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Kurosan★のブログ一覧

2016年01月04日 イイね!

クルマいじり

クルマいじりみんカラの更新もクルマいじりも、もうどれくらいぶりでしょうか。

クルマは相変わらず好きですが若い頃とはその様相がずいぶんとちがってきています。


免許とって最初のS110を手に入れて乗り回していた大学生の頃は、
近所の住んでた小学校以来の友人の初代ミラージュと連れ立っては
暇を持て余すと、当時でき始めたオートバックスなんかをはしごするのが
日課でした。

学校も行かずに精を出していたバイト代はほとんでデート代とガソリン代に
消えていましたから、あれが欲しい、これが欲しいと涎を垂らしながら店内を
徘徊するばかりでした。

今思えばよく飽きもせず毎日、何時間も用品屋さんを眺めていたものです。

もう中年になっていたFD3Sの時代は時代によって2軒ほどのチューニングショップ
に出入りしてエンジン本体は手を触れませんでしたが吸排気系と足、ブレーキ
なんぞにそこそこ稼ぎをつぎ込んでいました。

その後の不遇な時代を経てSH5の頃にはめっきりとオートバックスなんかの
お店に足を運ぶことがなくなりました。

大きな理由は二つ。

ひとつは、
時代の変遷とともに車の基本性能、標準装備が充実してあとから手をいれないと
我慢ができないような部分がほとんどなくなったことです。

マフラー替えたり、HIDを替えたり、LEDにしたり、程度はやりましたが
次はあれやって、その次はこれやって、という思いはほとんどありませんでした。

SH5はNAでしたのでその動力性能にはある程度の割り切りがあったので
あまり無茶しようと思わなかったこともあります。

その動力性能の不満がいまのBRGに乗り換えた最大の理由ですが
そうしたらこんどはほとんど不満がなくなってしまいました。

ここまでの2年間、1.5万Kmのあいだにやったことは

ルームライトをLEDにしたりした程度であとはやりたいことはいくつかありましたが
結局たいしたことはしてきませんでした。

IモードのかったるさからレースチップONEを付けたことが最大の変更かなと思います。


マフラーも本当は音が少しショボいので替えたいのだけど低回転のトルクが細ることと
その結果から市街地燃費が少し落ちるのが気になって結局そのまま。

ボーナスを丸ごと突っ込むような無茶をするならともかく、小銭をちまちま使う程度では
結局ノーマルがいいのかな、なんて思いつつ乗ってます。

それでもどうしても我慢が出来なかったのが標準のフォグライト。

まず、豆電球の提灯程度にしかならない明るさも、電球然としたその色温度もどうにも
気に入らず、ほとんど使っていませんでした。
昔からフォグがショボいのが我慢ができないタチだったのでその昔から後付けで
あれこれとやっていました。
S110からS15の頃まではグリルに埋めたりバンパーに吊ったりが主流でしたから
シビエやマーシャル、ボッシュなどのハロゲンをつかっていました。

FD3Sの時代から後付けが向かない車体デザインになってきたので標準でついていた
35Wのハロゲンを85WのH3に替えたりしたいました。

SH5あたりからは灯体が樹脂レンズになって高出力のハロゲンの熱では持たなくなったので
25WのHIDにしました。
ただし、私はフォグは文字通り霧や雨、雪での使用を最優先するので黄色に限ると
思っていますのでここでも3000Kの黄色を選びました。
6000K程度の白色のほうがスキっと明るいのはわかっているけどどうしても黄色がいい。
ただ、大陸製の安いHIDでしたのでバラストのノイズシールドが万全ではなく点灯すると
FMラジオにノイズ入りまくりには困りましたが。

で、今のBRGではさらに標準装備がしょぼくなったのでなんとしても替えたかった。
でも熱を考えるとHIDもどうしようかな、と。 ノイズも気になるしね。
このあたり万全のブランド物のHIDだと70~80Kとお値段もすばらしいからね。

