
アルファロメオを再び乗り始めて今年10月で丸3年。
ここで自分アルファロメオ遍歴と国産DOHC合わせてを振り返ってみることにしました。
先日のさいたまイタフラでアルフェッタGTの後期型GTV2.0を目のあたりにしましたので、まずは自分のアルファのルーツ、アルフェッタGTの事から。
1980年代初め頃 CG詩で読んだアルファGTV6の記事から始まりこのアルフェッタGTを知ることになりました。
このアルフェッタGT、当時千葉市内にあったフィアット・アバルト販売店の営業の方に頼んで探してもらいました。
自分出した条件は1800CCキャブ仕様、排ガス未対策車の初期型。
1970年代後半~80年代になるとアルファはキャブ仕様でも確か?触媒が付いております。
当時の国産DOHCエンジンはツインキャブから電子制御インジェクションのものになり排ガス対策として触媒が付いて、雑誌では牙を抜かれたDOHCエンジンと評価されていました。
友人が乗るTE27レビンの2TGや117クーペXGの排ガス未対策のDOHCツインキャブ仕様に乗ってその音とアクセルレスポンスのとりこになりました。
自分の乗っていたインジェクション仕様トレノの2TGやスカイラインRSのGTR以来久々の4バルブFJ20 DOHCエンジンとは全く違います。
トレノGTは羊のような上品な吹け上がり。自分の2TGは良く回りましたがトルク感と迫力が無い。FJ20はそこそこ迫力はあるが高回転の伸びは無く(レッドゾーンは7500回転)回るけど詰まる感じ。
一方DOHCツインキャブは狼のような迫力の吹け上がり感で、2TGキャブは上まで良く回ります。
スカイラインRSでフジツボマフラー+たこ足に替えて、これら友人の車と公道ゼロヨンを何度もした事がありました。1速2速では圧倒的にスカイラインRSが勝っていましたが3速6000回転あたりになると伸びず最後に追いつかれ離されてしまう結果となりました。
鳴り物入り販売された4バルブDOHCエンジンFJ20 、古いDOHCツインキャブには全く勝てませんでした。
当時スカイラインRSは自分が買ってしばらくしてRSターボも追加され、なんだよと思った記憶が。
よって自分もかつてのツインキャブの排ガス未対策車を乗ってみたいと考え、DOHCエンジンのルーツアルファ、ジュリアでは無くアルファでは比較的新しめのアルフェッタGTを探してもらいました。
ちなみに18歳の頃は1975年式セリカLB2000GTのDOHC-18RGが欲しかった。
しかしこれは当時とても人気があり排ガス未対策車最後のDOHCツインキャブで
新車のトレノGTと同じかそれ以上の値段がしていました。
当時は今より外車そしてアルファは遥かに数は少なく、本当にあるのかと思って
いましたが、数か月後「アルフェッタGTあったよ」と連絡が。
1977年式。アルファでは最後の排ガス未対策車です。1800CCツインキャブ122PS
試乗した時はこんなナス紺でした。納車時には赤に再塗装。
マフラーはこれと同じアンサにしてもらいました。
1984年12月納車。自分24歳11か月。
画像はほとんど拾ったものですみません。
つづく
Posted at 2016/11/03 10:15:32 | |
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