホーンボタンも付き合いが長い。

１０数年の付き合いである。

ガムテープなどの厚めのテープを張って、かさ増しもいいけど・・


しっかり直すぞ・・


プラスチックには、


プラリペア！（ブラック粉）

お世話になります（^^）

では、


肉盛り！

作業工程をお見せしたいのですが、完全に両手がふさがるので・・

注射針みたいな物の先に出来たしずくに、粉を引っ付けて、そのまま粉付きしずくを引っ付けたまま肉盛りしたいところに「チョン」と引っ付けて引き離す！　みたいな感じ？

説明できません・・


削ります。


そして取り付け・・


オッケー！！

コレ↑ が書きたかった（＾＾）


でもね、きつ過ぎてね、手で外せなくなったんです・・


もう当分外さない！

何かのおまけで頂いた、イタルボホーンボタン！　あと１０年は持ってね（＾＾）

割れても直すよ・・


ここで早速活躍！


補修した六角レンチ。

ねじられても、あと２回は直すよ・・


ホーンボタンの頻回な取り外し、取り付けもダメなんですね。


お気に入りのホーンボタンがあったら、この様にして、復活させてあげてくださいネ！


思い入れのある物、愛着のある物は皆さんどうしてますか？


新しいのもいいですけど、私はなかなか手放せない物が多すぎて嬉しいです・・（^-^）

この車、なんだか分かりますか・・？

あ、「ＣＯＬＴ １０００」としっかり書かれていますね・・

失礼しました。



この車、１９６６年式。　三菱コルト。

ワンオーナーで今でも現役で走っている車。

雨の日も普通に走り、交通安全パレードにも参加して、サビは３ｍｍ程の穴をアルミテープで張ったくらいの超極上車である。



お仕事中に、先日「何シテル？」でアップした芸術的なリンゴで作られた白鳥の手作りデザートが出てくるようなホームパーティーにお誘いを受け、そんな所に場違いなジーパンで登場した私を快くご案内してくれた方から電話が・・