そんじゃLEDかな、とおもっていたのけどLEDで黄色は非主流派。

いくつかのブランドが黄色を出し始めましたが、どれがどうなんだろうね、と思っているうちに
気が付けばもう乗り始めて2年。

そしたらアマゾンで目に付いたのがこの

X-treme Ultinon LED フォグ 2700K



ブランドもフィリップッスだし黄色だし、なによりお値段が10Kと少々。

思わずポチッとしたのが11月の半ば。


でも忙しさを言い訳に結局とりつけないまま本日、正月休みの最終日。


ようやく重い腰を上げてつい先ほど作業開始。
やってみたら両側で15分ほどで作業完了。

効果の程は・・・・・・



まだ明るいのでわかりません。

あとで暗くなったら確認してみます。



これで少しは悪天候のドライブが気分よくなればメッケものです。

Posted at 2016/01/04 13:37:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月14日 イイね!

危機一髪

危機一髪お仲間が隣県某所で食い倒れキャンプを楽しんでいたこの3連休。

私は奥さんの実家への里帰りにしばらくぶりに同行してました。

なんせ場所が鹿児島なもんでちょっとレガでひとっ走り、というわけにはいきません。

へ、それくらい訳ないじゃん、ラクショウーだぜ。

という過走行クラブのお友達もおりますが私にはちょっと荷が勝ちすぎます。


昔ならいざ知らずいまは国内主要な空港へは結構LCCも飛んでいて
比較的安価に航空券が買えたりするのですが、成田発だったり、
時間帯が限られていたりと、どうもLCCを使う機会に恵まれていません。
今回もそんなわけで大枚はたいて紅組航空券を先得で購入。
これだとLCCと片道¥1000~1500くらいしか違わないんですよね。

15時過ぎに羽田を離陸して鹿児島へ。

天気もまずまずで視界も悪くなく、1時間と少しで大隅半島をかすめて
鹿児島空港に南側から(錦江湾側から)侵入です。
鹿児島空港は海からの平坦な土地が、急にググッと隆起した台地上の上に
あります。 その標高は約270M。

高度をどんどん落としていきその大地に差し掛かったその瞬間に
急に体がシートにめり込むようなGがかかります。
エンジン音もいきなりMAXスラストと思しきものに変わります。

スピードも加速し高度を上げていきます。

着陸復行です。


これまでも着陸寸前の着陸復行は何度も経験しています。

でも、この時のそれはそれまでのものとはなんとなく雰囲気が
違っています。

一般的な着陸復行はパイロットがその可能性を常に意識、認識
していて状況を見定めて、「ああ、やっぱりだめだ」と判断し
高度を上げていきます。

だから乗客視点でもちょっと注意しているとその復行を判断する
だろうタイミングでほんの少し、様子を見ている、ような
余り負荷のかかっていない、定常状態のような時間が数秒あるのが
普通です。
その数秒のあとに、ああ、やっぱり、という感じでエンジンの
スラストが高まり高度を上げていきます。

ところがこの時はちょっと違っていました。

高度を着陸にむけて下げながらエンジン出力を調整しフラップを
大きく出しながら、まさに地面をとらえようとしている、その
次の瞬間に、まさにいきなり、それまでの動きとなんの関連もなく
エンジンを最大出力ちかくまで上げて機種を上げていきました。


な~~~んか変な感じ。

高度を5000ftくらいまで上げたと近いCAさんからのアナウンス。

着陸やり直しをいたします。
機長より事情説明があり次第お知らせいたします。

言葉は丁寧ですが、いままで聞いたことない内容です。

普通は、視界が悪いため、とか横風が強いため、とか
たとえそれが本当の理由かどうかは別としてそのアナウンスで
きちんと完結するような放送が普通です。

でも、この時のはちがってました。

どうも搭乗員もまったくの予想外の事態を予想させるアナウンス。


約15分かけて錦江湾上空を使っているあいだに再度のアナウンス。

先程の着陸やり直しは管制塔からの指示とのことでございます。

どうもこれもなんか歯切れがわるい印象。


機体はもとのコースでアプローチをかけ、今度は無事に着陸しました。



で、翌日、奥さんの実家の茶の間でテレビを見ていたら
驚くニュースが。

昨日午後、羽田発の日航651便が鹿児島空港着陸間際にニアミス!!


