BREX CODE PHANTOM EF for BMW BKC991

ネット上のどこにもこの作業の工程が見つかりませんでしたので、細かく記載しますので、参考にして下さい。
作業はかなり簡単な部類だと思います。

この商品は現在廃盤で入手できませんが、BCスイッチのみでフラップの開閉ができるので、音的にはマフラー交換したと思えるくらいなのでコスパは最高です。

①運転席側のステップカバーを外す（1メートルほどのプラスチックです）

②ブレーキ足元上のカバーを外す。頭１０ミリボルト２本を抜き、手前を下げて引き抜く感じです、足元灯とスピーカーのコネクターを外しますが、スピーカーのコネクターは細いマイナスドライバーでハーネス側から差し込まないと抜けない構造です。
手前に引く時にに左右のパネルに擦れるので、養生テープ等でマスキングしておくとキズ防止になります。

③ボンネットオープナーを外す。プラスネジ1本で外れます。
④ＯＢＤⅡのある足元右パネルを外す。プラスネジ１本を抜いて引っ張ると外れますが、内側に上下２箇所のクリップで止まっています、外れるとトランクオープナーのコネクターを抜きます。

⑤ＯＢＤⅡを外します。手前にスライドで外れますが、ストッパーが中央部にありますので細いマイナスで手前側から差し込んでリリースさせます。
⑥ＯＢＤⅡのハーネスの自由長を確保します。ハーネスは黒い包帯のような粘着テープでぐるぐる巻きにしてありますので、ケーブルを切断しないようにそれを切って作業長を確保します、それでも短いのでここは苦労します。

⑦エレクトロタップを接合します。自分はケーブルストリッパーで１ミリほど芯線を出してからそこに噛ましました、とにかく作業長が短いです、ハーネスの色と位置を確認し、絶対間違えのないようにして下さい。
⑧CODE PHANTOM EFの本体ハーネスの平型端子オスをエレクトロタップを差し込みます（ここでも差す場所を間違えないように）端子のビニールカバーがキツいので、ラジオペンチで広げてから差します。（自分はマイナスと思われる茶色を最後に差しました、間違っているかもしれません）

⑨ＥＦ本体の通電が完了するとＥＦ本体の裏側のランプが点灯します（私は先に裏側に両面テープを貼ってしまいましたので確認できませんでした）
⑩動作確認を行う。説明書どおりにＢＣスイッチにて操作し、開閉でフラップのアクチュエーターが動作する音を確認します、エンジンを始動しなくても大丈夫でした、また最初だけエラーメッセージ（ＳＯＳボタン異常）が出ましたがその後は問題なしです

⑪配線を整理してＥＦ本体を貼りつける。ＯＢＤⅡ裏のハーネスの余裕がないため思うように配線が整理できません、異音防止スポンジを貼りたかったですが、私はタップのプラ部がボディー等に接触しない事を確認してそのままにしておきました。
⑫全てのカバー等を逆の手順で元にもどす。

あと、設定の補足ですが、モード変換はＢＣスイッチ４秒以上の長押し後、短く押すとＡとＢに切り替わります。