その女性に聞けばジュリエッタは1.4Lでターボエンジンであるとの事。
後で調べてみてもジュリエッタではDOHCのエンジンはクワドリフォリオ ヴェルデの
みで、やはりターボ。
自然吸気のDOHCエンジンマニアの自分にはアルファのターボは自分で購入するにはちょっと。。
確かに美しいフォルムなんだけど。。。ジュリエッタは女性がオーナーとの事で
衝撃を受けたのが本音かな?
その衝撃の出会い以降、頭の中にアルファロメオが浮かんで来て。。。自分も。
そう言えば、昔思いを馳せたアルファ156はどのくらいの値段なんだろう?と思
い、オクで見てみたら、な、なんと30万円?以下。。のものもある。。。
カーセンサーの中古車情報も見てみたら年式の古い初期型のは安い。。。
もう一台久しぶりのアルファ、思いを馳せたアルファ156を持ってみるのも
いいかな?
若い頃CG詩で見たアルファGTV6 2.5の「遠くで聞くGPエンジンの唸り」が蘇って
きて。。。そして狙いはやはりV6 2.5L。
初めはQシステムのAT車でも?と思っていましたが色々と調べるとMTの方がおす
すめとの記事が。。
ふつふつと再びアルファへの熱い思いが高まって来て。。。頭の中はアルファ156のみ。
色々と検討してみたら、やはり初期型のV6が触媒の数も少なく、それ以降の
V6エンジンとはのカムの形状も違う?本当か?音もよりアルファらしいようだ。
色は赤のアルフェッタGTに乗っていたので今度は紺と決めました。
ナス紺、アルフェッタGTの再塗装する前の色。そして都内で見かけたジュリア
スーパーの色。情熱的な赤とは違い落ち着いた都会的でお洒落な色合い。
しかしこのナス紺に近い色は少し明るめのセイルブルーか黒に近いコスモブルー
とても数が少ない。しかも初期156 V6 2.5 MT 走行距離50000km台
かそれ以下のものはなかなか探しても見つからず。。
そんなある日オクで見つけたコスモブルーの個体。純正アルミ17インチ45タイヤ
装着。何かすごくイイ感じ。そして走行距離50000km台とこれも条件クリアー。
そしてついに15年来思いを馳せた156、そしてアルファV6エンジンにいたって
は30年以上となる念願の1998年式アルファ156 V6 2.5L 6速 MT
走行52000kmをポチッとして手に入れてしまいました。
2013年10月2日納車
車検も取ってもらい大阪の方に車はあったので陸送費や諸費用込みでも、中古車
店の車検なし車の値段と同程度で手に入りました。
美しいデザインの156ボディは製造後15年経過しており比較的綺麗ながらもや
はり年式なりのやれはありました。ルーフ部がやや白いなってそして内装にもシ
ミが。皮シートも擦れて。。バンパーにも傷が。。
そして外装は何十年か?ぶりでの自力洗車、コンパウンドがけ、ワックスがけ
皮シートは擦れて白くなった場所は水生ペンで目立たなく。でよりきれいな状態
へ復帰させる為の車いじりの再開。
楽しい♪古い車はこれがあるから♪楽しい
そして最も重要なアルファV6 DOHC エンジン。6気筒の鼓動と思ったよりかなり
静かなエンジン、昔乗ったアルファ伝統の4気筒とは違ってとても洗練されていました。
「遠くで聞くGPエンジンの唸り」とはいかなかったが、どこかなつかしくとても
心地良いV6エンジンの音と鼓動。
パワーは今まで所有した車では最高の190馬力。
回転の上昇とともにDOHCらしく中高回転では明確なトルクの山とパワーが盛り上
がり。いいぞ。そして快音とともにそのままレッドゾーンへと行くかと思いきや。
もこもこ頭打ちしてパワーダウン。そして何とかリミットまで到達。
こりゃ駄目だ~。やはり最後の500回転が気持ち良くない。
それでもアルファ伝統の4気筒よりは明確なトルクの山とパワーの盛り上がりが
あるので満足で、とりあえずは良し。
ちなみにその後手にいれたアルファ155 SOHC V6は156 DOHC V6 24Vと比較
して中高回転でも明確なトルクの山とパワーの盛り上がりは感じられませんでした。
アルファの伝統はノーマル状態では明確にはトルクの山は感じらず次第に回転上
昇とともにが衰えてくる感じなのか?それでも普通のエンジンよりは高回転を好む
と昔から言われていますが。。可能ならばこの155は完全な調子に復帰させ乗って
みたい気がします。
また4発ではツインスパークよりは代車で借りた直噴JTSの方が明確にトルクの山
は感じられました。
つづく