2015年08月03日
車のことは全てソアラで覚えた〜グッバイソアラ
ソアラには10年乗ってたけど「満身創痍」三部作で書いた大きなアクシデントは全て前半5年の間の出来事。
後半の5年は大きなアクシデントも無く、通勤や買物のアシとして順調に距離を重ねていた。
ただ、事故の影響もあったのかもしれないが5〜6万キロからボディのヤレを感じ始めた。
職場近くに借りてる駐車場は砂利敷きで所々にデコボコがあるんだけど、
そこを乗り越える時にボディがきしむ音が聞こえるようになってきた。
些細なことだけど毎日同じ場所を通っているとそういう事にも気づいてしまう。
それとショックアブソーバーをビルシュタインに替えてしばらくしてからタイヤショップのニーチャンが
「(ビルシュタインやミシュランは)国産車のアシじゃ良さを活かしきれない」
と言っていたのも心に引っかかっていた。
そんなこともあり「ドイツ車ってどんな感じなんだろう」と気になってきたんだけど、
ソアラに乗っている間に住宅ローンを抱える身になってしまったので大きな買物をする勇気は無かった。
エンジンやミッションといった大きな故障をしたら買い換えかな、と漠然と思いながらも
現実的には乗り換えを考えていなかったら2月にエアコンが故障した。
それまでにも効きが悪くなり何度かガスを補充していたけど、
環境問題のせいで原因を突き止めて修理しなければフロンをまき散らすだけなので補充はもうできないと言う。
で、ディーラーに修理の見積もりを依頼したら17万円だったのでその帰り道にBMWディーラーへ行った。
(BMWへ乗り換えた経緯は以前ブログに書いたので割愛します)
BMWディーラーから帰ってきたらトヨタのセールスさんから電話がかかってきた。
「修理代がけっこう高額だけど、どうしますか?」
「そうなんだよね〜。だから帰り道にBMWへ寄ってきたんだけどね…」
セールスさん大慌てで
「ちょっと待って下さい!絶対にまだ契約しないで下さいよ!!」
セールスさんはゼロクラウンの2.5アスリートをすすめてきた。
「社外秘」と書かれたファイルを持ってきた。
中身は契約後に客がキャンセルしてしまいディーラーが抱え込んでしまった車両一覧。
大幅値引きしてでも早くさばきたい在庫だった。
「あ〜、在庫車両を安く売るってことか…」と思ったら
「新車の注文をこれと同じ条件でやります」とセールスさんが言う。
ソアラに10年乗っていたから点検に出す時には
「(買い換えないから)儲からない客でごめんね」と冗談半分で私はよく言ってたんだけど、
「買い換えなくてもいいんです。
6ヶ月ごとに点検で入庫してくれるのでディーラーが現状を把握できてるのはいいお客さんなんです。
困るのは売ったあとに連絡が取れなくなってしまうお客さん。」
とセールスさんが言ってたのは本当みたいだ。
ほぼ同じ価格帯だけど全くタイプの違うE46ツーリングとゼロクラウン。
選択のポイントは「どちらを気に入るか」という私の主観のみ。
セールスさんは上司から「この客は絶対に逃がすな」と言われてたらしく私も心苦しかったけど、
既に心はBMWに傾いていたので長年の付き合いや情をもってしてもそれを覆すには至らず。
セールスさんへの私からの気持ちとして保険はトヨタディーラーへ残したけど上司から叱責されてしまっただろうな。
保険は昨年の7月の更新まではトヨタで継続してたけど、それで帳消しってことにしてくれないかな…。
ソアラに乗った10年12万キロでいろいろ経験した。
ペーパードライバーがいきなり買ったのは無謀だったと思うけど、
ソアラという高級車に乗ったからBMWを買うことが現実的な選択肢になり得たんだと思う。
最初にもっと安い車に乗ってたらBMWを買おうなんて大それたことは考えなかったはずだから(笑)
いやあ、本当にいい車だった!
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30ソアラ | 日記
Posted at
2015/08/03 01:51:09
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