試乗を終えてから、
改めてじっくりとインプレッサ ハイブリッドの仕様を研究してみました。
試乗車は
上位グレードの【HYBRID 2.0i-S EyeSight】でした。
ガンメタの17インチホイールが装備されるのはこちらの上位グレードで、
ベースグレードの2.0i は色違いのシルバーとなります。
エクステリアは
ハイブリッド専用デザインのフロントバンパーやグリル、
サイドスポイラーが装着されており、
全幅が15mm大きくなっています。
なんか普通のインプレッサと印象が違うなぁと感じたのは
「違うから」だったのですねw
さらに、
ガソリンモデルよりも太いタイヤを履かせる為に
(205/50R17 → 215/50R17)
フェンダーモールが装着されていることに驚きます。
えっ、ハイブリッドなのに??と
この辺でよく分からなくなってくる(笑)
見聞きしたところによると、
どうやらインプレッサのハイブリッドは、
燃費重視のハイブリッドではなく、
より楽しくより快適に運転できるよう
走りを重視したモデルなのだそうです。
それならスポーティな外観にも納得。
ハイブリッドの割には燃費があまり良くないのにも納得w
13.6PSの小型モーターが
過給機のような役割を果たすのだとか。
スズキのSエネチャージみたいなものかな?
駆動方式はシンメトリカルAWD(フルタイム四駆)。
さらにさらに、
足まわりにも専用のセッティングが施されているそうで、
WRXで培ったノウハウを導入し
フロントクロスメンバーの補強や
リアアーム角度の最適化、
ダンパーのフリクション低減などによって
細かい振動やロールを抑えて
スポーティなハンドリングを生み出している、と。
柔らかめながらもしっかり感を感じられたのは
その辺の事情からでしょうか。
加えて、
ガラス板厚のアップ、
カウルパネルやルーフトリム裏、ピラートリム裏などへの遮音材、吸音材の設置により
静粛性を向上、
また、液体封入エンジンマウントの採用により、
振動、騒音の低減が図られています。
そんなに大々的な改良が施されていると知らずに試乗しましたが、
好印象だったのも頷ける内容です。
「HYBRID 2.0i EyeSight」が250万5600円、
「HYBRID 2.0i-S EyeSight」が263万5200円と、
値段だけ見ると良いお値段ですが、
もう挙げればキリがないほどの改良や装備が付いて
ベースのガソリンモデルと比べて約9万円~21万円の差額なので
安いと言えるのでしょうね。
もちろんアイサイトも標準装備ですが、
最新の「Ver.3」ではなく「Ver.2」なのが残念なポイントでしょうか。
あと、レヴォーグの1.6Lが見えてくる価格となってくるので
個人的にはそこが悩ましい(笑)
WRXのハイブリッド版が出るという情報もあったので
そちらもどんな車になるのか楽しみですが、
きっとお高いんでしょうねぇw
コクピット周り。
インテリアは
ブラックとシルバーを組み合わせてあり、
所々にブルーのポイントが効かせてあります。
シートにはブルーのステッチが。
全体的に洗練された印象で、
今まで抱いていたインプレッサの印象とはずいぶん違います。
一方、2.0i のシートはブラックで
シルバーのステッチになります。
こちらは落ち着いた印象ですね。
エクステリアの装備。
スペック表。

Posted at 2015/07/30 01:20:58 | |
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