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2016年11月04日 イイね!

🍀アルファロメオ再び🍀ルーツ・アルフェッタGT その2

🍀アルファロメオ再び🍀ルーツ・アルフェッタGT その2初めてのアルファ ややロングストロークのエンジンで思ったよりも低速トルクがあり4速30KMでも楽に走れてしまった記憶があります。
ちなみに当時の国産DOHCでは4速40KMを下回ると振動を伴った籠もり音がしていやがうえにもシフトダウンを要求してきます。
このアルファ伝統の4気筒、吹け上がり感は、血筋は争えないものでアルファ145、155、156、147などに積まれはたフィアットブロックツインスパークエンジンと結構似ています。国産DOHCのように3500回転から俄然活気が出ると言うより
下の方からトルク感があり回転が上がってきても明確にトルクとパワーが盛り上がる高回転型の感じではありませんでした。
2TGキャブ仕様と比較すると回りません。だが適度に回転に重みがあると申しますか軽々しい感じはしませんでした。
あとブリッピング時の回転落ちが悪かったように思います。
クラッチを切ってもプロペラシャフトがエンジンと等速で回転していますので、慣性で回転落ちが悪いようで普通のFRよりこれはいたしかたないかも。


こんな純正フロントスポイラーが付いていました。



赤に再塗装した後のリアスタイルはこんな感じ。



メーターは正面にスピード中央にタコメータが付いておりレッドゾーンは6000回。結構斬新なメーター配置ですがそれならタコメータが正面にあった方が良かった。
国産DOHCエンジンの多くは7000回転からレッドゾーンでそれらと比較すると普通のSOHCエンジンと変わらない低中回転型です。それでもレッドゾーンの6000回転に飛び込むくらいは回りました。後期型になると、タコメータとスピードメータが並んだ配置になります。




アルファ伝統4気筒の音には本当に魅せられました。
当初からアンサマフラーを装着していましたのでオリジナルの音は試乗した時のみです。音量、音質はオリジナルとそれ程大きく変わらぬ感じでやや太めの音。ツインキャブの吸気音とのハーモニーでつややかでイイ音がして、やはり定速走行でルルル~としていました。
踏めば豪快なコー~っとキャブの吸気音とアルファ純血ならではの金属的なメカニカルノイズがしました。
アクセルレスポンスは電子制御エンジンではまずは味わえない素早さとダイレクト感。足の裏とエンジンがまるでつながっているような。。事実エンジンからワイヤーでつながっていますのでエンジンの振動もビリビリときます。



キャブはしばらくして当初のデロルトからウエーバーに交換。都内の杉並区内?にあった専門店で新品のウエーバーを購入し、自分で交換しました。
交換後キャブの調整が決まらず調子が今一だったので乗って行って調整方法を教えてもらいました。またキャブ内部のジェット類も数種類揃えて色々変えて遊んでいました。

ツインキャブの車はその日の天候や標高によって調子が変わりますので、キャブ調整は結構必要で教えてもらい正解でした。
そしてツインキャブの車はエンジンをかける時コツとドキドキ感がありますね。
エンジンをかける時はチョークは使わずアクセルを2、3回踏み込んでガソリンを
キャブの内部に吐出させしばらく待ちます。キーをひねり長めのクランキングの後
やおらボッボ、ボッボ~、と火が入り、そして少しアクセルをあおりボボ~ンボボ~ンとエンジンがかかります。何回かアクセルをあおり、空吹かしをしてアイドリングを整えます。
インジェクションのエンジンのようにセルを回せばすぐにバーンとかかるのとは違います。本当に儀式のような感じで。。

元は1950年代の古い設計のエンジンだったのでオイルは頻繁に交換しました。1000km~3000km程度だったか?
今のアルファのようなアンダーカバーは付いていなく、フロント下側前部にジャッキポイントがありました。当時の車はみんなあったように思いますが今ではありませんね。ガレージジャッキでフロントを持ち上げ自分で交換。フィルターも自分でやりました。

