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ぱぴとのブログ一覧

2025年04月12日 イイね!

国産車とベンツの塗装の比較

ベンツの塗装について思うことがあります。
きっかけの一つは先週のCクラス、Vクラス2台のシラザン50施行。早朝から夕方まで2台を水洗い、シャンプー、ふき取り、コーティング塗、上塗り施行、と5回もボディ全面をくまなくスキャンしました。
もう一つのきっかけは、ユーチューブの大林モータースさんの車の下回り解説動画で、私が20年前に乗っていた国産車(2.5リッターターボ4WD車)の下回り動画がアップされていたこと。
これらにより、ベンツの塗装は国産車に比べると見栄えに対する配慮が足りない反面耐久性や防錆性能に対する気配りが国産車よりしっかりしていると思っています。たとえば、
見栄えいまいちの例;Vクラスのルーフに塗装の『ブツ』が残ったまま。

ほかにも、塗装のチジミも2-3か所見受けられます。(C クラスも同様です。人目の届きにくいルーフに多いように思います。つまり確信犯なんだろう。)国産車では軽自動車でも考えられないです。

一方錆に対する配慮の行き届きにはほんとうに感心しています。
Cクラス床下、ボディ下回りにコーティングやシーリングがふんだんに塗られている。ボディ床下部に一切さびなし。

Vクラスも同様。コーティング剤やシーリング材がしっかり塗られていて、また塗装のみの部分でも全くさびなし。
またVクラスはサイドシルにふんだんにチッピング塗装が施行されている。(この処置には本当に感動しています。ベンツの中でも今やこのような処置をしているのはVクラスだけ?(Gクラスにもあるかも?)
一方大林モータースさんのyou tube動画で紹介された私の旧愛車と同じ車は、もう目も当てられないほど錆びだらけでした。動画の中では錆のことには言及はなく、サスペンションの構造について不可解なところがあるとコメントしていましたが、私は錆にばかり目が行き、塗装後の焼き付け工程の温度管理が間違ってるのではないかと思ってしまいます。もちろんシーリングなどもほとんど施行されていません。
また、私の経験上、ボンネットなどにつくチッピング傷についても国産車の場合は2-3ミリと大きくまたほとんど鉄板地肌まで塗装がはがれてしまうのに対してベンツは大きさ0.5ミリ程度まで、また下塗りは残っている、中には上塗りも残っているくらいのものもあり、明らかにベンツは塗膜が固いと判断できます。

いじょう私の知見から判断すると、ベンツは塗装の第一の目的は防錆、という考え方が明確なのかな、と思います。見栄えに対する配慮は国産車より劣るけど、ボディを錆から守るという塗装の機能については真摯にこだわっていることがうかがえます。
こんな一面が私がベンツが好きな理由です。
Posted at 2025/04/12 16:20:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月05日 イイね!

シラザン50 つかってみました。

前にも書きましたが、私は自分の車は自分で洗車しています。
水洗いが月一、コーティングかけを半年に一度というイメージでした。生まれて初めて新車を買った時からコンパウンド入りのワックスを使ったことはなく、いつもコーティング剤(カー用品店で売ってる1000円程度のもの)を使っていました。このコーティング剤なんですけど、ここ20年くらいで大きく品質が落ちたと思います。コーティングをかけた後は油分がボディ表面に残ってしまいかえって埃を吸着してしまうように感じていました。さりとて10万も出して業者のコーティングを試すほどのきにもならずに悶々としていたのですが、何となく最近You tubeで宣伝しているシラザン50を試してみようと思い立ち、早速購入し、本日V classとC classを並べて塗布しました。
 試してみた結果は、Very Good! 誰にでも勧めます。
確かにカー用品店で売っているコーティング材に比べると高額でした。V classとC class 2台分で3万円ほどでしたので、カー用品店のコーティング剤の10倍程度。それでも専門業者に出すことを考えたら5分の1以下ですんだ、と思います。それより車に塗布してみてどうだったかというと、見事に脂分は一切なく、完全にボディ表面はさらっさらという感じ。埃も全く寄せ付けません。これはいいものを見つけたと思います。今後はコーティングはシラザン50を年に一度程度塗布することにします。
(よくネットを見ると、シラザン50を塗布している動画や画像がアップされてますけど、私は一切撮影せずに2台を1日で終わらせることで精一杯でした。)
Posted at 2025/04/05 19:07:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月09日 イイね!

自慢に思っていること

実は車の運転に関して自慢に思っていることが一つあります。
それは、私は無事故である、ということです。無事故の定義も人によって若干差があると思いますが、私の場合は、加害と被害どちらも警察を呼ぶような事故を起こしたことがないのはもちろん、運転中にほかの車や静止物とぶつかったことは一切なく、他車にぶつけられたことも一切ありません。(『静止物』とぶつかったことがない、ということに関してはラリーをやっていた時のことはさすがに除外してます。。。)
この話をすると必ず『ぶつけられたことがないのは運が良かっただけだろ』と言われますが、私はぶつけられないようにも細心の注意を払っています。
先月家族で出かけたときのことですが、後ろからついてくる車の挙動が気になっていました。赤信号で止まるときいつもブレーキが遅いし青信号になっても2テンポ位遅れて発進する、といった具合。私はハザードを出し道路の左によって後ろの車を前にやりました。同乗者から『どうしたの?』と聞かれましたが特に説明せずに『うん、まあ。。。』とだけ生返事をしましたが、追い越されるときにその車の運転者を見ると、ハンドルと一緒に漫画本をもち、読みながら運転していることが確認できました。その車は私を追い抜いた後その前のトラックに次の赤信号で追突するという嘘のような本当の結末でした。同乗者から『これはほんっとに運良かったね』と言われましたが、運だけじゃないとは思いましたけどね。
ぶつけられたことがないということに関しても、運がいいだけではなくいつも細心の注意を払っているからこその結果だと自負していますし、運転をし始めたわが子たちにはぜひ真似してほしいところです。
Posted at 2025/03/09 10:35:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月06日 イイね!