報道によれば小型プロペラ機とのニアミスで、空港まで5.4Km
高度は300Mだったとのこと。

距離はそんなものかな、とおもうけど高度は機体から見た感覚では
とても300なんてなかったです。

100ってのは誇張だけど200ちょい、くらいの感じだった。




まあ無事だったからよかったんだけどね。


ここ2年間は趣味もあって飛行機は国内線、国際線を合わせて
乗りまくっていますがこんなのは初めてでした。



命拾いってことでしょうか。
Posted at 2015/10/14 09:35:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月05日 イイね!

人並みに秋の行楽

人並みに秋の行楽季節ごとに行楽の人ででにぎわう行楽地。

私はほとんど行ったことがありません。


何故って、理由はただ一つ。

渋滞と人混みが苦手だから。
ただ、それだけ。


そうはいってもだんだん年齢を重ねると多少はどこかに行ってみたくなったり
その土地を訪ねて観たり食べたりしたいものがでてくるものです。


この週末、秋の味覚を求め、というわけでもありませんが北信まで出かけてきました。

長野も新潟との県境に近い野沢温泉。

大学生のころ、ここでスキーを始めました。
サークルの合宿で使わせてもらった民宿。
社会人になっても仲間を連れて行ったり、結婚してからも
家族でずっと毎年出かけていました。

息子が3歳くらいのころに初めてスキーをしたのもここでした。

途中、あいだが開いた時期もありますが
そのときどきの仲間を連れて行きました。

ボーイスカウトのスキーキャンプも4年間連続でここでやりました。


前回いったのはたしか2年前。
シーズン最後でスキー板も積んでいきましたが、結局面倒になって
温泉にはいって酒飲んで帰ってきました。

でも昔からの風情のある温泉街で、この年になると無理にスキーやらなくてもいいかな、
そんな気分になりました。


つい、先週のこと。
なんとなく小布施で栗でも食べたいね、って話を家でしていて

「そうだ、野沢に行こう!」

とどこかのキャッチコピーのように思いたって出かけました。



朝5:30に家を出て、都内に入り環八経由で関越練馬。

車は多めですが渋滞にあうこともなく9時前に小布施到着。


なんということでしょう。

既に人混みはあちこちのお店で。

特に、「朱雀」というこれでもか! の特製モンブランがこのところ
有名になってしまった小布施堂本店では既に整理券待ちの長蛇の列。

奥さんは食べたそうにしていましたが、なにより行列の嫌いな私。
そうそうにあきらめてあちこちブラブラ。

別のお店で、朱雀と同じ感じのモンブラン状の栗をお餅のうえにふんわりと
のせた栗子餅というのをいただき、 こちらも多少並んでましたが。
お茶をお代わりしつつ堪能しているうちに朝飯抜きだったことを思い出し
栗ご飯の定食までがっつりいただきました。

虹鱒の甘露煮もついてなかなかおいしゅうございました。


そのあと小布施の街を散策し、焼き栗を買い食いしたり
小布施牛乳でのどを潤したりしながら3時間。

栗だの、リンゴだの、造り酒屋でおいしそうな日本酒やらを買いこんで
昼過ぎに小布施をあとにしました。


ここからは下道で野沢温泉まで1時間とすこし。

まだ時間が早いので到着しても宿に入らずにそのままゲレンデ山頂まで
車で行ってみることに。

約10Km近い山道を登って行ってようやくゴンドラの山頂駅まで到着。

これまで35年間通っていて雪のないゲレンデは初めてみました。

普段滑っていた場所を別の景色として眺めるとまた不思議な気分。



宿に到着すると相変わらずの館主夫妻と若夫婦の出迎え。

初めて来た頃は小学生だった息子さんもいまでは立派な若旦那。

歳とるわけだよね。


温泉街をぶらぶらして源泉の傍に設置されていた足湯に浸りながら
向かいのお店で生ビールを買っていっぱい。

源泉では村のおばちゃんたちが冬に向けて育ててる野沢菜の摘み菜を
どっさいと持ち込んで湯がいている。
これに鰹節や茗荷をパラりとして醤油をちょっと、 うまいんだよなぁ。

