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イイね!
2014年12月14日

雪道の運転を考える

雪道の運転を考える どうもこんばんは。
このところ警察にマークされる場面が多くなってきた私です。
なんで店の駐車場にまでついてきて職務質問 or 監視するんでしょうか…?
この車に乗り始めてから何度も何度もです。
いくら夜遊びしてるとはいえ、そういう判断は車種じゃなくてドライバーで判断してほしいものです。
ね?秋田県警さん?(^ω^#)




いよいよ雪が積もってきました。
スキーやスノボなどに出かけられる方も多くなってきたのではありませんか?
“別の目的”で山に行く方もいらっしゃるでしょう。
もちろん何がとは言いませんがね…(ФωФ)フフフフ

でも雪道はおっかないですよね?
何が一番怖いかって、そりゃあ「凍結・圧雪路でのスリップ」です。
雪や氷に慣れている方でも予期せぬタイミングで滑ったことがあるのではないでしょうか?
加減速中だったり曲がっている最中だったり…
ESC(横滑り防止装置、メーカーによって呼び方は違います)が装備されていない時代の車もチラホラ見受けられます。
ちなみにウチの車にはついていません。
次のGH、GRインプから確か標準になったような気がします。


さてさて、今回は雪道で滑ったらどうすればよいかをやっていきます。
この話題はタイムリーといえばタイムリーですからね。
では早速始めましょう。

はじめに、皆さんは『タイヤの摩擦円』という言葉(概念)を聞いたことがありますか?
これはよくドラテク・ライテク本などで書かれていますよ。
Weblioより引用)



こんなのですね。
平地での静止状態ではタイヤのグリップ力が何も使われていないことから、静止状態でのグリップ状態は中心点であるOとなります。
そこから加速すると上方向に、減速すると下方向に矢印が伸びていきます。
横方向の矢印は横の力、つまりコーナリングフォースです。

ではこんな円が何の役に立つのか?
大事なことは、右斜め上に書かれている最大摩擦力(μW)をオーバーすると、


『絶対に曲がらない&止まらない』


ということです。
つまり、摩擦円を超える操作をしてしまうと滑るということなんですね。
これを雪道に当てはめると…どうなるでしょう?
途端にこの摩擦円が小さくなってしまいます。
三菱自動車のHPにいい画像があったので引用しています。

三菱自動車~クルマの学校~より引用)



雪道もアレでしたが、凍結路の摩擦円がとんでもないことになってますねぇ。
どう見ても摩擦円の大きさが乾燥路の10分の1以下にしか見えません。
こんなに小さいのではすぐに滑ってしまいますね。(;^ω^)


ここまで書きましたが「いや、最初から滑らせないような運転しろよ」と言われるとその通りです。
ぐうの音も出ないほどの正論です。
しかし、いつ滑るかは誰にもわかりません。
だから滑ったときが怖いんですね。
「滑るだろう」という心の準備ができていないんですから。
ついでに言うと、滑ったときの対処法がわからないんですからね(´・ω・`)


大体の方はスリップすると、アクセルオフのままカウンターステアで立て直そうとしますね。
個人的にこれはNGです。
オツリをもらう、つまりグリップが回復したときに再び逆方向へのグリップが一瞬で発生してしまいます。
いわゆるタコ踊りですね。
下手すると再び逆方向にスピンして縁石に…なんてことも(;゚ω゚)

次は滑ってからブレーキを踏む方。
意図的なものを除き、これが一番危険だと思います。
前輪でコーナリングフォースを発生させる=タイヤの横力を使っているのに、そこでブレーキを踏んでしまうとグリップが摩擦円のさらに外へと行ってしまいます。
つまり、『止まれもせず曲がれもしない』状態です。
フットブレーキが作用するのは前輪ですからね。
抵抗によってスピードが落ちても大体は曲がれません。

そして場合によってはもう一つ危険な点があります。
『スリップアングルが大きくなること』です。
簡単に言うとスリップアングルとは、車の向きとタイヤの向きの角度差です。
カーブの途中でブレーキを踏むと、この角度差が大きくなってしまうんですね。
理屈としては上方向の矢印が小さくなって、横方向の矢印が大きくなってしまうから。
この場合、車体は曲がる方向を向いているのに直進してしまうこともあります。

ではどうすればいいか?
滑らせないことも大事ですが、滑ってしまった場合『どうグリップを戻すか』が重要になってくるのではと私は思っています。
オツリをもらいたくないならアクセルを踏めばいいんですよ。
ただし踏みすぎもよくありません。
アクセルとハンドルのさじ加減が重要です。
人によって方法が違うので何ともですが、自分はアクセルで若干滑らせたりしてハンドルが戻るようにすればスムーズにいけますね。
身近な元ダートラ走者は別の方法で姿勢コントロールしてましたが、あれは本気で怖かったので絶対に真似したくないです(;ω;)



長くなってしまいましたね。
結局何が言いたいかというと、『雪や氷で滑っても絶対に焦ってはいけない』ということです。
滑る予測ができていないと実際に滑ってからの対処が驚きや焦りのあまり遅くなることがあります。
しかし、もし滑ってしまっても適切な対処ができれば特に怖くもありません。
不安なら安全な場所でアクセルワークの練習をすることをオススメします。
冬はアクセルワークに最も適している季節ですからね(^ω^)

お出かけの際は安全運転で警察にマークされないように。
そして、こまめにホイールハウスの雪を取るのもお忘れなく。
ひどい時には速度に比例してハンドルがブレてしまうときもありますよ。


それでは、また (=ω=)ノシ
ブログ一覧 | 考えるシリーズ | クルマ
Posted at 2014/12/14 23:54:44

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