粘度は良く覚えてはいませんが硬めの物を選択。
そういえばシングルクレードのものを入れている時がありましたが、さすがに
寒くなるとエンジンをかける際、重かったのでしばらくしてやめました。

アルファとその当時の国産車との最大の違いは高速安定性とブレーキ性能。
1980年代初期の国産車は直進安定性に関しては外車にかなり劣ると思います。
またブレーキもオーバーサーボで強く踏めばすぐにロックしてしまいました。
その点初めての外車、そしてアルファでは抜群の高速直進安定性と、重いけどまずはロックしない4輪ディスクブレーキ。これには舌を巻きました。
やっぱりアルファは違う。。。当時の車はABSはありません。



トランスアクスル・インボードディスクブレーキ・トーションバーフロントスプリングなどなど国産ではまずありえないメカニズム満載です。
ただ後にギアBOXがあったのでシフトはぐにゃぐにゃで素早くシフトチェンジするのは向きません。また停車中そのまま1速に入れるとギア鳴り(ノンシンクロ?)がしますので2速に一度入れてから1速に入れるようにしていました。こうするとギア鳴りはしません。
足回りは柔らかめ目でコーナリングはそこそこロールします。
ロールしながらも踏ん張る感じで後ろにギアBOXがあるのでフロントが重い感じは
なくバランスがいい、コーナリング限界もそこそこ高く、そしていきなり後輪は流れず徐々にくるイイ足回りです。






大きなトラブルはプロペラシャフトのラバーカップリングジョイント。
エンジンを高回転まで回したら「ボコッ」と音がしてプロペラシャフトからの振動が大きなリその後下回りをのぞいたらラバーカップリングが一部ちぎれていました。
普通国産車のFRは等速ジョイントを採用していますが、アルファではラバーカップリングジョイント。古くなるとラバーが劣化するのでこれは当時のアルファのウイークポイント。
アルフェッタ系ではクラッチ及びミッションはリアにあり、エンジンとプロペラ
シャフトは等速で回転していますので少しバランスが崩れると振動が大きくなります。
こちらの修理は県内 西船橋にあったセンチュリーオートサービスで修理してもらいました。
また車検整備もこちらでやってもらいお世話になりました。
現在もこの店はあるようです。

フロントハブベアリングからの異音。
これは伊藤忠の整備部門の人が作った藤栄オートパーツから取り寄せ自分で交換。

ワイパーモータ交換。
これも中古リサイクル品を取り寄せて自分で交換。

キャブレターの連結部ボールジョイント切れ。
これはゴールデンウイーク中にドライブに行く途中、首都高江戸橋JCTを過ぎた上り坂でアクセルがスカスカになりエンジンがコントロールできず。。
そのまま端に寄せて立ち往生。山手線の電車が見えました。


このあたりで立ち往生 今でもここを通ると思いだします。

JAFに連絡して1時間半ほど首都高に止まったままで渋滞を起こしてしまい、じろじろと見られ恥ずかしい思いをしました。それ以来ずっとJAF会員です。
JAFレッカー車で神田橋付近の広めの場所まで引っ張ってもらい応急処置をして。。アクセルワイヤーとキャブの連結部が外れていました。
そしてそのまま台東区内日本堤にあったアルファの修理をやってくれる店に持ち込みました。診てもらったら、オリジナルはㇷ゚ラ製のボールジョイントとの事で対策品の金属のものに交換。





余談ですがそこで初めて見たナス紺のジュリアスーパーのカッコ良さに一目漏れ。
それ以来ジュリア系のアルファではこのジュリアスーパーが一番好き。

オルタネーターのまき直し。
オルタネーターの発電量が下がってきてバッテリーがあがりましたので、地元の電装品屋でコイルを巻き直してもらいました。

ハブボルト折れ。
こちらは自分がタイヤを外しボルトを仮締めしてそのまま締め忘れ。
立ち往生してレッカーのお世話になったのは2回ですか。

そしてトラブルではありませんがボディの錆びの修理。
アルフェッタの頃のアルファは防錆処理が非常に悪くウインドスクリーンの金属モールと共に金属部を傷付けながら取り付けているとの話を聞きました。
事実ウインド周りから錆びドア下側から錆び半年に一回はこれらを治すはめに。
再塗装した厚めの塗装がカに喰われた時のようにあちこちプックリと膨らんできます。
さいたまイタフラでGTV2.0に乗っている方に錆びの事を聞いたら80年代のものは
錆びないようです。