外湯の温泉に浸って宿に戻ると手作りの郷土料理の食い倒れ状態。

大変おいしゅうございました。

日頃のおつかれか夜の9時には寝ちゃった。

朝は5時過ぎに目が覚めたのでまた外湯で朝風呂三昧。


これまた手作り郷土料理の朝飯をたらふくいただき渋滞にならないうちに帰り道。


13時前に自宅に到着しました。




合計650Kmの一泊二日。

こういう使い方だとBRGは一番ぴったり来ます。


交通量もそこそこありましたが、それでも渋滞のない時間帯だったこともあり
結構いいペースで走れました。

第二東名の設計速度通りの制限速度ならきっちりと順法運転というペースで
走り切って、それで13KPLを超えました。


運転疲れもほとんどないし。


渋滞を避けられるならまた季節の行楽もわるくないかな、と思い始めています。




Posted at 2015/10/05 07:45:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年09月09日 イイね!

日本のおもてなし

みんカラにふさわしいネタではたぶんありません。

でも、ちょっと気になった光景を目にしたので。



東南アジアドサ回りの出張から帰ってきました。

前日の夜中に現地を飛び立って早朝日本に着く便です。

台風の進路がおとといあたりから気になって飛ぶのかどうか、
欠航になったら帰れなくなりますから。


着陸に向けて高度を下げてくるときはなかなかの揺れで
結構なジェットコースター気分。
着陸後のスラストリバーサー全開の減速では、CAさんが
下げそこなってどこかの客席に残っていたグラスが床に落ちて
パッリ~~ンという香ばしい音までたてる始末。

まあ、それはいいのですが空港のゲートに到着し、ベルトサインが
消えて皆が荷物をまとめて降りる用意をします。
なんたることか私の席は「2K」だったのでドアが開く前にドアサイドまで
進みドアが開くのを待っていました。

外はジャンジャン降りの雨。
ボーディングブリッジが伸びてきてドアにぎゅっとくっつきます。
中のCAさんがミニ懐中電灯でドアの小さな窓に向けて合図をします。
確認しましたの合図に外のオペレータが親指たててオッケーサイン。

ドアが開きます。
このとき中のCAさんは食事に使った残りのナプキンを数枚手に持っています。

空いたドアの上、軒の部分をそのナプキンで拭って雨滴が降りる乗客の頭に
落ちてこないように配慮します。
そこまでは結構普通の光景。
・・・・・・・・・・・・・・海外の航空会社がすべてこの対応をするかは不明ですが。

感心したのはその次。
普通なら、ここでCAさんが先頭に並んだ乗客(今回は私)に「どうぞ」とするのですが
このときはヘルメットに作業着姿の地上オペレータさんが、CAさんを静止します。

「あ、ちょっとお待ちください。 ここに水がたまっちゃってるんで。」

見るとドアから出た乗客が最初の一歩をおろす場所に水がたまってる。


ボーディングブリッジの開口部はシャッターができるので雨は入らないはず
ですが、そのさらに外側。 シャッターの外側に40Cmくらいつき出て機体に
接触する部分に横殴りの強い雨がじゃんじゃかあたって水が溜まっていたのでした。


するとこのオペレータさん、言うが早いか自分の作業用と思しきハンドタオルと
なんと手に持っていた軍手を雑巾代わりにしてこの水たまりを拭い始めます。
もちろん、ドア内側で軒を拭いていたいた、ひとりだけ白いジャケットを着た主任CA
さんに機内にいた他のCAさんが数枚のナプキンを手渡して一緒に拭い始めました。

ほんの20秒かそこらの光景。

その後、CAさん、お待たせしました、と笑顔で乗客に降機を促します。




どうということない、といえばどうといくことはないです。

そんなことしなくても、水がたまっている、といってもせいぜい洗面器1杯分程度の水。
乗客だって靴はいているんだからたぶんどうってことない。

でも、客に対しての気遣い。

それもCAさんがするのならある意味、普通。
乗客への気遣いが仕事そのものなんだから。

でも、驚いたのは作業着着て地上での誘導やら機械操作やら荷物積み込みやら
を担当しているオペレータさんが作業服、ヘルメット姿でも乗客に対しての気遣い
をなんのてらいもなく見せることができた。
自前のタオルや軍手のビショビショにして、言うより先に体が動く。


