
敵を知るには己から
※わかる人にはわかると思いますが、今回は調査のためにわりと無駄に投資をしているので、一応詳細はぼかしていきます。StandardIDとかは書かないのでごめんなさいねm(_ _)m
もともとMOPを付けていたら、どんな感じの接続になっているか以前から調べてたので、簡単なブロック図を起こしてみましょうか。

DVDやTVやアンプはプライベートCANと呼ばれるデータ通信線でCMUとつながっていて、DVDの再生やチャンネル選択、入力ソースの選択などのコマンドやステータスをやり取りしています。また、実際の映像や音声はこのバスに流すのは500kbpsという速度から現実的ではないので、いわゆるアナログな伝送をしています。(わざわざ信号線がそれぞれ二本ずつあってグラウンド線とは別になっているため、ノイズ対策のために差動入出力にしてあるみたいです。)
さて、僕の車はどういう状態になっているかというと
おや? ということはCMUの映像入力が1つと、アンプの音声入力が2つ空いてますね
( ̄ー ̄)ニヤリ
というのが今回の工作の趣旨です。
先のブログにも書きましたが、ディーラーさんにもいろいろと質問をしてみたり車体を見てもらったりしたところ、どうやらMOP非装着車はもともとDVDやTVを付けるためのハーネス自体が装着されないようですね。海外のモデルと同様と考えられます。なので、もともとのCMUやチューナーアンプユニットの該当コネクタの穴は開いた状態ということです。
ということはだ、
Before:

After:

ふひひ
延長してくるのは、TAUにあるステレオ入力、プライベートCAN、CMUの映像入力です。
ケーブルを自作した後で配線してますが、まあ結構手間ですね。慣れればサクサクいくんでしょうけど。
端子の圧着工具はちゃんと持ってないと駄目ですよ。
ま、これで準備はできましたが、単純にRCAとかで接続するだけでは音声も映像も出ません。
じゃあどうするか。まず画面上のメニューを有効にできないことには、映像入力への切り替えはできません。単純に考えてしまうと、JavaScript側のメニューでDVDを強制的に選択できるようにすればと思うでしょうが、ことはそう簡単ではありません。CAN通信をつかさどるCPUが別にあり、そこに組み込まれたプログラムがCAN信号のやり取りをします。オプションの装着状況のフラグの管理はそちらで行っているようなので、Linux上で見えるやり取りとCAN上で行うやり取りの対応付けは間に挟まったブラックボックスを解析しないことにはどうにもならないわけですが、僕は本当に専門外なので、このCPUに積まれたプログラムの解析には手をあげました
∩( ・ω・)∩
興味ある人は調べてみるといいかもね!
とはいえここで詰まってしまってはマツコネ解析の先駆者の名折れ!
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_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`)
ノヽノヽ
くく
よしDVDの真似をさせよう
まあ、準備段階として
コレとか
コレを書いていたのでご存知のかたはいると思いますが、ヤフオクでDVDプレイヤーを入手して、いろいろと調べていたわけです。
誰だ
本末転倒とか言う奴は
ちなみに、TV方面からはロシアの彼が攻めてるうえ、商売にしてるんで(というか半分以上情報あげたの僕らだろw)、DVDにしました。TVのほうがモジュール安かったんだけど、アンテナが準備できないので持っててもちょっとね。
そしてできあがった装置がこちら
やっつけ感半端ないね(´◉◞౪◟◉`)
動作している状態はこんな感じですね。
一部の期待には応えられたようなので、とりあえずこれをベースにいろいろと改造していきたいと思います。
ちなみにケーブルの自作が苦手なら
こういうのもあります。(mazda3revolutionでロシアの彼に紹介されてたものです)
では('ω')ノ
あと彼が読むかどうかはわかんないけど
P.S.
Hi Withe, Is this your product or your OEM? if not, its pirated product I think :(
http://www.ebay.com/itm/181847294401
Posted at 2015/09/22 17:55:19 | |
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