超長距離ドライブから無事帰還(画像からはわからないですが、全工程2000キロを走ってきてC classのまつガレージに収まったところです。。)
恒例の夏の超長距離ドライブに出ていろいろ感じたので久しぶりに投稿します。
例年通り混雑するお盆を避けて7月末から8月頭にかけて家族でV classで2000キロほどの旅に出ました。その中でいろいろ感じたことを。。。
1,V class OM654のリコール結果と燃費の変動
ドライブ出発前にリコールを受けました。リコールはV class OM 654エンジン車が対象の、エンジン制御ソフトウェアアップデートですが、このリコール実施後高温時(おおむね29度以上?)のアイドリング回転が上昇したように感じます。旅行中はほぼ50%が29度以上だったので、思ったより燃費が伸びなかったような。。
2,クルマそのものは円熟の時を迎えた?
旅行中に25000キロを超えました。車両各部はものすごくなじみが出てきたように感じます。地方特有の劣悪な舗装路でもサスペンションはよく動いていることを感じるようになってきました。基本的にサスペンションスプリングのばね定数は相応に高いのでソフトな乗り心地ではありません。明確に『サスは固い』と表現できます。かたいながらも衝撃をよく吸収するようになってきたと感じます。それと相変わらずボディががっちりしているので、悪路をスピードを落とさずに走り抜けたときの振動吸収は素晴らしいものになってきました。
また、今回高速道路を多用してみて、高速道路の安定性がほんっとにいいなあと思います。ホィールベースが長いこと、前後の重量配分がほぼ50対50であること、ホィールの位置決め剛性が高いこと、FRであること、など色々なことが起因していると思いますが今回ドライブ旅行に出てみて高速道路での安定性にV classに勝る車はないのではないか、と本気で思い始めています。
3,ボディカラーのオブシディアンブラックについて
私のVクラスは写真からもわかるように黒にしました。(オブシディアンブラックですね。)この色、漆黒ではなくてゴールドの粒々が入っていて、きれいに洗車してある状態だと結構イイ感じの色です。(どうでもいい余談ですが、ゴールドの粒々の量は上級車種ほど多いような印象を受けます。V classはE classと同じくらいで、S classに比べると少ないかな。。)
ところで、旅行中は何度か観光施設を訪れましたが、駐車場に止めた車に戻ってくるときに50メートルとか離れたところから愛車を見ると『あれ!?当て逃げされた?』と思うことが何度もありました。黒いボディカラーは晴天時に周辺の風景や光が映り込むと白色の筋になり、それが擦り傷と勘違いしてしまうのです。結構心臓に悪いですね。今までの愛車はすべて白かシルバーだったのでこんなこと感じなかったんですが。
4,ちょっとV classとは関係ないのですが、いやなドライバーが増えましたね。
お盆を外したとはいえ、旅行中は結構渋滞も経験しました。私はどんな時でも他人に道を譲るやさしいドライバーではありませんが、周りを見回して『ここは譲った方が回り全体がトータルでスムーズに動く』と判断するとさっと道を譲ります。今回の旅でもそんなシチュエーションは何十回もありましたが、道を譲られても絶対お礼をしないドライバー層がいます。40-50歳程度の男性ドライバーは(しかもこの層は結構わナンバー車に家族を載せているというパターンがおおい。)お礼をしない、という法則を見つけました。自動車評論家の国沢光弘氏いわく『車大嫌い世代』です。私の会社も車の開発で飯を食べているのですがこの層の社員は結構マイカーを持っていませんし『車に興味ない』と公言するひともいます。それより若い世代とか女性、強面のお兄さんなど、どんな人でも道を譲るとお礼をするのに、見事にこの層だけはお礼しません。車も嫌い、運転も嫌いという層なんですね。
1週間、2000キロを家族全員で車で旅をするといろいろなことがわかります。(何度も言いますが、家族5人で1週間ドライブ旅行できる車は世界中でV classだけだと思います。アルファードでは5人乗れても荷物が載り切れないはずです。)車の中はひたすらおしゃべりの時間ですから家族がそれぞれどんなことを考えてるのか、何に悩んでるのかよくわかりましたし、何より私はいつもV classの運転を自動車技術者の目で『味わって』いますのでいろいろなことを発見します。これからもいろいろなところに出かけたいですね。
Posted at 2024/08/13 18:25:12 | |
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