
カプチーノのエンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、ミッションオイルシール、コントロールレバーのカラー、ドレンボルト関連を交換してみました。
ちょっと長いブログになります。
前回のオイル交換は約一か月前、「タクミオイル」を使用、もっと固いオイルにしたかったので、その前回のオイルはもったいないけどフラッシング代わりにしました。
今回も「タクミオイル」で、一番固いヤツに交換。
カプチーノはオイルが減るので3Lでちょうどいいと思います。(もちろんエレメントも交換)
で、今回ドレンを交換。ワンタッチで交換できるタイプ。
初めて使用するので怖いです。
ジャン!
取り付けた後に気が付いたのですが、排出口が小さいのと、どの向きで取り付ければいいのか、迷いました。
これをですね・・
この向きで。
何かに乗り上げたら「一発アウト」な方向です。
今回は後方排出にしましたが、状況を見ながら安全な取り付け法(下に出っ張らない方向)前方排出に切り替えます。
で、エレメント交換。
信頼のピットワーク。前回はDENSO製を使っていました。エレメントは大事だと思い、オイル交換毎に交換しております。
EP82スターレットのカップレンチ。ドンピシャです。
私が緩め、助手に外しもらうという・・
中々よくできた助手です。
前回のオイル交換も手伝ってもらたので、できるだけ手を汚さないように外せるようになってました(^^)
では、ここからミッションオイル編です。
以前ブログで書いた「大失敗」で割られたミッションオイルパン。
今回は磁石を捨て、オイルパンを割らない作戦を取りました。
この部分ですよ。
オイルダダ漏れで「最初から割れてました」と平気な顔で言う大手カー用品販売店・・
忘れたいけど忘れません。
今回 は自己責任で「良いオイルを入れる」ので誰のせいにでもできません。
ある方の整備手帳拝見し「ブッシュ」というエア接手を使い、次回からも安心してミッションオイルを交換できるようにしました。
これらです。
下の画像がブッシュと呼ばれるもの。
上の画像はそのブッシュと、プラグをどっちにしようか迷って2種類買いました。
この磁石は使いません。
よって、これから先はシフトミス禁止&定期的なミッションオイル交換です。
ブッシュを取り付けると、
このようになります。
このブッシュと呼ばれるものを回さなければ、オイルパンが割れることはありません。
このブッシュにプラグを取り付けるのですが、画像を取るのを忘れました。
ついでなので、ミッションアウトプットのシールを交換します。
この部品です。
小さいですが、ミッションオイルを交換してプロペラシャフトを外せる状態ならついでにやっちゃいましょう。
取り付けました。ちょっとわかりにくいですね・・
ソケットのコマを使えばすんなりいったものの、車の下から出るのが面倒でマイナスドライバーを使ってやろうとしたら穴をあけてしまいました・・
パンタジャッキと木っ端を使いミッションを支えてあげて、下部の ミッションマウントを外さないとこの作業はむつかしいです。
ついでのついでなので
ミッションコントロールアームブッシュ?を交換します!
これですよ、ここですよ・・
プロペラシャフトを付けたままで作業できる方は尊敬します。
ここのブッシュが砕けて、シフトレバーがグラグラになっている方の整備手帳をあっちこっちで拝見しますが・・。
予防で交換しようと思ったものの、外れないのなんのって。
2時間かけてやっと取り出しました。
これですね、3種類あるみたいです。
①茶色で「ゴムパッキン」が両サイドから挟まり、水の侵入を防ぐタイプ。
②茶色でソリッドタイプのやつ。
③緑色で、リンクのわっか部分と外周が同じ、「そしておそらくグリス溝」がついているタイプ。
の3種です。
もともと車両に付いていたブッシュは①のゴムパッキン付きのやつでした。
茶色のソリッドタイプは車体番号と照らし合わせ「品番」で上がってきたもの。
緑の「グリス溝付き」のものは、モノタロウの「品番」検索で上がってきたものでした。
どれを付けるか迷いました・・
もともとついていたブッシュを取り出すのに苦労したわけは・・
私の嫌いなサビ
が原因でした。
ここのサビです。
ミッションを組んだ方は、まさかここを「予防で交換する」なんて思ってもいなかったでしょう。
この状態から
こうすると作業が楽になると思います。
話は戻って、ブッシュですが。。
③の緑を選択!