これが日本のおもてなし、と言えるのかな、と思った光景。

海外の航空会社、外国人のCA, オペレータがこれをどう受け止めるか。

そんなの意味ない、と切り捨てるか。
それは自分の仕事ではない、と見ぬ振りするか。

海外の航空会社どころか日本だってLCCだったらどうなのか。
もっとも地上オペは羽田や成田では大半がJALやANAの子会社が人だしてて
他社便でも委託作業しているんで地上オペさんは同様なのかもしれないけどね。


日系の航空会社のサービスはともすると過剰だとか、肝心のサービス内容に
問題があるとか言われるケースもあるんだけど、どちらが気分よく過ごせるか
と考えるとそれはそれで評価できる場合もあるんだろうと思う。


ちょっといい気分になって飛行機を降りました。












Posted at 2015/09/09 19:12:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月30日 イイね!

しばらくぶりの車いじり

しばらくぶりの車いじりいまのBRGは買ってからほとんど吊るし状態でほとんど手をいれていませんでした。

室内のライトと外装の白色照明をLEDにしたくらい。

これだってヘッドライトのバーナーも替えたいし、
役に立たない、そのうえ発光色までしょぼいフォグランプも
LEDの2800Kあたりに替えたい。

サススプリングも少し落としたいし、マフラーだってぶっとい
チタンフィニッシュあたりに替えたい。

あれもしたいしこれもしたい。
でもやっぱりそれなりにお金かかるしどうしましょう。
てな現実で結局ほとんど手をいれていませんでした。

でも、逆に言えば替えないと我慢がならないような部分。
いまのままで乗るのは気分がよろしくない、という部分が全然ない。
そういうこともできる。


そうはいいながら基本的な性能に慣れてくるとだんだんと贅沢も出てくる。
このブログでも初期のインプレで書いたようにIモードでの走行中の
アクセルONに対してのツキがいまいち、というのは今の感覚ではイマサン
くらいに感じる。

のんびりと高速を法定速度でたらたら流すんだったらIモードでお釣がくるけど
R246なんかの交通量がある、でもそれなりに流れる部分もあるような道を
気分よく走ろうとすると、一瞬のツキがあるかないかで相当に違いがある。
だから最近は流れる道をいい気分で走るときはずっとSモード。

確かにIモードに比べて定常状態のエンジン回転数を300RPMくらい高く
維持するCVTの制御もあるので多少は燃費が悪くなる。
でも、Iモードの場合はアクセルONに対しての追従がイマサンなので
よほど辛抱強く加速する場合以外は、まず、必要開度以上に開けて
エンジンがついてくるのをまって、ついてきたら必要以上だった部分を
戻すような運転になる。
レスポンスに劣るのでアンダーシュートとオーバーシュートを交互に
繰り返すような運転になりがち。

同じアクセル操作をSモードでやれば確実に、目に見えて燃費が落ちる。
でも、エンジンはアクセルに対してIモードよりも圧倒的についてくるので
必要なタイミングで必要な分だけ、踏む理性と足裏感覚をもてば燃費は
ほとんど落ちない。

それがわかってきたら人間、勝手なもの。
今度はこのアクセルへのツキをもう一段、そしてトルクそのものをもう少し
だけよくしたい、ってことになってくる。

そんなことを思い始めた今年のはじめくらいから気にしていたのが
RACECHIP ONE.
当時はたしかONEではなくSTだったはずだけど、まあおんなじもの。

サブコンかな、と思っていたんだけど取付方法なんかを調べると
インテークのプレッシャーセンサーの回路にデバイスを割り込ませるだけ
でパワーアップ、ってことはプレッシャーセンサーの信号を加工して
まだ圧力は低いよ、ってECUをだましてターボ圧をかけさせるデバイスだね。

WEBとか見ると基準圧に対して0.2Bar程度持ち上げるみたい。

まあそれくらいなら踏みっきりで長時間、みたいなことしなければまあ
エンジン本体も大丈夫でしょう。

と、いうことで欲しいモノリストにいれていました。


で、とうとう真夏の猛暑日にあたまがクラクラした勢いでポチッと。



出張だの宴会だので装着する時間がないままここまで来てしまい
昨日の夕方にようやく装着。


装着は笑っちゃうくらい簡単。

インタークーラーカバーを外してインテークパイプについてる
プレッシャーセンサーへのコネクタを外してここに付属の分岐ハーネス
を割り込ませて、そこからのコネクタをこのデバイスにつなげばOK。

