本当はT-REVみたいなクランクケース減圧バルブが欲しいのですが、効果に対してお値段が高い!
そこで節約すべく、自身の技術向上でどうにかならないものかと試行錯誤した結果、オイルレベルからブローバイガスを解放する事に決定しました。
とりあえず、オイルレベルからのアクセスにはアドバンスプロのブローバイプラグを購入してみました。
試しに会社で作ろうとしましたが、素人レベルの溶接技術では無理と判断して、無難な選択をしました。
KN企画からも発売されていますが、先端形状がダイレクトすぎてオイルをもろに吸いそう。
☆PCXのオイルレベルキャップネジはM20
ネットで同じような情報を探してみると沢山出てきて、大変参考になりました。
どこ見てもオイルキャッチタンクの話!
オールステンレスのオイルキャッチタンクって販売されてるの探すと1~2万するのね。
これだったら素直に減圧バルブ買いましょう!(^^;
タンク設置は避けては通れない道のようなので、安くあげるためTIG溶接の練習としてステンレスの板とかを会社から提供して頂きました。
手始めに設置場所の寸法を図って、簡単な構造図を作り、ステンレスの板からパーツを作りました。
曲げ加工は、会社のベンダーではパーツが小さすぎてオートゲージが使えなかったので、ケガキを入れて手作業で曲げました。
標準装備のブローバイホースの径をネット情報から探して、それに合ったサイズのホースニップルを購入!
☆トラスコ ステンレスホースニップル9ΦPT 1/4
PT 1/4 = M13.152
なので、それに合わせてニップル挿し込み穴をM13.5のドリル刃を使用しボール盤であけます。
バリを落とし、実際にニップルを挿し込みながらヤスリで微調整しました。
全てのパーツ加工が終わったので、TIG溶接で一体にしていきます。
溶接作業のために仕事終了後1週間ほど残って練習しました(;^∀^)
練習の甲斐あって、タンクの全溶接は無事に終了
ホースニップル取り付けはスムーズに行ったのですが、タンクにたまったオイルを排出するドレンナットが溶接の熱で縮んでしまい、急遽タップ切りをする事に。
と言うわけで、とりあえずオイルキャッチタンク完成!
普段は溶接焼けは酸洗いするのですが、今回は自分の下手くそ溶接なので薄い箇所に穴がピンホールが出来そうなので、グラインダーで簡単に磨いておきました。
後ほど、コンプレッサーでエアーを入れて隙間などをチェックしたら時間のあるときに取り付けたいと思います。
欲を言えば、バフ掛けもしたいですね。
Posted at 2016/02/01 23:48:22 | |
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