理由は、「ブッシュ外径がロッドの外径と同じ」だからです。
取り外しに「サビ」で苦労したわけで、ぴったり塞げばさびも出にくく、「ロッドの穴のグリスも流れ出にくいのでは?」と思ったからです。
正解はありません。あるかもしれませんが私はわかりません。
で、
めでたく交換完了しました・・。
ついでのついでのついでなので!
ここが目に入り、本当にめげそうでした。
しかし今がチャンスなのです!
これ!
以前の整備手帳「効かないサイドブレーキを治す」シリーズを見た方はわかるかと思いますが、キャリパー側のブーツが破れていたのです。
この部分です・・
ホイールを取り外し、ワイヤーの端っこを取り外し、車体側のワイヤー固定金具を外し、砂が目に入り、ガソリンタンクに固定されているワイヤーを取り外そうとしたらステーが曲がり、何とか取り付けができると思ったら「さび止め」を施し、やっとこさ交換完了・・
さすがにクタクタです
助手は出かけていません・・
いいんです。それで。ええ、止めはしません。出かけなさい。
助手の用事の時間の心配をし、早めに送り出したのは私。
そんなボヤキはいいとして、やっと
デフオイル交換
です。
フィラー、ドレン共に新品に交換。
ドレンの四角の対面径は10mmです。
間違えて11mmと計測してしまい、せっかく買った工具が無駄になりました。
工具はまったく役に立たず・・
3/8は使った
しかし助手が帰ってきました(^^)
どんどん進むと思いきや、外したボルトがどこの物か分からないので、親切な私は丁寧に教えました。
助手は最近、ボルトの締め付けトルクを感覚で覚え始めたらしく、「危険ラインぎりぎり」を攻めてきます。
頼りになる存在です。
話は戻り、フロントパイプ、中間パイプなどを取り付けていきます。
時にこだわりはないのですが、
ガスケットはすべて新品に交換。
助手はこれで「ガスケットは新品に交換するものなんだ」と思うはず。
定価550円。 Amazonで605円。
合わせ買い商品ですが、高いけど何か買うついでにAmazonで買っています。
で、ミッション&デフオイル。
今回は「ワコーズ」を選択。
特に理由はありません。今まで「KAAZ」を入れていたので・・
なんか青い缶がステキ。
デフオイル、ミッションオイルを注入するのに知恵を働かせ、「ジョウゴ&耐油ホース」でやる方もいらっしゃいます。
さすがです。
しかし、SA22C → FC3S → FC3S と、ロータリー車三台を乗り継いできた訳です。
すべて機械式LSDを組んでいたのでデフオイル交換は必須でした。
その時に購入していたのが、
トキコ オイルサーバー。
手動ポンプ式で取っ手を上下に動かすと本体下部からホースにオイルが送られるとい優れもの。
購入して20年くらい経ちますが、まだまだ壊れる気配がありません。
さすが信頼の国産!
いろいろありましたが、やっと作業終了。
疲れすぎと軽い熱中症で発熱してしまい、お試し走行が翌日へ・・
シフトフィール・・
最高!
発熱した甲斐がありました!
オイル漏れもなし!
やってよかったぁ~
皆さんも「ついでついで」の作業があると思いますが、
やったほうが良い作業
は持ち越してもよいので、やったほうが良いかと思います。
トラブルが起きて治すのももちろんですが、
「ついでなので予防しておこう」
ということは大事かと思います。
センタートンネルのサビ止めもしっかりやっておきましたよ(^^)
では皆さんも無理しない範囲での作業をお願いいたします。
最後に、
ここまで読んでくださった親切な皆さん
ありがとうございました(^^)
塩分て汗かいた時は必要ですよ! 血圧は作業しない日に気にしてください。