「あなた車好きだったわよね？ すごい車が止まっているからいらっしゃい」と・・

接客の対応を済ませようとするけど、おろそかにしてはいけない。

そんな最中←（モナカではない）に２度目の電話が・・

「待っているから、ゆっくりいらっしゃいね」

なんと嬉しい優しいお言葉・・　

「仕事をすっぽかしなさい」とは全く聞こえない！

心が広いと言うか、おおらかと言うか、さすがと言うか・・　なんというのだ・・？


現場到着！



あれ？　オーナーさん・・知ってる・・

職場で何度かお話をしたことのあるお方だ！

世の中狭い・・　

上品なマダムとジーパンと超旧車・・　どう考えても結びつきませんね（^^）



エンジンルーム、整備性抜群だがパーツが無いという状態らしいです。

消耗品は何とかストックしているらしいのですが・・

車内は？


左ハンドル・・

ハザード・ワイパーなどは引っ張るスイッチ。

ウインカーとキーだけひねるやつ・・

サイドブレーキも懐かしいベンチシート特有のステッキ式。　手前に引っ張るやつですよ。

チョークも付いている・・

メーターも懐かしい形してますね～　（＾＾）　これはいい！




エアコンはもちろん無く、ラジオもきちんと作動します・・

カセットはオプション。（その当時の高級品？）

エアコンは後付けの時代！　

当時、エアコンは助手席のボックスの下あたりに取り付ける物がありました。

とにかくフルノーマル！



貨物なので、毎年車検が痛いとか・・　（そういう問題・・？）



昔のコルトの前方に、現行型のコルトが止まっていると言うちょっとミラクルが起きていたりもする。

バイザーもステンレスで、今では探しても無いくらいの物が付いていたりするのも見逃せないですね・・



もちろんマニュアル車ですよ・・　コラム式。

オートマ車の乗り方が逆に分からないと言うオーナーさん！　いいね！

車も貴重ですが、オーナーさんも貴重！

しゃべりだしたら止まらないけど、車も故障では止まったことが無いというからいいでしょう（＾＾）


私はだんだん車よりオーナーさんに興味が湧いてきた・・

面白いんですよ！　名刺を頂きましたが、２０年前の顔写真載せるなんて・・　ある意味卑怯！

笑いました！！

もちろんオーナーさんのセンスです。

バッテリーが上がったら呼びなさい！　と・・


ここまで来たら車の話なんてどうでもよくなってきます・・


だって、


このナンバープレートの裏に、マジックできちんと納車時の番号が書かれているんですよ・・

もちろんこのプレートも本物です・・

どの番号が本物？

１台にナンバープレートが３種類って・・　

それも法的にはどのナンバーでもＯＫというからまたすごい！

偽造でもないし、きちんとした物を付けなさいと言われてももう製造不可のプレートだし・・

ある意味人泣かせ、メーカー泣かせ、人笑わせのオーナーさんと三菱ＣＯＬＴ１０００。


カプチーノが２２万キロオーバーのメーターを見て、なぜかバカうけしているオーナーさん・・

もう何がなんだか分かりません！


小さい車なのに、音は一人前にデカイとさらに爆笑！

心臓大丈夫か！　呼吸しているか？　と心配になるほど大笑いしているオーナーさん！

つられて私も大笑い・・　

そこに上品なマダム登場！

「もう気が合ったみたいね。　呼んで良かった」と素敵な笑顔・・


このオーナーさんと知り合いなのかと思ったら、面白そうな車があったから声をかけたと・・

えっ！　全くの他人！？

さんざん笑わせてくれたオーナーさんと出会い、しっかりとした考えをお持ちのお方と、いろんな方とつながりを持たせてくれる車と人間関係・・


なんとも言えない表現し難い良さがありますね（^-^）

カプチーノ・・　新車に近いじゃん！


ここまで読んで下さった方へ、大変ありがとう御座いました（^^）

このコルト、年齢が私とあまり差が・・

今回は写真が多く、長いです・・


説明の為ですので、ご了承下さい。

面倒と思った方は、他の方の面白い記事をお探し下さい・・


新しいボスが到着して、それを取り付ける前に、ガタガタしていたボスが直るという・・

パドルシフトみたいなやつを、手前に引っ張って取り外すやつです。

重い・・　作りはしっかりしてます。

まず外見から・・


正面、ハンドル側。



後ろ、元ボスに来る部分。　出っ張ってます。



横、画像向って右がステアリング側。　と言う事は左が元ボス側（当たりまえ）




ステアリング部分を取り外した状態。　ここが上ですよ！　とちょっとした印があるのですが、メッキだらけで分かりにくいので、ホワイトマーカーで印をつけました（暗い所でも分かりやすいように白！）




ステアリング部分の裏側。スプラインは入る所にしか入りません。




元ボス部分から、ステアリング部分までの厚さ。　２６ｍｍ。　２、６ｃｍとも言います。




ここ重要！　
元ボスにめり込む部分の長さ。　　２５ｍｍです！（カプチ以外の車種の方も参考にして下さい）

元ボスに入るのか・・？


計測すると、


・・・



１９ｍｍ・・　そのまま入らないことが判明・・

５ｍｍスペーサーが欲しいけど、後ろのホーンケーブルをプレスしてしまいますね・・


では、


１０ｍｍスペーサーを入れてあげましょう（＾＾）

合計３５ｍｍの延長です。

ここでもですが、ホーンボタンがそのままでは付けられないのです・・

鉄板みたいなサンドイッチタイプのホーンリング？が存在するのですが、以前乗っていた車両を手放した時に一緒に渡してしまった・・

コレは困った・・


では、


作ります！


すでにお持ちの方は、この工程は不要ですので、すっ飛ばしてください！


０．５ｍｍ厚のステン板。　アルミも考えましたが強度はこちらが断然上！　かな？と思いまして・・



ケガキ完了。　コレをカットして・・



ここに、


この様にしてやってみます！



まずは、余ったスゴイ昔のボスを発掘して、それを元に６個の穴を開けます。


対角線上の２個目の穴を開けたところでチェックします。

オッケー！


とにかく手間が掛かります・・　薄いので手も切りかけます・・　

こんな感じで進めていくと、



こうなります！




新しいリリースボスのサンドイッチして、フィッティング確認。



バッチリですね！　そのままでもかっこいいです・・


ここからは、いつもの板金作業・・


元穴あけて・・



ハンマーで叩いて・・



位置決めの出っ張りを１周作って・・



完成！


コレで必要なパーツが揃いました（^^）



取り付けできるのかな・・・？



おっ！



おおっ！　出来ました！　何とかなるものです！


ここから普通の取り付け作業になります。

そのままではボス同士が当たるので１０ｍｍスペーサーを追加して、


配線も忘れずに、



普通に取り付けできました。　（コレが普通）


接点の構造は、


このセンターから出た押すと引っ込むポッチが、

ホーンボタンの、


ど真ん中にヒットします。

取り付けて、スプライン部分から覗くとこんな感じ、


ボタンの端子部分を曲げて使っていて、そのまま使おうとすると、端子部分がフライングしてポッチ以外の部分に接触してホーンが鳴ります・・

曲げた、あるいは曲がっている端子は真っ直ぐに伸ばしてください。

ここでも原因が分からず悩みました・・　

ステアリングを取り付けようとすると、ホーンが鳴るのです！　

私がびっくりしました・・　夜から何度も何度も・・




ステアリング固定ビスをステンレスに交換して完成！


上から見ると、このくらい離れます。




日付が変わり、

ボス固定部分の５ｍｍＸ３０ｍｍのステン皿キャップビスを購入しに、業者向けのボルト屋さんに行くと、




・・・

日を改めます・・


取り付け後、走行時の感想は・・

ステアリング操作がしやすい！

ちょっと指を開き気味にステアリング操作をしてもレバーに指が当たらないのです。

ドリフト失敗して、タコ踊りなどでパニックしてもワイパー作動しないくらい・・？　（経験したことのある方は分かるはず・・）


ウィンカーは許容範囲。

ハイビーム時は遠い。


ワイパーは小雨のときはめんどくさそう。

だけどしょうがない。


クイックボス取り付け前は１５ｍｍのスペーサーを入れていたのですが、

それから取り外し・追加で元の状態から２０ｍｍ延長はエライ違いです！


スペーサーは１０ｍｍでもウインカーレバーなどの操作性がガラリと変わります。

慣れると思いますが・・




このカプチはエアバック装着車で、画像の通りレバーがステアリング側に寄っていますが、
　通常のエアバックなし車だと、ウインカーレバーに追加のレバーが必要になるかも知れません。


ご自身のカプチのウインカーレバー、
ワイパーレバー部分の角度をご確認下さい。

購入をお考えの方は、
寸法を参考にして、購入・導入をお考え下さい！

最初にボルトだけ延長して、簡単なスペーサー（細いパイプなど）で３５ｍｍ延長して、「こんな感じになる」と確認してから導入したほうが良いかと思います。


やっとクイックリリースステアリングボス問題は解決しました。


　とりあえず、無事成功って事で（^-^）


長いブログ（整備手帳）にお付き合い頂き、ありがとう御座いましたm（_ _）m