
みなさん、鬼夜って聞いたことがありますか?
日本三大火祭りのひとつです
国の重要無形民族文化財にも指定されております
毎年、1月7日の夜に開催されます
この日は、平日でした
さすがに、仕事終わりでは間に合わないだろうと思ってました
一応、帰宅後ネット検索してみると…
なんと、火がつくのは21時過ぎからとのこと
まだ時間は20時20分
間に合うと思い、近くの駅に車を停め、電車で揺られること10分
21時には開催される、大善寺玉垂宮に到着
どこで開催されるかわからなかったので、とりあえず前進あるのみ
ここで、鬼夜について…
福岡県久留米市大善寺にある玉垂宮にて行われます
この玉垂宮は、
玉垂命(たまたれのみこと)、
八幡大神(はちまんおおかみ)、
住吉大神(すみよしおおかみ)の
三柱(みはしら)を祀られてます
前述したように、国の重要無形民族文化財で、日本三大火祭りの一つです
1600年もの昔から行われている火祭であり、天下泰平、五穀豊穣、家内安全、災難消除を祈願する鬼会(おにえ)神事の満願の行事です
仁徳天皇の時代(368)に藤大臣(玉垂命)が勅命で賊徒の肥前国水上の桜桃沈輪を闇夜に松明を照らして探し出して首を取り焼却したことに由来するといわれます
21時頃、締込み姿の若者達が大松明の前に集まります
一番鐘を合図に境内の灯が一斉に消されます
また出店の灯なども全て消灯され、辺り一面真っ暗になります

境内が闇に包まれた頃、二番鐘が打ち鳴らされ、掛け声とともに魔祓いの神事が始まります
同時に神火が一番松明に点火され、それを合図に6基全ての大松明に火がつけられます

神火は、大晦日に火打石により灯され、本殿で宮司が一週間ずっと守り続けてきたものだそうです
大松明は、孟宗竹を束ねて作成した直径約1m、長さ約15m、重さ約1.2トンあります
大松明は縄で縛ってあるところまで燃えて短くなります
若い衆が、この縄を切っていきます
火の粉が舞います
大松明(鬼火)の火の粉を
浴びると、開運、無病息災、
家内安全に恵まれるそうです
最後ですが、この鬼夜の様子を動画でご覧ください
来年は、もうちょっと早く行って、いい場所確保するぞ~
Posted at 2010/01/12 14:36:53 | |
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