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2017年07月28日 イイね!

プリウスPHVをじっくり味わう。

プリウスPHV、あんまり売れているのか微妙な感じですが、たまに街中で見かけると「おっ!」と思わず見入ってしまう。






攻めたフロントマスク、ダブルバブルウインドウと呼ばれる特徴的なリアガラス。そして一度見ると忘れがたいLEDのコンビランプなど、未来チックなデザインが盛り込まれていて、オーナーになるとニヤニヤしてしまうのではないだろうか。

未来的なのはデザインだけでなく、その先進的な走り、安全装備。50kmほどあらゆるシーンで試すことが出来たのでリポートする。






試乗コースは高速道路、郊外路、ワインディング、郊外路、山道(下り)、バイパス、市街地と多彩な道を選んで走った。また、それぞれモード選択とEV/チャージモードも切り替えながら、実際EVはどのくらい走るのかを検証していく。少し数字がややこしいので落ち着いて読んで頂きたい。






スタート時のEV航続可能距離は、エアコン使用で49.5km。満充電だと54kmほどだ。
エアコンOFFだとさらに5kmくらい伸びる。
今回は、26度設定で走った。


まずは高速道路に乗って、ACCを使いながら50〜70km/hで左車線を走った。EVモードでノーマルモードを選択。渋滞はなく、順調に走った。





途中、EVモードのまま、パワーモードで加速チェックをした。深くアクセルを踏み込むと、モーターだけではやはり足りなく、エンジンがかかってしまった。だが、遮音性は極めて高く、遠いところでエンジンの音がする程度だ。普通のプリウスに比べ、ロードノイズもかなり抑えられている。

高速コーナーは少しフワフワとして、ひたっと路面に吸い付く感じが欲しい。乗り心地を優先した脚のセッティングだと感じた。





高速を降りた時の距離は12.9kmで、航続可能距離は33.7km。誤差は2.9kmだった。パワーモードでエンジンがかかったので、ここまでの平均燃費は43.9km/Lと表示された。
ここから、チャージモードを試した。









チャージモードとは、常時エンジンを回して発電するモードである。停止していても、走行していても、通常のプリウスのようにモーターとエンジンを併用して充電しながら走る。
加速はEVモード時より劣るが、必要十分な加速で、エンジン音もやはり気にならないレベルだ。

目的地に着く手前でEVモードに戻したが、チャージモードで6分ほど走り、航続可能距離を約7km伸ばすことが出来た。これは結構すごいエネルギー回収能力だと感じた。単純計算で、47分チャージモードで走れば満充電になる計算だ。まぁ走行環境に左右される部分ではあるがEVモードで走る必要がない時はチャージモードがオススメである。
ちなみに満充電に近いときは、チャージモードに出来ないようになっている。これはバッテリーの負荷をかけないようにするためである。






目的地についた。スタートからここまで23.1km走り、航続可能距離は36.5kmだった。






ここからは郊外路とワインディングを走った。EVモードでノーマルモード。たまにエコやパワーを切り替えながら楽しんだ。

16.6km走り、航続可能距離は11.3kmにまで落ちた。





やはり、プリウスPHVの醍醐味はモーターのみで走る気持ちよさだ。ワインディングでは、グングン坂を登り、下りはBレンジに入れて回生ブレーキで賢く航続距離を伸ばす。

コーナーリングは多少アンダーステアが出るものの、コーナーを出たあとの再加速はモーターのおかげで気持ちがいい。アクセルに対するレスポンスの良さがハイブリッド(EV)最大のメリットだ。






ワインディングを楽しんだあとは、山道を下る。ここで渋滞に巻き込まれた。
航続距離も残り11kmだったので、チャージモードにした。ACCもセットした。

プリウスPHVのACCは全車速対応している。
全車速対応しているメリットは、完全停止まで前に追従してくれるところだ。トヨタではハリアーや新型カムリなど搭載車種が増えてきたが、まだまだ対応しているのは少ない。ちなみにスバルはアイサイトver.2から対応しており、素晴らしい。

追従感はトヨタらしい確実な感じで安心感がある。結局機械に対する信頼度がモノをいうところだ。


ステアリング以外ほぼ自動運転状態で3km走り、航続可能距離は18.5kmまで伸びた。ACCとチャージモードの組み合わせはかなり有能だった。

ここから3kmの有料バイパスを走り、また加速チェック。EVモードでパワーモードの加速力は2.0ターボ並のトルクフルでスムーズな加速を見せてくれる。
驚くことに、EV航続可能距離は17.5kmと1kmしか減っていなかった。下りだったのと、バイパスの出口で渋滞が発生しており、強めのブレーキをかけたおかげで航続距離が伸びたと考えられる。

そこからゴールまで、2.2km市街地を走った。最終的な航続可能距離は14.1kmだった。





まとめ。
文章だとかなりややこしくなってしまったが、トータル燃費は37.8km/Lだった。チャージモードを使用したり、高速などで強い加速をしてエンジンも併用しながら走った実燃費だ。

スタート時の航続可能距離は49.5kmで、実際48km走ったので、チャージモードにすることなく走れる計算だが、パワーモードにしたり加減速を繰り返したりしたため、実際はもっと航続可能距離は少ないだろう。とは言え、先代PHVに比べると格段にEV走行距離は伸びており、実用性が向上していると言える。





また気になることがあればリポートしたい。
現段階では、プラグインハイブリッドは強い存在だろう。プリウスPHVの仕上がりはかなりいいと思う。
Posted at 2017/07/28 19:50:39 | コメント(1) | トラックバック(0)

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