あまりトラブルはなかったと思っていましたが、こうして思い出してみると結構ありましたね。細かいトラブルが。。ルーツ・アルフェッタGT おわり

さらに「アルファロメオ再び」は つづきます。
Posted at 2016/11/04 22:06:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2016年11月03日 イイね!

🍀アルファロメオ再び🍀-国産DOHCとルーツ・アルフェッタGT その1

🍀アルファロメオ再び🍀-国産DOHCとルーツ・アルフェッタGT その1アルファロメオを再び乗り始めて今年10月で丸3年。
ここで自分アルファロメオ遍歴と国産DOHC合わせてを振り返ってみることにしました。

先日のさいたまイタフラでアルフェッタGTの後期型GTV2.0を目のあたりにしましたので、まずは自分のアルファのルーツ、アルフェッタGTの事から。

1980年代初め頃 CG詩で読んだアルファGTV6の記事から始まりこのアルフェッタGTを知ることになりました。
このアルフェッタGT、当時千葉市内にあったフィアット・アバルト販売店の営業の方に頼んで探してもらいました。
自分出した条件は1800CCキャブ仕様、排ガス未対策車の初期型。
1970年代後半~80年代になるとアルファはキャブ仕様でも確か?触媒が付いております。
当時の国産DOHCエンジンはツインキャブから電子制御インジェクションのものになり排ガス対策として触媒が付いて、雑誌では牙を抜かれたDOHCエンジンと評価されていました。









友人が乗るTE27レビンの2TGや117クーペXGの排ガス未対策のDOHCツインキャブ仕様に乗ってその音とアクセルレスポンスのとりこになりました。






自分の乗っていたインジェクション仕様トレノの2TGやスカイラインRSのGTR以来久々の4バルブFJ20 DOHCエンジンとは全く違います。
トレノGTは羊のような上品な吹け上がり。自分の2TGは良く回りましたがトルク感と迫力が無い。FJ20はそこそこ迫力はあるが高回転の伸びは無く(レッドゾーンは7500回転)回るけど詰まる感じ。
一方DOHCツインキャブは狼のような迫力の吹け上がり感で、2TGキャブは上まで良く回ります。



スカイラインRSでフジツボマフラー+たこ足に替えて、これら友人の車と公道ゼロヨンを何度もした事がありました。1速2速では圧倒的にスカイラインRSが勝っていましたが3速6000回転あたりになると伸びず最後に追いつかれ離されてしまう結果となりました。
鳴り物入り販売された4バルブDOHCエンジンFJ20 、古いDOHCツインキャブには全く勝てませんでした。
当時スカイラインRSは自分が買ってしばらくしてRSターボも追加され、なんだよと思った記憶が。
よって自分もかつてのツインキャブの排ガス未対策車を乗ってみたいと考え、DOHCエンジンのルーツアルファ、ジュリアでは無くアルファでは比較的新しめのアルフェッタGTを探してもらいました。



ちなみに18歳の頃は1975年式セリカLB2000GTのDOHC-18RGが欲しかった。
しかしこれは当時とても人気があり排ガス未対策車最後のDOHCツインキャブで
新車のトレノGTと同じかそれ以上の値段がしていました。


当時は今より外車そしてアルファは遥かに数は少なく、本当にあるのかと思って
いましたが、数か月後「アルフェッタGTあったよ」と連絡が。
1977年式。アルファでは最後の排ガス未対策車です。1800CCツインキャブ122PS 



試乗した時はこんなナス紺でした。納車時には赤に再塗装。
マフラーはこれと同じアンサにしてもらいました。
1984年12月納車。自分24歳11か月。

画像はほとんど拾ったものですみません。
つづく


Posted at 2016/11/03 10:15:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

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