デバイス本体はどこかその辺にインシュロックで固定しなさい、という感じ。

ものの5分でOK。




装着後は時間もないし夕方の混雑もあるのでそのあたりを2キロくらい
ちょろっと動かして不具合ないかのチェックだけ。

その時の印象はブーストの立ち上がりが早くなった感じは確かに受けた。
アクセルへのツキも確かに向上している。


で、今朝。
6時前に家を出て高速と一般道を大体半々で約40キロくらい走ってきた。

装着した方のほとんどのインプレにあるIモードがSモードに感じられる、
というのは本当でした。
踏んだ時のツキとトルクの上昇がSモード並の印象。

Sモードではそれがさらに一段上手になる。

高速でSモードに入れっぱなして100KPHからのハーフロードでの加速や
フルロードでの加速を繰り返してみたけどハーフロードでも立ち上がりは
以前よりも一段はやく軽やか。
フルロードではスピードの上昇が以前よりも明らかに早い。
そして別に弊害、というわけではないけど3500RPMあたりを境にした
トルクカーブがそこで一段あがる段付きが明瞭に体感できるようになった。

当たり前だけどこんなこと繰り返せば燃費は言うのが嫌になるくらい。

このデバイスはドイツでのテストでは燃費も向上する、ということらしいけど
日本では公的テストをしていないのでそれは謳わない、とまあ良心的な
営業コメントがついてる。

でも、どんな燃費向上デバイスも性能向上デバイスも物理の法則を無視
しては存在しない。

伝達ロスを含めたエネルギーのロスが一定ならばあるエネルギーを発生
するにはそれに見合った燃料消費が不可欠。
出力に対して要求する燃料は決まっている。
とすれば燃料消費はこの決まっている比出力あたりの消費量と、負荷が
かかっている時間の積で決定される。

ロス一定で出力が増えて燃料消費が減る、ということは絶対にありえない。

その物理条件のもとで燃料消費「率」が下がる、燃費が良くなる、という
ことは負荷がかかっている時間が結果的に短くなる以外にない。

要するにトルクに余裕があり、アクセルへのツキがよくなった結果、期待する
速度に早く到達するので、より早い時点で「期待速度に到達したら即座に
アクセルを戻して無負荷状態にする」ことができるようになりその結果
トータルで無負荷状態の時間が割合が伸びる、ということに尽きる。


だから期待速度に早く達したらうれしくなって期待速度自体を上方修正して
さらに負荷状態で運転する時間を延ばすような乗り方をすれば燃費は
よくなるどころか確実に悪くなる。


燃費に関していえばエネルギーの伝達効率をあげるか、燃焼そのものの
効率を上げるようなデバイスでない限りこれが確実に当てはまる。


ようするにエンジンの負荷状態を感じることができる身体のセンサーを
持ち、冷静で明晰なアタマで、調子に乗らず、微妙で的確な操作のできる
右足をもっていれば、場合によっては燃費がよくなる場合もありますよ。

と、いうのが現実でしょう。



と、いうことで高速を約20キロ、100~180で全負荷の加速を何度も試したり
していたら6KPL。 
流れのものすごくいい一般路を無茶をせず、でも前を急ぎつつ右足には神経
を集中して無駄な踏込みに注意して走った帰路は12.7KPHでした。


トルクの向上ははっきりと体感できるレベルで、
燃費は本人の運転次第。
それで価格が¥43000で、必要があればすぐにノーマル復帰できるなら
コスパはまずまずかな、というのが今のところの感想。





















Posted at 2015/08/30 07:42:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #BRZ 純正ホイールのニゲ https://minkara.carview.co.jp/userid/2153994/car/3396603/8035580/note.aspx
何シテル?   12/07 09:18
前回投稿から数年経ちました。その間にBRGからZD8に乗り換えました。最後のガソリン車かと思いながら、出来るだけ長く乗りたいと思ってます。
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