ついに、、、、

ついについに定年に到達しました。

このまま同じ会社で延長戦に入っていますけど、家族からの要望もあり仕事のプライオリティはかなり落としています。平日にここに書き込んでいるのも今日は休暇だからです。
このブログに何度か書き込んでいるように私は36年間自動車を開発することで収入を得てきました。(これからもあと数年は続けますけど。)この36年間にはつらいこともありましたし、悔しかったこともマジでやばかったことも、そして頭にきたことも何度もあり、さらに嫌な人間にも何人も出会いました。それでもしごとをやめるという選択をしなかったのは大好きな車に囲まれていたからでしょう。幼少のころから車しか好きなものがなかった私としてはいい仕事を、いい時代に本業にすることができたと思っています。
今自動車工業の業界は大変革期を迎えていて、多くのカーメーカーが右往左往しているのは誰から見ても明白です。今まで例を見なかったほどの混乱だと思います。そんな現在から比べたら私が現役のころ、特に私が開発の実務に明け暮れていた平成時代前半は本当にいい時代でした。次から次へとオーダーが入ってくる開発プロジェクトのターゲットは、もっとパワーを、もっと操縦安定性向上を、乗り心地よく、快適に、かっこよく、といった感じで燃費すらも強く探求しない時代でした。
また、自動車の設計にCADが初めて導入された時でもありました。Cadで図面を作っていた私の背後に上司が来て、『そんなもので図面描いても本当の設計とは言えない』というのでカチンときて『じゃ本部長にCadの導入止めるように言ってくださいよ!』なんて言い返したり。今再び日本の自動車関連企業の設計室からCadが消えていますけど理由はここでは割愛します。
今ほどセクショナリズムも強くなかったので、設計に所属していた私は自分の設計した部品を自分で試験車に組付け自分でテストコースでドリフト走行してデータとって報告する、さらにその部品のサプライヤーに赴き生産工程のチェックも自分で、なんていうこともできた時代でした。いまはどのような状況かということもここでは書きませんが、各社の自動車開発現場は30年前と恐ろしく変わってきています。今若い自動車エンジニアは車の開発をたのしめないんじゃないかな。だから車が好きな人ほど転職していくように思います。

これからの時代、各国の自動車工業はお互いに右往左往しながらも少なくともGVW8トン以下の車たちの最終解はBEVなんだろうと思っています。今までの私のキャリアでほとんどタッチしてこなかったところです。なので休暇を利用して少しは勉強しましょうかね。
Posted at 2025/03/06 09:07:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年02月10日 イイね!

トヨタ

以前私はタクシーは大嫌いなのでめったに乗らないことを書きましたが、先週出張のためやむなく乗りました。片道30キロほどの道のりの往復です。まず、往路はこれ。


そして復路はこれ。


いずれも現行モデルでしたが、タクシーに使用しているので双方とも既走行距離は10万キロ前後という個体でした。そこで乗ってみてどうだったか。(以下、あくまで個人の感想です←こう断り書き入れたくなるほど大差でした。)
結果はセレナの圧勝。もしマイカーをこのいずれかから選ぶとしたら間違いなくセレナです。リセールに弱い分は毎日乗車するときののストレスの差で挽回できてなお余りあると思います。
ノアはどのようにセレナに負けていたか? まず、両者とももちろん運転したわけではなく、セカンドシートで30キロほど走った感想です。ノアはすでに車体が緩んでいてなおかつ内装からの異雑音のみならず段差乗り越し時にはリヤサス周りからも異音がある。底付きするようなハーシュネスも顕著でリヤショックアブソーバやブッシュは完全に死んでいるレベル。いつも人が座ると思われる左側のセカンドシートはシートクッションもぺちゃんこにつぶれていてふるーいパイプ椅子のような座り心地。一方セレナは乗車時の快適性に関していえば特にネガティブなコメントは思いつかなかった、というレベル。もちろんV classのような金庫のような剛体感は無いですが、ファミリーの足として何ら不足のない良い道具といった印象を受けました。

ほかにも周りの知人から、実はライバル車どうしを乗り比べるとトヨタ車は『うーん』と思ってしまう例が多いように聞きます。この傾向は30年前から感じていたことであり、そこが私のマイカーの選定にトヨタ車は候補に挙がってこない理由でもあるのですが。車を作るうえでコストの優先順位がかなり高いのではないか、という気がしています。私の場合センチュリーやレクサスLSなどは乗ったことがないのでもう少し安いレベルの車の話ですが。
Posted at 2025/02/10 20:35:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「国産車とベンツの塗装の比較 http://cvw.jp/b/2159560/48366669/
何シテル?   04/12 16:20
ぱぴとです。よろしくお願いします。学生時代は自動車部でラリーをやっていましたが、いまは2台のメルセデスで単独長距離ドライブ&車中泊、家族でドライブ旅行を楽しんで...
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